のびたとブレイク

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ガイド絶賛 千本いちょう 黄金色

2017年12月08日 08時11分36秒 | うたごえ

全山紅葉の東北の山々 イロハモミジの美しい京都などの紅葉 今年も多くの方を魅了した

美しい自然の織り成す生命の神秘でもある

また モミジではないが 銀杏の黄葉も素晴らしい 陽の光を受けると金色にきらきらと輝く

 

銀杏は東京都の木に指定されるほど 私の住む街には街路樹や公園にあり 今 最も美しい

公園などでは 落ちた銀杏の葉が黄色いじゅうたんのようになって これも眼を楽しませる

地方に行っても 山々の間に 銀杏の樹があると ひときわ黄金色に輝いて眼を引く

 

 

数本 数十本でも美しい景観なのに 1千本もの銀杏があるなんて想像しただけでわくわくする

太閤・秀吉が愛した金箔の世界 私たちには この銀杏が美しく彩ってくれるのだ

もう感動の一言よと 昨日の てんがらもんラジオで 現役のガイド 向井さんが興奮気味に語る

 

 

彼女が登場する日は 鹿児島や九州地区の知られざる土地を観光案内する

話術も職業柄 長けているので 聴いているだけで行った気になる 

また 今度はどこへ連れて行って呉れるだろうと 楽しみにして話の展開を待つ

 

 

この千本もの銀杏があるのは 鹿児島市から見ると 桜島の後ろ側 垂水(たるみず)市である

一面の銀杏 一面の黄金色の中 そこに居ると 映画のワンシーンの様だと言う

このシーズンには観光バスも押し寄せ 観光客は異次元の世界に身を置き しばし感動を味わう

 

 

多くの人を感動させる千本銀杏 まずは ここが私有地であると言うことに驚かされる

そこにはある夫婦の銀杏に寄せるつい愛と地道な努力 お二人の支え合う愛が見え隠れする

中馬(ちゅうま)吉昭さんご夫婦である 帰郷して受け継いだこの地は 荒れ放題の土地だった

 

お二人で夢を描いた ここに銀杏を植えて あの美しい黄金色に包まれてみたい

錦江湾を望むこの地 ふるさとの人たちに癒しと安らぎの場になって貰えたらと願いを込める 

昭和53年 まずは50本を植栽した それから こつこつ増やして行き ついには千本銀杏となる

 

 

今では垂水市はおろか 鹿児島県内外からも多くの観光客が訪れる有名観光地となった

鹿児島では 初代景観大賞も受賞され ご自身の努力も夢も実った

私も垂水市はドライブで駆け抜けたが ここは初めて聴くもので 機会があれば是非見たいと思う

 

 

向井ガイドの話を聴いていると 更に行きたい気持ちにさせられる

美味しいもの 歴史もあり いやがおうにも 観光バスに乗って案内されているようなものだ

来年 せごどん(西郷どん)150年 鹿児島がクローズアップされるが 垂水も賑わって欲しい

 

ここで食べたお汁粉が美味しいのよと 息弾ませて?語る

普通の汁粉とは違う 餅キビ(粟)を使っているのだ ネットで見たら どうやら ぜんざいであった

凡そ各地で ぜんざいとお汁粉は呼び名も違うが それは ここではどうでも良い

 

 

垂水市では戦前 郷中教育の一環として 赤穂浪士四十七士討ち入りを語り伝える行事があった

旧暦12月14日の夜 小学校の講堂に集合 地元の年配者の語りを聴く 肝試しもある

体が冷える そのため生姜も入れたこの 粟んぜんざい が振る舞われた

 

戦後はその行事は無い この ぜんざい も幻の粟ぜんざいとなっていたのである

その他 ヒメアマエビも絶品だと言う アマエビには違いないが興味をそそられるものだ

 

 

垂水市には歴史資料館は無いが 島津家御用達の商人の流れの方が貴重な資料を展示する

 

 

それが 「垂水文行(ぶんぎょう)館」 もともと島津10代貴澄公が 安永5年に建てた

江戸時代の学校である 各地から教師を招き 学問に励ませた

この中には 東京美術学校校長も勤めた 洋画家 和田英作 の父もここで学んだ 

 

 

もう一人 垂水市の出身で有名な方は あの 軍艦行進曲の作曲者 瀬戸口藤吉が居る

勇壮なマーチは 1.2番は誰でも知っているメロディ 3番は 海ゆかば のメロディで演奏する

海軍の行進曲でもあり おりしも 今日は太平洋戦争の火ぶたが切られた12月8日

 

この時の大本営発表 開戦を告げる時にも この軍艦マーチが流された

私は仕事の関係で 自衛隊のイージス艦進水式も見たが ここにもこの曲が演奏される

戦争や軍隊を賛歌するわけではない 音楽としては 私は好きであるし当時の背景もある

 

これは横須賀の歌碑

 

きのうも 下町のうたごえで 「若鷲の歌」を歌って貰った 戯れには この軍艦マーチも弾いた

あの虚しい戦争 たった一枚の紙切れで 暁に祈る などの歌に送られ 戦地に消えた若者たち

右翼と言うなかれ 銃弾に倒れ 戦車につぶされて行った命 追悼や鎮魂だけは忘れない

 

