香家@田町 ★★★★☆

過日、取引先の方からこんな話を聞きました。



なんでも当該社では多部署の人間、特に管理職以上が失脚すると、その部の関係者に対して




「セ・リーグですか？パ・リーグですか？」
と聞くんだとか。



何のコトか分からず、どーゆー意味ですか？と問いましたら



（失脚の理由は）「セ」クハラですか？「パ」ワハラですか？
という意味だそうな。。。



ああ、そーゆーコトね。。。そして、本日、私もおんなじ感じで聞かれました。




香家
私の中で空前の汁なし坦々麺ブームでして、仕事の用がてら気になっていたこちらへやってきました。



んで、店内に入るなり「汁なし坦々麺下さい！」と注文しましたら、こー聞かれました





「日式ですか？麻辣ですか？」




日式で！！！


さらに矢継ぎ早に



「（セットのごはんは）高菜飯ですか？白いごはんですか？」




高菜飯で！！！



ってコトでいただきます。




まずは混ぜ混ぜ


んで



うめぇっ★★★★☆
これは美味いです。たっぷりな量の肉味噌はしっかりとした味付けと辛さで上々。ザーサイのザク切りも沢山入っていて歯触りのアクセントになっています。そして、何に感動したってこの麺！弾力のある中太麺で自分が汁なし坦々麺に求めていた麺の理想形です。




敢えて残した具材には、件の如く


ドボンしまして


もっかい混ぜ混ぜ


そして、コレも当然と言うか美味いです。ご飯が麦飯なトコが芸が細いなぁ。



ふぅー食った食った、美味しかった。次回は麻辣を食べようかな、なんてメニューを改めて打眺めましたら



ハーフ&ハーフ！？
そんなセパ交流戦みたいなのがあったんだ。。会社でセパ両方やったら間違いなくタダでは済みませんが、ここではセパ両方が正解みたいです。。




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175°DENO担担麺 GINZa@西武新宿 ★★★☆☆

宝飾品は4 ℃




いいちこはやはり25度




闇峠の傾斜は37度



トロけそうな日は39°



そして、



最近話題の坦々麺は




175°DENO 坦々麺
前々から気になっていた175°辣油がどーのこーののお店でして、当日やぁーっと来るコトが叶いました。




店内へと入りますと券売機にて早速運命の分かれ道。




なんて言いながら、この日はまだ暑かったので汁ありなんて頼んだら汗だく必至。迷うコトなく汁なしに進みます。痺れに対してあまり耐性がない自分は間違っても「すごくシビれる」なんて選びません。




食券を大陸の方とお見受けする見目麗しい女子店員さんにお渡し、横目でチラチラ視線で汚しながら、壁に貼ってある「汁なし坦々麺のおいしい食べ方」を読むふりして待つコトしばし




汁なしシビれる
食わせそうなビジュアルです。




早速混ぜ混ぜしましていただきます。




あー、非常にお上品な汁なし坦々麺★★★☆☆
辛さ、痺れ、胡麻および干し海老の香りといずれ振り切れたものは無く、一定のレベルに切り揃えている印象を受けます。安心していただける確実な一杯ですが、正直もうちょい遊んでみてもいいのかな？とも思えます。




しかし、汁なし坦々麺のクライマックスはここからです。具材を鷹揚に残しまして



小ごはんを



ドボン



コレまた混ぜ混ぜしましてかっ込めば




コレは流石に美味い！★★★☆☆
汁なし坦々麺本体よりも断然こっちの方が味が凝縮していて美味いです。




こちらはおツレの汁ありの方



一口貰いましたが、こちらも同様に本体よりも



ごはんをドボンしたおじやの方が美味しく感じました。実はコレは常々思っているコトなのですが「坦々ご飯」を売り出したら当たるんじゃないでしょうか。



どうでしょう？



こんなアイディア




を越してますでしょうか。。。



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香港ロジ@渋谷 ★★★★☆

いつまでも あると思うな 親と金
とは言いますが、



いや、まったくです。



いつまでも



あると思うな





香港ロジ。。。。
え？嘘でしょ？君もなの！？君も再開発という環境破壊に飲み込まれちゃうの？？クーハナレの対岸だけにタダでは済まないな、と思っていたらやはりこの結末です。また来よう、夜は飲ませる感じだから今度は夕飯に来よう、なんてお題目に唱えていたらこの結末です。。




激烈に酒の残った朝に胃が身体が求めたこちらのお粥ともお別れです。。




最後は潔く定食をキメましょうか。




定食に付いてくる「点心」。何が出てくるのか、と思ってみれば水餃子。味のあるコトをなさります。




いただいてみれば野菜多めの優しい餡が詰まっていてほっこり。皮は厚めでもっちりツルツル。あまりにツルツルで何回も箸で取りこぼし取り皿に落下させ醤油を飛び散らす粗相。こういうトコでお里が知れてしまうのが怖いですな。



と、ここでお待ちかね




レタスエビ粥
なんとレタスの淡いグリーンが美しいコト。白いお粥に映えて翡翠の様です。さぁ、お味はいかがかな





身体がとろける。。。★★★★☆
どの様な技法で出汁を取ったのか分かりませんが、裏打ちされた旨味が酒でくたびれた身体を力強く受け止めてくれます。その後、レタスの鮮やかな香りと生姜の風味が身体の中を浄化してくれる様な気がします。辱さに涙こぼるる思いがするお粥です。




