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コロナの不安

2020年07月23日 | 社会派らぼ
23日、東京都内では366人がウイルスに感染していることが確認されたと報道されています。大阪でも22日に121人と発表しており、共にこれまでの最多とされています。感染者の数で言えば、完全に感染第2波に入っている…と、大阪の吉村知事も話しています。が、若者を中心に広がっており、第1波とは傾向が異なっているとのこと。本来ならオリンピックが始まるはずだった4連休に感染防止の徹底が呼びかけられ、東京ではできるだけ外出を控える呼びかけが行われています。一方の大阪は「家から出るな」と呼びかける事には、強烈な犠牲も伴う…と難しいかじ取りを説明しています。

一方でコロナウイルスによって壊滅的に落ち込んだ観光需要の喚起策「Go To トラベルキャンペーン」が、東京を割引対象から外して実施されています。コロナの軽症者が多少は増えたとしても、ともかく経済の立て直しを図るという政策で、確かにこれによって救われる業者も多いかもしれません。医療崩壊を防ぎつつ、社会経済活動に与えるダメージは最小にとどめないといけない。

感染者数よりも、重症者数、死者数などを睨む必要があるという事でしょうか。それならそうで、きちんとした数字が示されないと、皆が不安に陥るか、それでも国は何も止めないんだからと軽んじるか、どちらかになってしまいそうです。何にせよ、批判の声が一定数あるのは何も特別な事ではありませんが、今の状況は、ともかく「先が見えない」不安感でしかありません。