どうも、ジローです。
こういう投稿をするのは久しぶりですが、今回は、タイトルがどうしても分からなかった曲を探して、YouTubeを昨晩あてどなく徘徊してしまった話を。
でも、それが全然珍しい曲とかでもなく、たぶん「超」がつくメジャー曲で、知らない方が珍しいくらいのレベルなのがちょっと恥ずかしかった。昔から何度となくテレビで流れて聴いていた曲で、覚えていたのは下のサビの部分のメロディーと、後半の「(××××)アメリカ~」というところだけだったのですが、それがなぜか数日前から頭の中でしきりに甦ってきて、気になって仕方なくなってしまいました。
で、自分で探そうとしても、困ったのが「アメリカ」の前の(××××)の部分の歌詞が分からない点。もう一度聴いて確認したくても、曲名が分からないので当然ながらそれも無理。曲調としては普通のロックという感じで、きっとどこかのメジャーなバンドがやっているんだと思っていたけど、ほかに全く手がかりもない。
・・・というわけで、仕方なく「america」とかの検索ワードでYouTube内を検索し始めたわけですが、しかしそこから、まったく先の見えない放浪の旅の第一歩が始まってしまったのでした(笑)。
ていうか、もう最初から下のような妙に人を惹きつける動画が出てきてしまい、いきなり探索が脱線し始めてしまった。
Childish Gambino - This Is America (Official Video) VIDEO
う~ん、もう冒頭からいきなり人を撃ったりして衝撃だけど、1,2年前に世界的にヒットした曲のようで、インパクトもハンパない。ぼくも、なんだか目が離せなくなってしまいました。で、その周辺の動画を動画をちょこちょこ見ている間に、今度はこんな動画に行き着いてしまって、
Sherrie Silver - Marimba Rija Remix Dance Choreography, ft Ghetto Kids VIDEO
この女の子、Sherrie Silver という名前らしいけど、アフリカを初めとして、世界各地で踊っている動画が、すごくたくさん出てくるのです。
Sherrie Silver - Bela Remix Dance Choreography with Class VIDEO
Sherrie Silver and Mathew IDU - Desarruma Dance Choreography VIDEO
で、ダンス以上に目を惹いたのが、彼女たちが踊るアフリカの街の路上の生々しさ。いやあ、この生活感溢れるヴァイタリティーというか、いま、かの地ではこういう雰囲気の生活が営まれているのかと、むしろダンスよりもそっちのほうに目が吸い寄せられてしまいました。
というか、実は今日いちばん紹介したかったのは、むしろこの一連の動画だといったほうがいいかなあ。
調べてみると、この Sherrie Silver さんは、ルワンダ生まれでイギリス育ちのダンサー兼振付師ということで、Childish Gambino の 「This Is America」も、彼女が振り付けをした経緯があって関連動画に出てきたということみたい。たしかに、気づくと彼女の動画の大部分は彼女がレッスンした(?)一般ダンサーといっしょに踊るというパターンのようです。
いやあ、しかし彼女ってすごくしなやかで躍動的だし何より楽しそうだし、そしてすごくアフリカ的で独特だし、いろいろ動画を見ているうちに、気づいたらあっという間に1,2時間が経過。
そして、ほかにもこうして路上でアフリカ的要素を前面に出したパフォーマンスをする黒人ダンサーが何人もいるようで、追っていくといくらでも出てきそう(気づくと、途中でジェームズ・ブラウンの「セックス・マシーン」が聴こえてきますが)。
Ezinne Asinugo - Awilo Longomba - BUNDELELE (USA DANCE CLASS TICKETS OUT NOW) VIDEO
で、そうこうしているうちにもますます時間はたっていくんだけど、しかし一向に探している曲のタイトルにはたどりつけず、しかも一旦ブラック・ミュージックの動画を見始めたせいで、次から次へとまた関連動画が出てくる。
そんなものをちょこちょこ見ているうちに、こんなものまで出てきてしまって、
Do the Right Thing (1989) opening credits VIDEO
いやあ、「ドゥ・ザ・ライト・シング」。もう懐かしすぎるじゃないですか。しかもこの冒頭が、黒人女性による路上ダンスでもあったりして。
そんでもって、「Fight the Power」のフル・ヴァージョンみたいな動画も出てきちゃって、当然ながら昔ビデオ屋でVHS借りて映画見ていた頃は、こんな動画があるなんて知りもしなかった。
Public Enemy - Fight The Power [Full Video Version] VIDEO
そして、見ている間に映画の記憶もどんどん甦ってきてしまった(この映画、エンタメ性もすごく高いんだけど、なにせテーマが黒人問題なので、単純に「面白い」とは言いにくい映画ではあった)。
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そんでもって、またしばらくして気づくとこんなものまで見始めていて(だって、10年以上ぶりにふいに見かけちゃったら、つい見てしまうじゃないですか)、もう収集がつかなくなってしまいました。
MC Hammer - U Can't Touch This (Official Music Video) VIDEO
・・・で、昨夜はもういいかげん超深夜になってしまったので、探索はまったく手がかりがつかないまま、タイムアップかつギブ・アップ。
でも諦めきれないし、どうしようと思って今日も出勤して、ふと気づいたのが「これってすごいメジャー曲だから、誰か知っているかも」という当たり前すぎる発想。
で、聞いてみたら、すぐに答えが帰ってきてしまいました(笑)。
えっ、でも、まさかのジェームズ・ブラウンだったのですか(昨夜も、ちょっと「セックス・マシーン」出てきてたけど)。でも、このサビのコーラスのところって、全然それっぽくないじゃないですか(完全に白人系のロックバンドの曲だと思っていた)。う~ん、これじゃあ、自分一人ではいつまでたってもなかなかたどり着けなかったかなあ。
James Brown - Living in America (Official Video) VIDEO
で、さっきから何度も見ていたんだけど、気づけば自然と動画は「Sex Machine」へ(だって、やっぱりジェームズ・ブラウンだし)。
ずっと昔、あの「ゲロッパ!」が、ぼくも何と言っているのか全然分からなくて、それがただの「Get Up」と分かってずっこけたという思い出があります(となりの合の手入れる人が「Get On Up」と言っているのも分かっていなかった)。
james brown sexy machine VIDEO
(あと、さっき気づいたんだけど、右端のトランペットとかの4人組が、ほとんど演奏機会がなくてヒマなので踊っているちょっとクネクネした踊りが、妙にツボ。「やっぱ、オレたちもただリスム取っているだけじゃなくて、何かやったほうが良くねえ? こんな感じで、それとトランペットもこんな風にくるくる回してみようか」とか相談するんだろうか)。
・・・なんてことをいろいろ書いている間に、例によって今日も超深夜になってしまいました(眠いです)。
というわけで、今日はこのへんで。