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文春

2018年01月19日 | 社会派らぼ
「週刊文春」で看護師女性との不倫疑惑を報じられていた音楽プロデューサー小室哲哉氏が、記者会見を開き引退宣言をしました。芸能界ネタ(誰が不倫したとか、誰と誰が付き合っているかとか)には、基本興味が無いのですが、一世を風靡した小室サウンドが幕を閉じるとなると、一介の芸能ネタを超えるインパクトがあります。

人は、完全無欠ではありません。どんな逆境にも一人で立ち向かえるほど強くありません。ほんの少しの向かい風に思わず立ちすくみますし、誘惑の手は思わずつかんでしまうものです。だから、人間としての振る舞いが至らなくても良いんだとは言いません。人はやはりどんな時も、ピンと背筋を正しているべきだと思います。

芸能界というところに身を置いたことが無いので(笑)、どんな誘惑が渦巻いているのかわかりませんが、知らず知らずのうちに、身の丈を勘違いしてしまうような浮ついた土壌があることは間違いなさそうです。そんな中で、地道に踏み外さずに生きていくことは、きっと凡人が想像するより難しいのかもしれません。それでも「ダメ」なものはダメ、人としてまっとうであるべきです。

…が、最近の「文春」のように、だからとてつもなく大きなスキャンダルをすっぱ抜くことが、読者の知る権利を満たすことなのだという言い分には同意しかねます。そして、執拗に責め立てて、人としての道義責任を盾にアーティストやミュージシャン、アスリート生命をつぶしていくことが、生産的なことだとは思いません。芸のためには、少々の道草が許されると思っているわけではありません。…が、私たちにそれを責め立てる権利があるとも思わないのです。あくまで本人やその周辺の当事者たちの間で、責任論は戦わせていただければ良いだけで、スキャンダルネタを仕入れては野に放つことを生業だと勘違いしてほしくありません。ジャッジはマスコミではありません。世論でもありません。

今回の小室さんの引退は、あくまでそれ以前から彼の中にあったものだと思います。…が、介錯をしたのはマスコミです。人の命を勝手に摘まないで欲しいと思います。

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