みみずのしゃっくり

みみずのしゃっくりのように役に立たないことを不定期に書き込むブログ。
専属スターはいませんが、猫っぽい内容です。

注射機

2021-11-22 | その他


「えらいこっちゃ」です。遂に11月21日から全面ロックダウンが始まりました
連日、新規感染数が1万を超えているので、やむを得ない措置だと思います。
一応、向こう20日間の予定ですが、まず10日後に検討するそうです。10日間で新規感染数が劇的に減少すると良いのですが・・・

スーパーや食料品店、薬局、病院、郵便局などを除く不要不急の店舗は臨時休業
クリスマス前の書き入れ時のロックダウンなので、店舗への打撃は大きいと思います


で、タイトルは注射器の書き間違いではありません。
本当に注射なのです






右の人は誰だかわかりませんが、左の人は防衛大臣です。
先週末この軍用輸送機がザルツブルク空港でワクチン接種会場に使われました。
C130の内部が見てみたいという人もワクチン接種に来たことでしょう。反響が良ければ、またワクチン接種会場に使われるかも知れません。
何しろワクチン接種終了率を上げようと政府も自治体も必死なのです。



そうした中で20日の土曜日、ウィーンでコロナ対策反対デモがありました。






1万人以上の参加者があったようです。ちらほらマスクの人も見られますが、大半はマスク無し。無責任ですね。
不思議なことに(不思議でないかもしれないけど)コロナ対策に反対する人々の中核部分は極右ネオナチなのです。
このデモと並行して、ソーシャルメディアで2つのデマが流されました。
ひとつは、デモ参加者を対象に飛行機からワクチンが噴霧されるから傘で防衛しろ、というもの。
もうひとつは、マンホールに隠れた市職員が穴から参加者の足にワクチンを注射するから、マンホールに注意しろ、というもの。
こんな馬鹿げたデマでも信用する人がいるのかどうか
コロナ対策は独裁政治だと非難しつつ、首相と内務大臣を監獄に入れろと言う人たちもいるようです。自己矛盾のようですね

ウィーンだけでなくヨーロッパの他の大都市でもコロナ対策反対デモがありましたね。
Covid-19パンデミックが長引いてフラストレーションが高じているのでしょうが、だからこそ落ち着いて気長に対応すべきでしょう



Covid-19で犠牲になっているのは人間だけではありません。
ネブラスカの動物園では11月に入ってから3頭の貴重なユキヒョウがCovid-19で亡くなったそうです






元々野生動物から人間界に紛れ込んだらしいSars-CoV-2が、家畜やペット・野生動物の間で、どれほど広がっているのか、発病するのかどうかなど、まだまだ研究は始まったばかりのようです。
世界動物保健機関の調べでは10月末までに30ヵ国14種の動物で598のCovid-19感染例が確認されているということです。
既に動物用のワクチンも、ファイザーから分離した企業で開発されているそうです。パンデミックの初期に百万単位で予防殺処分されたミンクですが、今は大半がワクチン接種されているそうです。
問題なのは540種に上る哺乳類がSars-CoV-2の中間宿主となりうることです。中間宿主の中で危険な変異株が生まれる可能性もあります。

要するに特効薬(救世主)が登場すればいいのです 早く登場してください


元の記事の最後に最新の研究報告(英語)へのリンクがあります






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2 コメント

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コロナ (kitcat)
2021-11-25 01:15:19
 オーストリアのロックダウンは、日本の新聞にも出ていました。
 C-130輸送機は、東京の米空軍横田基地にも常駐していますが、画像は米軍機なのでしょうか? そうだとしたら、なぜアメリカが…?
 日本で聞くニュースでは、欧米におけるコロナ対策反対運動が激しく感じます。
 日本では、デモとかは無いし、宣伝カーで走り回ったりネット上で流したりが中心みたい。
 確かに日本でも、「ワクチンにマイクロチップが仕込まれている」とか「ワクチンは遺伝子組み換え品なので、数年後に死ぬ…」とかいう、荒唐無稽な情報が流布されています。
 でも、一旦信じると、その人がまさに感染源となって、増幅して周りにガセ情報を流してしまう。
 それに対し、政府が本腰で火消しをしているふうでもない。
 とにかく、薬害問題は厚生省時代から連綿と続いていて(スモン⇒クロロキン⇒CJD⇒エイズ⇒etc…)いずれも欧米で発症例等のデータがあるにもかかわらず、国が製薬メーカーに押され、これを見て見ぬふりをした結果、被害が拡大したものです。
 今回のコロナワクチンも、国の承認審査の過程で、いくつもの試験を省いていることから、私も相当の覚悟をしてワクチンを接種しました。
 特に、遺伝子組み換え薬品であることから、数年後に原因不明の副作用が起きるのではないかと、怯えています。
 ただ、「接種しないで感染爆発が起こり多数の死者が出る」ことと「一定の副作用死が出ても国民皆接種を進め、り患率を下げ軽症化をはかる。犠牲者には補償をする」ことを天秤にかけ、後者を取らざるを得ないのが現状かと思います。
 今回、(日本国内の)非科学的な反対論者が、コロナ終息以降、医薬品の承認過程をガラス張りにするとか、製薬メーカーと厚生労働省の癒着をただすといった薬事行政をメスを入れることには、なりそうもないことだけは、はっきりしています。
  <ののちゃんより>
hを頭に付けて ttps://sea.ap.teacup.com/nono/
Kitcatののちゃんさん (ななみみず)
2021-11-25 04:34:42
目下ヨーロッパ各国でCovid-19新規感染が急増していて、オーストリアの数字がかなり大きいので、当然国外でも話題になりますよね。
C130は勿論オーストリア軍のものです。アメリカから輸入したんでしょうね。世界中の多くの国では自国軍の装備を輸入品で間に合わせていると思います。
日本は国民が大人しすぎると思います。しかし、コロナ対策反対デモの人たちには全く賛成できませんね。
主催者のひとりが「人間は皆死ぬんですよ」と言っていましたが、呆れた発言です。それなら病院も保健所も薬局も不要じゃありませんか、どうせ皆死ぬんだから・・・
Covid-19に関する無責任なデマはヨーロッパでも同じです。
私も、今回はどのメーカーのものも大急ぎで開発されたワクチンなので、あまり信用していません。でも接種率を高めることで一定の効果はあると思います。
中世のペスト蔓延や1918年のスペイン風邪に比べれば多少は進歩していると言えるでしょう。
どんなパンデミックにも必ず終わりがあります。気長に待ちましょう

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