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     日本共産党江戸川区議会議員

回復期リハビリテーション病院(江東区)を訪問

2018-12-27 22:46:51 | 日記
昨年10月に開所した病院を訪問し、回復期のリハビリテーション病院の役割について伺い、施設の見学をさせていただきました。

回復期のリハビリテーション病院とは
・回復期リハビリを要する患者が8割以上入院している病棟
  脳梗塞や脳出血など病院から紹介されて入院するシステム
  窓口に入院させてほしいと個人で来院する方もいるが病院からの紹介のみ
・診療に関わる費用は入院料に含まれる
・疾患別リハビり料は入院料とは別に算定
・急性期病院と在宅医療の橋渡し

利用者の状況
 江東区50%、江戸川区15%、中央区9%、墨田区7%、千葉県など
疾患別患者割合入院患者1047名
 脳血管52%、運動40%
 病棟は、4床が原則でカーテンで仕切る空間はゆとりを感じる。個室もあり、利用料は1日9000円。
 一日3回のフロアーごとのレクリエーション。22時消灯。
 月一回の面談では、回復のめどを患者と家族と職員で話している。
 通所はまだ考えていない、当面、増床を行いたい。

豊富なリハビリテーション職員
 理学療法士101名、作業療法士45名、言語聴覚士15名 計161名
 1日最大9単位まで利用できる、1単位20分 マンツーマン指導 職員一人が5人から7人担当している
 医師の指示で行う。1フロアーには患者60人がおり医師は2名配置。
 一人一人のメニューがあり、在宅復帰率は93%(全国平均78%)というのは驚きました。

脳卒中リハビリテーションの進め方
 装具を用いた歩行訓練、低周波の刺激を与える歩行訓練、随意運動介助型機能的電気刺激装置、食べ物の嚥下訓練など
 をへて、調理訓練、買い物訓練、バス乗車訓練、自転車練習など生活するための訓練を行う。

 2LDKの部屋で生活できるかシュミレーションルームでの訓練もある。
 その人の仕事に合わせた復帰訓練、職業訓練も実施。
 家に帰ってからの環境調整のための家屋調査。
 退院前の担当者会議、ヘルパーさん、ケアマネを呼んでの提案を行う。元のかかりつけ医に戻すということ。

豊富なリハ職種を地域に
 健康教室、個別地域ケア会議、認知症オレンジカフエ
 在宅リハビリテーション支援事業(江東区のみ)障がい者手帳1級、介護4・5に支援


リハビリテーション病院の役割がよくわかりました。また、施設内で働いている方の熱意と大変さ、リハビリをがんばっている患者さん、明るい病院の様子が感じられました。今後、退院後の状況把握ができれば、さらに回復期の充実ができるのではないかと思いました。江戸川区にも必要ではないでしょうか。
 

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