ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

ベラルーシ滞在中にぜひ内部被ばくの測定を!

2012-04-07 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 ようやくベラルーシも暖かくなってきました。日本からベラルーシへ来る人も増えてくると思います。
 旅行、出張、留学、あるいはチェルノブイリ関係でベラルーシへ来られる日本人の方、この機会に内部被爆を測定することをお勧めします。
 日本だといまだ気軽に測定できる環境にありませんので・・・。
 ベルラド研究所の場合、非常に安い料金でセシウム134と137、カリウム40の測定をしてくれます。

 繰り返しになりますが、私はベルラド研究所の職員ではありませんし、また研究所から日本人向けに日本語で宣伝をするように頼まれているわけでも、お金をもらっているわけでもありません。
 ただ、日本人で今は自分が被曝したのかどうか心配している人が増え、また私のところへ問い合わせてくる方も増えたので、改めてこのブログ上でお知らせするものです。
 
 ベルラド研究所では平日午前10時から午後5時まで希望者に対し、ホールボディカウンタを使った内部被爆の測定を行っています。
 国籍などは問いません。またパスポートなど身分証明書の提示も不要です。

 血液検査や尿検査などは行いません。また甲状腺のみ、といった一つの内臓などを特定して測定することはできません。
 
 測定の最低検出限界は体重1キロ当たり5ベクレルです。つまり5ベクレル以下の数値だと、0ベクレル(不検出と同じ意味。)として表示されることがあります。

 料金は大人も子どもも16000ベラルーシ・ルーブルです。(現在のレートで換算して160円。)
 測定にかかる時間は約3分。結果はその場でプリントアウトして、本人に直接手渡してくれます。旅行など限られた時間でベラルーシに滞在する方でも大丈夫です。

 できたら事前に予約を入れておいてください。ときどき子どもの団体測定の予約が入っているときがあります。それと重なると長い時間待たされます。
 予約はメールかお電話で。英語またはロシア語でお願いします。
 ベルラド研究所のサイトはこちらです。

http://www.belrad-institute.org/


 わざわざ検査のためだけにベラルーシへ行くのは大変ですが、日本ではほとんど測定の機会がありませんから、旅行や出張などでベラルーシへ訪れる方で、ご自分の内部被爆が気になる方は、せっかくですのでベルラド研究所まで足を伸ばされてはいかがでしょうか?


 

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