一方、こちらはおツレのザーサイ鶏肉粥。レタスエビとは異なり辣油を用いて刺激があります。こりゃ疲れた胃でも弾みますな。




デザートのマンゴープリンはゼラチン多めなトコがご愛嬌。




あーあ、本当に無くなっちゃうのかぁ。もっともっと通えば良かった。何でもいつまでもあると思っちゃいけませんね。後悔先に立たず、というお話でした。




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喜羊門（きようもん）@湯島 ★★★★★

昔読んだ本に「もしも〜だったら」ってのがありました。



もしも、UFOが霞ヶ関上空に現れたら



もしも、ゴキブリがピンクだったら



もしも、一年に一回食事を摂ればよくなったら



そして、



もしも煙草が健康に良い、となったら 。。。



話はこうです。



ある日、アメリカの学会で煙草は健康に良いという発表がされた。よく理由は分からないがあの煙が体内の菌を殺してくれるという。



この発表に日本人は飛びついた。



どんどん煙草を吸っていいコトになり、分煙なんて過去の話。病院では煙草が処方され、小学生は煙草を吸いながら授業を受けるコトが義務化された。



…てな感じのもしもの話でしたが、なんかふとこの話を思い出しました。。。




喜羊門
羊の脂肪の融点は人間の体温より高いため摂取され難く、また含まれるカルニチンには脂肪燃焼効果がある、なんて言われちゃあ食わないワケいかないでしょうが！ってコトでオーストラリア産の羊肉をガッツリやりにこちらのお店にやってきました。




そうここはあの 聚福楼 の方が独立したお店。期待が高鳴ります。



テーブルに備えられた例の粉。パブロフの犬ではありませんが見ただけでよだれ物です。



取り敢えずビールで気持ちを落ち着かせて、、、




干し豆腐サラダ
これまた大好きなこちら注文し、その独特の食感、塩気、胡麻油とパクチーの風味にウットリしておりますと★★★★☆



舞台が設置されまして




羊の背中焼き
どひゃー、想像の斜め上をいく素敵過ぎるビジュアル。



最初の解体部分は店員さんが手際良くやって下さいまして



中盤からは放置。おツレが瀑布の如し汗を流してカット&焼きをやってくれました。すまぬ。。。




牛スネ肉とハチノス辛味和え
焼き上がりを待つ間、料理をいただきましょう。こちらはコレまた好きなハチノス




ただ、辛いには辛いのですが甘味がそれ以上に強くちょっと残念。。。★★☆☆☆




インゲンの四川炒め
コレがね




めっちゃ美味い！★★★★★
インゲンの歯触りと青い香りがまず素敵。ナッツ、ひき肉、高菜（かな？）と様々な具材が使われていて奥行きが半端ない逸品。こりゃコレ食べにだけでも来たいわ。




メガハイボールに切り替えてグビグビやってますと




焼き上がり！どれどれといただいてみれば




気が遠くなる程に美味いっ！！！★★★★★
なんでしょ、この旨さ。脳髄が痺れるような旨さです。柔らかに柔らかなお肉は甘くてジューシー。嫌な匂いはなく、羊肉の蠱惑的な香りのみします。流石はオーストラリア産です。このクミンが香る粉もやはり素晴らしく、くすねて持って帰りたいくらい。




コチジャンタレも中々いけます。




でも、実はこのレベルの羊肉であれば粉もタレも必要なく、岩塩でシンプルでいただくのがその肉の凄味が分かって真理です。




その後も



焼いて



焼いて



食べまくり



飲みまくり



大満足したのでありました。いやぁ、コレだけ食って太らないなんて羊肉ブラボー！！！



と、ここで冒頭のもしも煙草が健康に良かったらの話の結末



日本人の喫煙率が99%に達してから2年後



例のアメリカの学会が発表は誤りだった、と訂正した。



しかし、その頃には日本人は全員肺癌になっていた。



そう、先の発表はアメリカの日本潰しだった、、、というオチです。




そういえば、喜羊門行ってからちょいと身体が重い気がする。。気のせいですよね、きっと。。。オーストラリアの日本潰しでないコトを切に願っております。




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FAT BURGER (ファット バーガー)@渋谷 ★★☆☆☆

私の数少ない能力の中に




安いもの食って太ったデブと高いもの食って太ったデブとを見分ける能力があります。。。
対象者の所作、目の中の光、肉付き、肌の質感を見れば一目瞭然です。下手したら生活レベルも見えてきます。



そんなデブ研究家の私にとって絶好の観察場所があるっぽいと聞いてやって来たのがこちら




ファットバーガー
うひゃひゃひゃ、名前からしてデブの温床、巣窟、宝島。どんなデブたちを拝謁できるのでしょうか。




逸る気持ちを抑えながらもカウンターで注文を済ませます。セット的なのを注文し、空のコップと番号札（？）を受け取り




好きなドリンクを注ぎいざ席へ。そしたらば




デブ皆無。。。
109という場所柄か、んまぁスタイルの良いお嬢様方ばっかり。デブは店を逆さまにしてみても見つかりません。



あーあ、期待して損した。肩を落としておりますと、注文の品が運ばれてきました。




オリジナルバーガー＋サラダセット
ありゃま、「ファットバーガー」の名前の真逆をいくタイニーなお見かけ。




セットのサラダは萎びたお野菜が小さなパックに宇宙食の如く凝固され、チーズとカリカリベーコンだけが唯一のファット感。




そして肝心のハンバーガーはこの手のグルメバーガーの中では抜きん出たコンパクトさ。




おちょぼ口の私でも安心な設計に涙がこぼれます。ではいただきます。




軽〜〜〜い★★☆☆☆
一言、軽いです。あっさりと軽く、もたれるコトなく軽く、とっかかりなく軽く、軽くて軽く、とにかく軽いです。野菜8：パティ2の割合でとてもデブの食い物ではないです。どーりで店内でデブをお見かけしないワケです。



はぁ、不完全燃焼どころか点火すらしませんでした。。



かくなる上は




マック行きますか。。。
安いもの食って太ったデブを確実にウォッチ出来る場所だと思ってます。




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