ライン川に住む堅気なバーゼル市民
スイスのジョークです。
堅気なバーゼル市民は、生活費のことを考えて、いっそ死のうと思うのだが、
葬式費用のことを考えて、結局、自殺を思いとどまるのである。
何故よりにもよってバーゼルなのか不思議だったので、以前バーゼルの友達に尋ねたところ、バーゼル市民は、スイスの中でも特にケチということになっているから、との答えでした。でも、私の友達は、決してケチではありません
バーゼル市民がケチとされるのは、あるいは、スイスの歴史の中でも、いち早く商工業が発展し、他の地方より早く富裕になったためかも知れません。1459年創立のバーゼル大学はスイス最古の大学で、バーゼル音楽院も有名です。また、ファスナハト(カーニバル)のパレードも、良く知られています。
附録:以前、3ヵ国1日ツアーで、バーゼルを紹介しました。下の写真は、三国国境標識の近くで撮ったものです。
フランス側対岸には小さな教会があります。
ドイツ側対岸には港湾施設があります。
Wikipedia:バーゼル
Wikipedia:Basel(英語:写真が沢山あります。)
ドイツ語圏は総じて堅実ということになっています。でも、ドイツ、オーストリア、スイスと夫々ニュアンスの違うところが面白く、この3つの国があって良かったと思います
小さなスイスの中でも、フランス語圏(スイス・ロマンド)は、また違った雰囲気。行ったことはありませんが、イタリア語圏も大分違うと思います
教会の写真、きれいですね~。杭(?)の上にも水鳥が^^
ケチ話が多い地方も、お祭りはその反動でにぎやかだったりしますね。
何事もバランスが大事なのかも。
バーゼル港の一隅で見たカモのご夫婦です
杭にズラッと並んだカモメさんも、オンボロカメラのピンボケ写真だと、迫力がありません
ヴェネチアの派手なパレードは、今では観光アトラクションですが、昔は政治的・外交的なPRをねらったものでした。
そもそもテレビもラジオもない時代、カーニバルのパレードなども、当時のマスメディア、レジャー等々だったのでしょう。その際、予算がたっぷりあれば、パレードも派手になるわけで・・・