のびたとブレイク

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せご(西郷)どんを 見て知る歴史の 裏表 

2018年01月26日 08時56分24秒 | うたごえ

歴史と言うのは 凡そ 勝者側から見た争いの正義の裏付けであり 敗者に拘わるものは全て抹消されて居る

西郷隆盛も 西南戦争では政府側に逆らった逆賊であり 本来なら そのまま歴史から消え去って行く運命にあった

兄弟は7人 次男の吉次郎は 隆盛が江戸に出て島津斉彬に付いていた頃 鹿児島の家を守っていた

 

 

彼は書にも長けており 東郷平八郎に習字を教えるほどだった 仕事は御勘定所書役てある

しかし 後には隆盛の罪で藩から解雇されたり 戊辰戦争では傷を受けて 一家の生活は更に厳しくなったと思う

三男の従道は寺田屋騒動に参加して謹慎処分 しかし 後には海軍大将 元帥まで上り詰める

 

片や政府の反逆者 片や政府側のトップにまでなる 例には相違があるが あの真田幸村親子の生き残りを想う

まだ大河ドラマは始まったばかり この逆賊の西郷隆盛が郷土や全国的に愛される西郷さんになっていく過程が興味だ

こうして歴史の裏側 知られない史実を知ることも楽しいものだ

 

今は鹿児島が話題 テレビも民放まで いろいろな特集やバラエティに登場している

あの 「ブラ・タモリ」も先日 鹿児島で収録をされたようだ 放映日は未定だが楽しみである

古地図を基に 各地の知られざる過去の歴史を紐解いていき 人気の番組の一つだ

 

 

まずは自分の住む街の知られざる歴史 埋もれている史実を掘り起こすことも 私たちの脳を刺激する

昨日の てんがらもんラジオ ゲストは 県会議員でもある 藤崎剛(たけし)さん 何度も登場している方だ

郷土史を自ら編纂して行くように あらゆる視点で掘り下げて行く姿勢が頼もしい

 

県立図書館に行って 一番古い電話帳を調べたそうだ 昭和14年版 この頃 県内で一冊になるほどまだ少ない

企業 老舗 お金持ちの家などが電話を所有していたのだろう (国立図書館では明治27年の横浜の電話帳がある)

この電話帳一冊で 当時の街の情勢を伺えるし 街並みまでプロジェクションマップの様に蘇るだろう

 

 

また家系を調べているうちに 歴史上の人物や史実にどう拘わっていたか 興味深いものに触れることがある

藤崎さんの母方の先祖が七窪と言う地に住み 生活苦から土地を売る そこは水源地でもあった

財を成した新しい所有者は 私利私欲は無く 水源を整備して誰でも利用できるようにされて住民に喜ばれた

 

 

現在も水汲み場として 多くの方に愛され ここから水を買っていく 汲み放題と言うのが面白い

話題が多岐にわたっていき これと言ったテーマは無いが名前が出た 『調所広郷・ずしょひろさと』の存在は貴重だ

先日の せご(西郷)どん 最後は密貿易の責めを負って 家系に害が及ばないように服毒自殺したシーンがあった

 

当時の薩摩藩の財政は破たん寸前の事態で 500万両の借金 利息だけで藩の収入を遥かに超えていた

彼は借主の商人を脅かし無利子250年払いとか 行財政改革を行い 200万両の蓄えが出来るほどに貢献した

琉球その他 密貿易も頻繁にして 藩の財政を救った いわば恩人 ドラマでは悪人に仕立て上げられてる

 

写真 記事の元は ネットから一部借用しております

 

明治維新は薩摩の軍事力 財政力が大きな原動力になり 明治政府に多くの人材もお金も貢献した

この調所広郷の功績は 後に見直されるが 現在でも その人となりを愛する方が郷土に多い

大河ドラマによって あるいは地域の歴史を知ることによって 多くの隠された史実も掘り起こされて行くだろう

 

てんがらもんラジオ ここから視聴して下さい

http://www.ustream.tv/recorded/112207828

 

