静流@代々木八幡 ★★★★★

北村 薫 作「ターン」

主人公の女子が交通事故に遭い、それからというものずーっと毎日同じ一日を一人でただひたすら繰り返し続けるという、恐怖の螺旋にハマるお話でありますが、

私達も繰り返し続ける螺旋にハマりました。

ただし、こっちは狂喜の螺旋です。

静流

先月伺った際に痛く気に入ってしまい、その場で今回の予約をしたのであります。ちなみにお料理の写真は残念ながら不可です。

初めにビールをお願いすると、前回同様色々選ばせていただけました。

かんぱ〜い！

開始早々にカラスミやら鮑（肝付）やらが出てきちゃいましたのでビールを慌てて飲み下し、お酒をお願い。

お正月気分を引きずるおめでたい金箔入り。

その後も一皿一種類ペースで飲みまくるお酒の螺旋

お料理もマナガツオの大蒜醤油漬けや

ビーフカツ

生わかめと浜防風の小鍋などなど今回のお料理もエキサイティングな一皿が繰り返されます。

途中、田酒が出てきておツレは更にエキサイティング

飲めると踏んでいただいた様で酒のアテをちょこちょこ出していただいたりと

すっごい楽しい螺旋っ！★★★★★

あーもう、繰り返しちゃうな、繰り返し通ってしまうな、他のお店の開拓が進まないな、困ったなぁ〜なんて言いながら

2月もお願いしますっ！！！

その場で予約してしまうのでありました。当分この螺旋からは抜け出せんでしょうな。それにしても次回がとっても楽しみです。

羊肉専門店 辰@池袋 ★★★★☆

ちょっと前の話ですが、ドラえもんの映画を観てきました。涙もろい私は前作も相当泣きまして、今回もそれなりの覚悟を持って臨みました。

んで、そんな風に気負った私が一番最初にどこで泣いたかっていうと

本編が始まる前のポケモンの予告編。。。

父親代わりのポケモンが育てた人間の子に「オレはお前を実の子供のように思っている」って言うところで号泣。本編見る前から涙と鼻水でグチョグチョになったのでありました。

そんな始まる前からグチョグチョな私は、こちらのお店についても食べる前、いや入店前から涎と唾でグチョグチョです。

辰

羊肉専門店だなんて想像しただけでグチョグチョじゃないか。

流石、専門店を名乗るだけあって多種多様な羊肉料理の数々。メニューを見てるだけで溺れ死にそうです。

そんな中から本日の午餐に選びましたのは

極上塩麺

チョー美味そう。マジ美味そう。

立ち上るラムの香りで食べる前から脳内ドモホルンがドバドバ出てきちゃいます。

では、いただきます！

うま〜い！★★★★☆

もっと濃ゆいかと思っていたスープはあくまでもお上品な塩風味で羊肉を活かす上手いやり方をしています。んで、肝心の羊肉ですが、切り落としではありますが適度に脂身を纏っていて充分旨味を楽しめます

が、

卓上のクミン七味を使いますと

一気にお味が喜羊門！

あの店のあの味をラーメンで再現できちゃってます。コレは嬉しい！

お汁も全部飲み干し大満足。

ぜ〜ったい今度は夜ガッツリ色々な羊肉料理を食べてみたい！羊肉好きの方には超絶オススメです。

達磨@新宿三丁目 ★★★★★

北村 薫 作「リセット」

ってコトで

達磨

昨日、もう他の皿うどんに戻れないだなんて言ったワケですが、その発言はあっさりリセット。新たな皿うどんを求めてやって参りましたとさ。

んで、

皿うどん

伝わらんでしょうが衝撃のデカさ&盛り。

いっただっきまーす！

って、マジで昨日の発言

リセット！★★★★★

そのデカ盛りに見合った大味なのですが、その大味のベクトルが大変結構！ガツンとくる豚骨感に自分が求めていた皿うどんの味はコレだったんだ、と知らしめられます。

野菜も豚肉も貝柱もたっぷりで食べていて飽きるコトがありません。コレこそキングオブ皿うどん！

もう今後皿うどんが食いたくなったらこの店だな！



ちなみに、

ターン、てのもあります。（再伏線）

長崎@松陰神社前 ★★★★★

北村 薫 作「スキップ」

17歳の女子高生の主人公が昼寝（？）から目覚めたら42歳の子持ち母さんになっていた！というSFチックと思わせて結末は切なく悲しく、その一方で希望もある大好きなお話。

