スマートオフィス？

９月４日、江戸川区行財政委員会で、江東区が本社の、ヒューレットパッカード社に視察に行きました。撮影禁止のため、写真はありませんが、最新のスマートオフィスの取り組みを聞いて社内を見学しました。視察専門のスタッフがいて、社内の案内コースもできあがっており、手馴れています。仕事をする座席は決めない自由な働き方、月１から２回の打ち合わせという仕事のスタイルに驚きました。一児の母の働き方は、学童のお迎えなどがあり、働き方を選択して働けるルールが喜ばれているとのこと。出産による退職はゼロとのことでした。きっと、優良企業として表彰をうけているかもしれません。
ペーパーレスで、今後さらにデジタル化がすすむのではないか。出張も海外出張も減ってコスト減となっている。
無線ランのセキュリティは優れており、無線のほうがセキュリティは高いとのこと。
働きやすい会社、日本一だ。セキュリティは厳しい。だから、こういう働き方改革ができていると自信を持った説明でした。
私は、勤務時間の把握について質問しました。勤務時間は自己申告、仕事をしたことはすべて申告するように言っている。時差はセーブできないから、深夜残業としてつけていくとのこと。
裁量労働の典型と実感しました。働くもの同士の知恵の出し合いや交流などは少ないのでしょうね。他の人の働き方からどう学ぶのでしょうか。自己責任が貫かれていると感じたところです。説明されている方が、自宅でも仕事ができるから自由に行動できると話されていましたが、私は疑問です。教員として、常に担任の子どものことが頭から離れず、家でも自分の子どもと向き合う気持に切り替えるのが大変でした。裁量労働が本当に良いのか、働き方を吟味したいと改めておもいました。みなさんはどう考えますか。