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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (kao)
2018-01-26 09:12:27
今朝はパソをうつ手もかじかみ
上手く打てません。ご幼少ののびたさんの
寒さがしのばれます。・おさむかった
でしょうね。・・・せごどん、これから
どうなっていくのでしょうね。
興味深いです。のびたさんきょうも 
おげんきでいらしてくださいませね^^
返信する
鹿児島の特性 (屋根裏人のワイコマです)
2018-01-26 09:34:58
薩摩の国は、山と坂と火山と海の国
広大な平野があれば豊かな国だったで
しょうが、元来が米の収穫が少なくそして
風水害の多い土地柄、桜島の降灰など
経済的に貧しい国で更に幕府から木曽三川の治水を命じられたり、常に虐げられ
てきた・・その貧しさから維新の空気が
維新の人物を培って生んだのでしょう
共通して言える・・薩摩、長州、土佐の
風土によく似ている。
返信する
同じようなテーマ (つゆ)
2018-01-26 09:46:00
最近読んだ本が、明治維新の歴史は、必ずしも善だけではない、という話で、今日あたり、まとめてアップしようと、思っていたところです。

のびたさんのように、上手く書けなくて、四苦八苦しております。

あとで、読んでくださいね。
返信する
早速のアップありがとうございます (chidori)
2018-01-26 12:57:40
今朝は昨夜の疲れが残り朝寝して、温泉が遅くなりました。

お忙しい中資料もきちんとそろえて感謝です。

確かに昨日は、かなりとりとめもなくのおしゃべりでしたが

伊敷歴史研究会と言っても、いつもどなたかが出演できる

条件がそろってはいないので 忙しい藤崎さんはとて

もフットワークよく、大丈夫私が行きましょう。と前日対

処を決めてくださいました。

息子さんが頼もしい‥・小さい時お父さんがいつもあち

こち偉人などの墓ばかり連れて行くので どうしてお墓

ばかりなの?と言ったとか・・・。

きっとお父さんを上回る研究者❓冒険家❓政治家?

になるでしょうね。

それにしても、のびたさん、細かいことも聞き洩らさず

ありがとうございます。私は番組中も聞きとれないこと

があるのでブラタモリの事も2回目に話した時理解しま

した。確か藤崎さんも居合わせた?もしやテレビに出

るのかな?

今日は番組で紹介した「忘却の日本史」見つけてきた

いと思います。西日本だけの販売だとか。



返信する
会って話したい方ですね。 ()
2018-01-26 13:39:18
昨年末に66歳で逝かれた葉室麟さんにも
彼の遺作となったのかな「大獄-西郷晴嵐賦」
がありますね。
私は歴史の敗者を書き描きたいと常々表現されて
いましたけど人生の暗転で終わりながらも名を遺
された西郷さん。

安政の大獄の際には奄美に隠れ菊池源吾と名乗る
これじゃ検挙しようにも何処の誰だか分からない

ボロボロと貰い泣きに大粒の涙を流すと言われた
感情量の多さが大好きです。


返信する
のびたさんへ (まりも)
2018-01-26 14:32:33
ここに来ると 昨日リアルタイムで視聴したラジオの もっと詳細が分かります
歴史は 残された書物・手紙などから察するしかありませんね
でも その表と裏 読み方によっては 逆にもなりますね
それも 歴史の面白味ですね
藤崎さんのお話も
西郷どんを見るうえでも また楽しみが出来ました
返信する
こんにちは (Rira)
2018-01-26 15:03:28
西郷さん、存命中は 意識が高く優しかった方なのに
最期は報われなくて色んな想いがあったことでしょう
大河ドラマになって、よかったです♡
明治維新では数々のドラマがありますねぇ
これからの放送がたのしみになりました
詳しい記事をありがとうございました。
返信する
kaoさんへ (のびた)
2018-01-26 17:36:08

今朝も寒かったですね
そして外へ出たら頬が痛くなるほど寒さが身に沁みました
小学生1.2年の頃 藁屋根の家に住み 雪も部屋に積もるほどの厳しい冬それから比べれは今は天国ですね
インフル予防注射してきましたよ
返信する
屋根裏人のワイコマさんへ (のびた)
2018-01-26 17:42:20

鹿児島の地  津軽の地形にも似ています
海があり 半島が二つ でも 貧しさは相当のものでしたね それだけ領民が苦しんだりさせられていましたね
土佐も長州も 維新までは目立たぬ存在でした
返信する
つゆさんへ (のびた)
2018-01-26 17:45:09

明治維新 それによって近代化のスピードは上がり 世界の中に躍進して行きますが 藩閥政治など 陰に隠れた世界がありますね
歴史は勝者のものです
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