熊本の地震はこの3日間で震度5強以上が6回も発生しました。しかも5回は夜でした。311の時の東京で震度5強でしたからあのクラス以上の揺れが夜中に多発するのですから、その恐怖はいかばかりであったと思います。
15日
21:26 震度5強
22:07 震度7
24:03 震度6弱
16日
01:25 震度6強
01:45 震度6強
09:48 震度6弱
(震度4以上は本日のこの記事執筆時までで、56回!です)
いつ揺れるかもしれない。いつ建物が潰れるかもしれない。その不安が夜中続くわけです。特に親族に亡くなられたり負傷されたりした方の心配はいかほどでしょう。元の生活に戻れるのだろうか。というこれから先の長い不安も重なります。本当にその心配はいかばかりでしょう。心よりお見舞い申し上げたいと思います。
そして読者の皆様もそのようにお感じになっている方も多いと思いますが、熊本の災害は決して他人事ではなく、明日は自分たちが住んでいるここで、起きることなのでした。もうこれから日本はどこが大きく揺れてもおかしくない時期であると覚悟する必要があると思います。
そしてこの地震が与える災害はその土地によって全く異なる様相を呈するということのようです。
関東平野の地震は火でした。
太平洋側(東北~東海~南海)の地震は水でした。
内陸の活断層の地震は土でした。
しかし多くの人が「自分の地域に大きな地震が来る」と覚悟して備えることで、その地域の地震は避けられるか小さなものになると思います。本日は熊本の教訓にならい、本日は寝室の防災対策の備忘録としてその情報を記載いたします。
1,タンスの配置
寝室にタンスがある場合は、タンスが倒れても人の上に倒れてこない配置が重要です。
2,タンスの補強
部屋の都合でタンスのレイアウトが変更できない場合は、タンスが倒れてこない工夫が必要です。見逃しがちなのは2段重ねのタンスです。上下が分割できるタイプははずれて倒れる可能性があります。
3,ピアノ
アップライトピアノは地震時に凶器となります。寝室にピアノを置いている場合は、対策が必要です。
東日本大震災級の震度でも転倒しない「ピアノ転倒防止装置」
「阪神大震災の時、ピアノは約3秒で転倒。逃げることなど不可能でした・・・。」
4,ガラスもの
ガラスものは倒れて粉々になるのが前提です。絵や賞状などの額は寝室に飾らない。
照明はぶら下げタイプではなく埋め込みのもの。
薄型テレビの転倒防止が必要です。
5,シェルター
今回の熊本地震の惨状を見て、木造の1階に寝る場合は、やはりシェルターは有用であると思いました。数十万円で対策できますから、該当する方は検討する価値はあると思います。寝室対策は、今回の熊本地震で私達が教訓とすべき対策であろうと思います。
東京都防災ポータル寝室シェルター製品一覧
備えあれば憂いなしですね。
おひさま、ありがとうございます。
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下記は静止衛星軌道上で観測される太陽からの電子密度グラフです。急な変動がある場合は地震や事故に備えて防災意識を心掛けましょう。特に注意が必要な期間は、メールやTwitterで防災意識リマインダーを受け取ることができます。詳しくはこちら
いろいろな事勉強させていただいて感謝しています。
時々誤字があり、?の時もありますが~(^-^)
気温差があると竜巻と旋風も少し怖いです、こちら茨城県は強風です。トマト畑の風よけが飛ぶかもしれないので、見にいきますが煽られます。