ノイバラ山荘

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鎌倉訪問記--①鎌倉彫「後藤久慶」

2016-04-22 19:04:44 | 
みなさま、こんばんは(*^_^*)

先週になりますが、
ひさしぶりの鎌倉です。

以前からお約束してあった
信綱ゆかりの方を訪問しました。

 
鎌倉彫「後藤久慶」。


入り口には柿本人麻呂像が飾られています。

現在は3代目後藤久慶(慶大さん)、
運慶より29代目だそうです。
くらくらするくらい古くから続くお家なのです。

ずっとずっと仏師としてお家を存続されて、
明治時代の廃仏毀釈で仏師の道を閉ざされて
芸術品のような日用品を作られるようになってから
3代目でいらっしゃるのです。

初代と信綱とは大正10年前後のおつきあいです。
鎌倉での歌会に同人に連れられて参加されたようなのです。
歌を詠まれたのではなく、歌会でもとめられて
鎌倉のお話をなさったようです。
信綱は彼を気に入って「おもしろい人」と記しています。

初代のご長男(のちの2代目)が誕生された折に
お祝いの歌の短冊、
初節句に歌の掛け軸を贈りました。

それを大切にされて、
季節には飾ってくださっている由。

百年前の掛け軸とは思えないほど、
きれいに保存されています。


この菊文様の箱の中に、当時の歌会の短冊が
大切に保管されていました。

歌のお友達4人とご一緒したのですが、
T中さんとK澤さんのおかげで
ずいぶん読み解くことができました。

歌会の題から見るとばりばり旧派の歌です。
大正時代は一般では旧派と新派が並存した時代でした。

大正10年といえば、
信綱があけぼの会にはほとんど出席しなくなり
『常磐木』の歌を作り始めていた頃です。

信綱は自ら新派の歌を作りながら
先生としては旧派の歌の指導をしていたのでしょう。
歌会の参加者によってそのような要請があったのだと思います。

慶大さんはお母さまもお呼びくださり、
伝えきく当時のお話を聞かせてくださいました。
緊張して、うまくメモがとれなかったですが・・(・ω・;A

3代目そしてまた御先祖の
素晴らしい作品に囲まれて、
お茶をいただきます。


お茶菓子はチーズケーキです。


お茶をいただきます。
漆は濡らしてはいけないのです。
粗忽もののノイバラはお茶をたらしてしまい、
あわてて拭きました。

 
こんぺいとう。
ぐいのみを菓子入れとして利用されているのです。
ステキですね。

 
入り口の土間には梅の丸瓦が埋め込まれています。

3代目の作品は私のイメージする
いわゆる「鎌倉彫」だけではなかったです。

通常の桂の生地ではなく、竹の生地で抹茶椀を作られたり、
漆の作品を型どり、パート・ド・ヴェールの作品にうつされたり、
興味深いお仕事をなさっています。

5月にはお仲間と展覧会も開かれるようです。
時間が許せば是非、拝見してみたいです。

 
3時間もお邪魔していたのに気付き、
びっくりしつつお暇して、
鶴ヶ岡八幡宮近くでお茶します。
私はココア。

 
雨が降り出しましたが、
せっかくだから鶴ヶ岡八幡宮にお参りしていこう。

  
これが倒れた銀杏と新しく植えた銀杏ですね。


ここで感動的な御神籤をひいたのでした。
今読んでも泣けます。


K澤さんのご案内で雪ノ下カトリック教会を
見学させていただくことに。

 
有名な教会らしいのです。
知らなかったです・・(・ω・;A

 
最後に見上げるとモザイクの聖母子像が。


アオダモが花盛りでした。

 
帰りにやっとビールで乾杯。
長い長い一日でした。


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