てんがらもんラジオ ここから聴けます

http://www.ustream.tv/recorded/110347065

 

 

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
奇しくも12月8日 (屋根裏人のワイコマです)
2017-12-08 09:56:28
そうです あの昔・・今朝、大本営発表の
忌まわしいニュースから戦争が始まった
軍艦は一つの音曲としては素晴らしい曲
ですが・・やはり戦争の曲という思い込みが
先に出て、悲しく辛い 軍艦行進曲
この曲を聴きながら、戦争というものを
もう一度考え直さねばならない。
返信する
おはようございます (kao)
2017-12-08 10:18:32
イチョウきれいなのでしょうね~(^^♪
こちらの町は一本植えがほとんどで
並木道みません、
ぜひ見たいものです(^^♪
旅行にいくとたのしいですねm、
炒った気分になれて幸せになります(^^♪
返信する
千本銀杏 (吾亦紅)
2017-12-08 11:59:23
銀杏のお話を聞きながら、鹿児島にもあるよと思いましたら、垂水の千本銀杏でした。
あたしも一度行きました。人も車も多くて大変でした。
ご夫婦二人だけで、此処まで育てられえたことに感嘆します。
返信する
のびたさんありがとう (chidori)
2017-12-08 13:07:45
遅く気が付きました。

大急ぎ案内しました。

今は番組の半分のことを支えていただいている。

地域発でも全国版があるから面白い。リスナーコーナー

やコメントコーナーが実にいい。このようなメール、コメ

ント、声、何よりうれしいです。

ご迷惑でなければいましばらく番組の隠れたレギュ

ラー?いやもう表のレギュラーです。

お力添えをお願いします。
返信する
イチョウ並木 (ゆり)
2017-12-08 13:36:00
こんにちは。

遠いけれど行ってみたいです。

高尾山に登ったとき、イチョウ並木が見えました。
東京には沢山植えられてますね。
でも神宮にいきながらまだそこのイチョウ並木は歩いてません。
でも予定相棒は居るのです(笑)(笑)
共におじいちゃん、おばあちゃんになったら歩く予定です。

軍艦マーチのレコードは父が持ってまして聞いてました。
私は同期の桜の歌が好きです。
替え歌的に変えて歌います。
父は陸軍、大叔父は海軍で終戦後生まれの私は、
けっして戦争賛成派ではありません。
しかし、あの時戦って下さった方々に心からのご恩は感じます。
そして、様々な苦悩の中で生き抜いてこられた先輩方に尊敬の念を抱きます。
返信する
屋根裏人のワイコマさんへ (のびた)
2017-12-08 15:41:04

奇しくも今日は12月8日開戦の日 軍艦マーチに載って宣戦布告が流れました
戦争ほど虚しい争い 残虐な大量殺人はありません
でも政治の中で 国家が命令して何百万もの方が亡くなり
空襲でも全国に被害 最期が原爆でした

ただ楽曲としては名曲が数々あります
せめて亡くなられた方を偲び 鎮魂をして この歌は歌っても良いと思います
逆らうことのできない時代の流れの中に皆居たのです
返信する
kaoさんへ (のびた)
2017-12-08 15:43:23

都内各地に銀杏がありますが これほどまでに植栽され
幻想的な雰囲気に浸れるところは珍しいでしょう
旅の話は楽しいですね
すっかり行った気分にならされます
返信する
吾亦紅さんへ (のびた)
2017-12-08 15:45:45

吾亦紅さんのところからは近いですね
すっかり有名地になってしまって 渋滞まで起こすのですね 私も見たいです
ここまで根気良く植栽されたご夫婦の努力と夢には感慨ひとしおです
返信する
cihidoriさんへ (のびた)
2017-12-08 15:52:43

てんがらもんラジオ お疲れ様でした
やはり cihidoriさんが居ると 雰囲気が違います
番組にとってかけがえのないパーソナリティですよ

リスナーコーナーなどを設けたことは当りでした
単に地域発だと そこに限定されて拡がりは無く 地域情報誌のようになってしまいます
大手放送も時に聴いていますが 設問もあったり それだけで盛り上がったりしている局もありです

いつまでも てんがらもんラジオ フアンクラブですよ
そして鹿児島非公認観光大使です(笑)
返信する
ゆりさんへ (のびた)
2017-12-08 16:02:03

私も銀杏は好きです 地方には大木が有名なところもありますね
甲州街道も散り行く銀杏の葉の中をドライブした時は感動でした

軍艦マーチ 進水式で良く演奏していました
同期の桜は 元の会社は男社会 どこでも集まると歌っていましたね
お父様は無事に終戦を迎えられたのでしょうか
私はお国のためにと招集されて行って 過酷な戦地で消えて行った若い人たちの魂を国が鎮魂しないでどうするといつも思います
周辺国に何か言われると止めてしまうのが残念です
何処の国も軍人墓地などがあり 国のトップがお参りしています
因みに私の会ったことのない叔父は 硫黄島で戦死でした
父母もこれには多く語りませんでした
返信する

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