ホテル療養記（2日前から1日前）

10月1日（土）・・・ホテル療養2日前
13時からPCRドライブスルー検査
10分前に自宅を出ると予定よりも早めに到着してしまった。
待たされるのかな？並ぶのかな？と思っていたのですが、時間前でも案内してくれました。
病院で渡されていた封筒を見えるところに出しておくと誘導されて
「窓を開けないでください。」
と大きく書かれた紙を提示され、
「書類と保険証を見せてください。」
と大きく書かれた紙を提示される。
外から撮影をしている。
「OK」
で、さらに誘導され、窓を開けて綿棒を鼻に突っ込まれ検体の採取。
初めてのことでしたが、予想していたよりは痛くなかったけれど気持ちの良いものではありませんでした。
なんと！
13時には終了していました。
この時点では自分が「陽性」になるなんて思ってもいなかった。
「陰性証明」を取るための検査なんて思っていた。
でも、念のために家庭内でも和室での隔離生活を続けました。
まぁ、今までにも飲み会に行ったりしたものは和室で隔離！
なんてやっていたので、そんなのりで。
でも、今考えたら、なんちゃってと言いながらしっかりと家庭内隔離していてよかったと思います。
食事は運んでもらい、トイレも上と下で分けて、お風呂も最後。
でもそれも
「結果」
が出るまでのことと思っていました。


10月２日（日）・・・ホテル療養１日前
「明日、結果が受診した病院から行きます。」
って言ってたけど
「何時ごろに電話があるのだろう？」
と思いながら、本を読んだりうとうとしたりしながら待っていました。
１１：３８受診した病院のドクターから携帯に電話がありました。
「陽性です。」
① 65歳以上の人
② 入院を要すると医師が判断した
③ 重症化リスクがあり、かつ、新型コロナ治療薬の服用が必要あるいは感染により新たに酸素投与が必要、と医師が判断した
④ 妊娠している
いずれかに該当する人は、既に感染者登録がされている。
いずれにも該当しない場合は、自分で登録をする。
よって、
渡されていた紙に印刷されているQRコードからスマホで陽性者登録をした。
その登録の中の項目に
「ホテル療養を希望しますか？」
というものがあったので、かみさんに
「どうする？」
と聞いたところ
「助かる」
とのことだったので、「○」にしたという次第でした。

しばらくすると保健所から何本か電話がかかってきた。
「MY HER—SYS」・・・（ハーシスですね。）に入力して健康観察をするということ。
（電話があったときにはもうすでに始めていましたが）
ホテル療養開始までは、２～３日かかることが多い。
「えっ！」
私の療養期間は木曜日までだから２～３日かかったら、
「日帰り」
なんてなりませんか？
まぁ、そんな電話も保健所からありました。

「もうすぐご飯だよ。」
「何飲みたい？」
「ほかに欲しいものある？」
なんて、聞いてくれて有難いなぁ。
と思う一方で
ただでさえ、濃厚接触者（同居家族）ということでご迷惑をかけているのに
申し訳ないなぁという気持ちでいっぱいでした。

復帰して強く思ったこと

まずは
家族を始め、職場の方々に
ご迷惑をかけたなということ。

「PCRなんて信じてないよ。」
これ自体は、今も変わりませんが、
「でも、症状が出てるんでしょう？」（BY　かみさん。）
・・・はい、その通りです。
結果的に多くの方に、ご迷惑・ご心配をかけました。
健康管理を始め色々と反省しております。
ただ、
自分にできることは
今まで通りに、しっかりと自分の役割を果たすこと。
無理をせずに、少しずつ戻していきます。

次に思ったのは
「日本は、元気を失っている。」
ということ。
海外勤務をして戻ってきた走友会のマウンテンハウスさんも前に言っていました。
「日本人は元気がない。エネルギーがない。」
そう　か　なぁ。　そう　だ　なぁ。

今の自分にできることなんてたかが知れているけれど
元気な日本に少しでも近づけるために
出来ることをしていきたいなぁと思う。

さて、
今日も
無理をせずに、すこしずつ。
土曜日を楽しみながら。