こいつらはだめだと思う奴は、格闘技をやっていることが特別だと思わせたり、試合は殺し合いだなどとコンプレックスむき出しでほえる奴らだ。どういう事情があるのかはわからないが、たいしたことをやったわけでもないのに、たかだかアマチュアスポーツごときで、すごいことをやったんだと大きく見せて、人と張り合おうとしている奴は非常に情けない奴だと思う。
スポーツごときで何が殺し合いなのかはわからないが、こういうことを言う奴はバカで非常識だ、こういうことわけのわからない感情を投資だと勘違いしているからアメフトのような事件が起こる。私は英字新聞を見ているので、その記事には絶えず民族紛争や迫害などの記事が書かれてあるので、こういうバカなことは絶対に言えないが、たぶんこういう奴らはコソボやセルビアの歴史は知らないだろう。はっきり言ってトレーナーとして人に何かを教えるのであったら、勉強して、そして言葉を使うのだからもう少し言葉を勉強したほうがいい。
よくスポーツ指導者は勉強しろということをブログで書いているが、何を勉強するのかというとまず言葉、当たり前だが人と接するのだからしっかりと言葉を蓄えることが大事である、言葉というのは共同体を作る上では大事な事柄で、その群れのリーダーがどういう言葉を使うかによってあつまってくる人間の質や雰囲気が決まると思っている。
さらに国際感覚を磨くこと、これは21世紀のスポーツ指導者には当たり前に求められることであるが、英語をおぼえて外国人と交渉する能力が必要だ、日本人は実に英語が話せない、交渉ができないからスポーツにおいてもかなりそんをすることが多いが、外国人は日本人が思ったよりもきたないことをやってくる、これからはそういった心理戦も含めて、外国人と堂々と交渉することができる人材を育てることは大事なことである。
私も仕事などでいろいろと外国人と接してきて修羅場をくぐったことも確かだ。どこの国かは言わないがこの国は詐欺師しかしないのかと思うような国もある。韓国で皮を買ってそこで縫合すれば安いからある国でそれを縫合する計画があった。
しかしいざ話を進めると縫合するのはいいが先に金をよこせという、先に金を渡せばディスカウントしてもいいという。しかしこういう話は絶対あやしい、相手の期限をそれとなく聞いてきて、相手があせっているのがわかるとかまをかけてくる。はやくやってほしいと言えば優先的にやるから金を先に渡せなどという、相手の弱みに付け込んで来るのはまさにこいつらの常套手段である。
私はこのことをよく知っていたので決してひっかからなかったが、しかしこういう駆け引きは単純に見えるがまさに心理戦でこういう交渉でかなり鍛えられたと思っているが、こういう奴らとは通訳などを介して交渉するのではなく、直接交渉するのが一番だと思う。
たぶん私が自分の長所を言えるとしたら、かたまったり、人にぶらさがったりしなくても一人でやっていけるたくましさだと思っているが、そのたくましさはこういった経験から来ている。
昔からかわいい子には旅をさせろというが、外の世界に出て行って外国や自分と違う考え方や文化に触れるということは非常に大きいことで、それは人間の大きな成長につながると信じているが、私はわかいうちは時には外の世界に出て行ってだまされるような体験も時には必要だと思っている。そういう経験を通して鍛えられ交渉術が身につくのだと思う。