中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

たもいやんせ@西新宿

2016-12-16 18:00:34 | 居酒屋
吉田兼好は徒然草の中で、鰹について





はかばかしき人の前へ出づること侍らざりき。頭は下部しもべも食はず、切りて捨てはべ侍りし物なり。





と言っております。やんごとなき人間は、鰹は食わないとのコト。





だからってワケじゃありませんが、自分は鰹が苦手です。あの血生臭さが苦手なのです。





なので、鰹は極力ご辞退申し上げて参りましたが、何やら美味い鰹を食わせる店があるとのコトでやって参りました。












たもいやんせ
九州料理のお店だそうです。期待に胸膨らませ店内へ。





中に入るとカウンター席に通されました。店員さんが良い感じでフレンドリー。とても気持ちの良い接客です。アクが抜けた倖田來未ってカンジ。






そんなアクの抜けた倖田來未さんがオススメの宮崎の地ビール。どっしり作り込まれた味わい。美味しいけど、量飲むビールじゃないな。




つーワケで、





すぐにキリンにシフト。倖田來未さん、苦笑されておられました。でも、ビールはグビグビ飲みたいんですよ。






喉をひとしきり潤わせましたら、メニューを眺めます。


















寄せては返す波の如く、とにかく鰹推しです。鰹と他に目ぼしい品を注文します。





んで、まず始めにやって参りましたのは、






鰹たたき
いきなり本丸が出てきちゃいました。






薬味たっぷり美味しそう!いただきます!!






ありゃ⁇★★☆☆☆
不味くはない、血生臭くもない。だけど、身がダランとしていて、味が抜けてる感じ。鮮度が悪いのかな?サバ同様、「鰹の生き腐れ」と言いますから、もろに出ますな。無念。。





いきなり本日の目的が崩れ、不安になっておりますと、





たもいやんせサラダ






これまた時期ハズレのゴーヤと辛めに晒した玉ねぎがどっさり。コショウたっぷりのピリッとするドレッシングと相まって美味し★★★☆☆






レバーたれ






レバーとハツという構成






ハツはプリッと弾ける食感が楽しい★★★☆☆






レバーは絶品★★★★☆ トロトロでレバー自体が甘いです。タレも甘過ぎず、辛過ぎずギリギリの均衡でレバーの味を立てています。






もも焼き・塩






全てを柚子胡椒味にしてしまう柚子胡椒が添えられておりますが、勿論使いません。そのままでいただきますと





うん、上々★★★★☆
弾力のあるもも肉は、旨味の集合体!噛めば噛むほど美味さがほとばしります。塚田農場のソレとは別格。





ナスのわさび漬け
わさびのツンとした感じは無く、ふんわり鼻に抜ける程度★★☆☆☆ 箸休めには良い。





宮崎栄養豆腐の青唐やっこ





それぞれ醤油、味噌がかかっており、青唐がちょこんと乗ってます。豆腐と合わない感がしますがまぁいいでしょう★★☆☆☆





とんこつ煮






ビーフシチューと見紛うビジュアル。どれどれ






トロける〜★★★★☆
口にいれた瞬間にフルフルとトロけます。味は味噌ベースですが、見た目程には味は濃く無くいい塩梅。大根も味が適度にしみて美味。




一渡り食べてみて、最初の鰹のたたきでズッコケたのが残念。やはり鰹は







マヨネーズで食べるっ!!
コレで決まりだな。ね?海原雄山先生!!




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