このお話のラストら辺で女子高時代の親友と再会するのですが、この親友が「他所の子が泣いていても自分が呼ばれてる気がするのよね」とポツリと言ったのを聞いて主人公が「私にはその気持ちが分からない！」と泣き崩れ、そう言った瞬間にもう自分は女子高生のあの時代に帰れないと悟るのでありますが、その気持ち

自分はまだまだピッチピチで、気持ちはセブンティーンの男の子だと思っていましたが、先日仕事中に「ウチの若い衆にいかせます！」と言った瞬間に自分はもう17歳の男の子に戻れないんだ、と悟ったのでありました。。。

そして、また一つもう戻れない事案発生。

長崎

皿うどんが何気に大好きで、いつも無意識に皿うどんを求めておりますが、ここ松陰神社で運命的に出会い入ってみるコトにいたしました。

もち、皿うどんでしょ！ってコトで

皿うどん

時々シャバシャバな餡のところがありますが、やはり皿うどんはこうでなきゃ！って感じの見た目にもトロトロな仕様。では、いただきまーす！

もう他の皿うどんには戻れない！★★★★★

揚げ麺の太さと食感、餡のお味とトロミ加減、具材のチョイス、全てが今まで追い求めていた皿うどんの理想の形態。

特に豚骨モロ出しの濃ゆい餡と揚げ麺の掛け合いが最高！めっちゃ美味い！


おツレのちゃんぽんもやはり豚骨モロ出しなのですが、ちゃんぽんの優しいミルキーさも併せ持ちコレまたうま〜い★★★★★


取り憑かれた様に貪り食って、あっという前にご馳走様。

も〜戻れないなぁ〜、も〜戻れないんだろ〜なぁ〜

ちなみに、

リセット、てのもあります（伏線）。

ビール工房@西新宿 ★★★★★

ちょっと前の話ですが、映画「プラダを着た悪魔」を見て以来アン・ハサウェイが好きなので、「魔女がいっぱい」を観てきました。

何やらアン・ハサウェイが凄いコトになってる、との事前情報は入っておりましたが、実際に観たらアン・ハサウェイ…

女優を捨てとるっ！！！！

その捨てっぷりときたら、キルビルの最後でカッパになったルーシー・リュー並みです。アン・ハサウェイ…貴女がそこまで捨てるならボクも一蓮托生さ、ってコトでやって参りました。

ビール工房

お高くお高いクラフトビールが飲み放題出来るっていうので、恥も外聞も捨てて意地汚く飲み倒してやろうとやって来たのでありました。

そしたら、飲み放題できるビールはなんとこちらの10種類！（しかも、内8種類はこの新宿野村ビルで作ってるそう。ホンマかいな）。且つ、飲み放題＋お料理付きで4,950円というとんでもない値付け。何だか申し訳ない気もしてきましたが、そんな良心は投げ捨てて早速乾杯です。

酒飲みの「メニューの上から飲んで行こう！」式に1番から飲んでいくコトにします。味の差は今から思い出せるワケもないので割愛。

サクサクチーズ

サクサクと軽〜い仕様ですが、お味はチェダーチーズ的な濃厚さでビールに合う合う★★★★☆ 店側としては敵に塩を送る的な一品です。

ほーらね。

塩枝豆

コレまたビールのお供。粒がデカくて食いでがあります★★★★☆ 塩加減もちょっぴつ強めで敵に核弾頭を贈る、くらいな一皿です。

ほら見たコトか。

削りたてプロシュート

またもや自殺行為的なヤーツ。ガンガン飲めちゃうヤーツ★★★★☆

飲んじゃったヤーツ

同じヤツお代わりしちゃうヤーツ

さぁ、モーターのコイルも温まってきました。どんどん行くでぇ〜

自家製ビール衣のフィッシュ&チップス

最近気付いたんですが、フィッシュ&チップスって好き★★★★★ タルタルソースでビールが飲めます。






ほらね。

ドルチェポルコの自家製ベーコン

スモーキーで美味しいのだけども、ちょいと脂っこいかな★★★☆☆

そんな脂は洗い流さなくてはなりません。

洗浄完了です。

昔ながらの鉄板ソース焼きそば

〆の一皿。んまぁ、最初から最後までビールの大親友ばかり出してきて、そんなに飲ましてどーすんの？★★★★☆

ホントにもう、コレで4,950円って

利益捨てとる！！！

絶対にまた来るでしょ、こんな素敵なお店！だからお願い、ボクのコト見捨てないでね☆彡