まぜそば 三ツ星@恵比寿 ★★★★☆

小学生の頃、理科の天体の授業で躓いたコトがありました。



何故、月は真っ暗な中で太陽の光を浴びて光っているのか？何故月の周りは明るくないのか？それに対して所謂「星」は何故自ら光るコトが出来るのか？



どー考えても理解出来ず、確認テストの結果は人生最低点の




35点。。。
こんな点数をこのまま家に持って帰ったら殺される！と泣いて先生に頼んで書いてもらった






助命嘆願文。。。
コレで命は助かった！と意気揚々と家に帰り、答案に嘆願文を添えて差し出しましたら、「恥をかかせた！」と母から目から星が出る程にぶん殴られたのでありました。



しっかし、今でも星が何故自ら光れるのか甚だ疑問なのですが、こちらのお店は確かに自ら光ってます。




三ツ星
日曜日の昼過ぎにやって参りました。




店先にはそれこそあまねく星々ごとき数のまぜそば&坦々麺メニューが輝いております。



また、同時に恒星にはなれない3〜4等星止まりの芸能人の方々のコメントも多数瞬いております。




店内に入ると、そこも味変調味料の星々。こりゃ、色々楽しめそうです。



そして、待つコト暫し




まぜそば（仔羊）
おー、ジャンクにジャンクな様相。セオリー通りぐちゃぐちゃに混ぜていただきますれば




お口の中が小宇宙！★★★☆☆
なんぞコレは？味が複雑に絡み合っていて、「何味」と言えません。それでも敢えて近いものを挙げるならばパスタ？かな。クレイジーソルトっぽい風味がこの小宇宙の枠組みをアトラス的に支えています。このハーブの強い香りのためにラムはあまり感じるコトは出来ません。麺はモチモチで好きなタイプ。何がどー美味いか？と問われると困ってしまいますが、美味いのは確かです。




コレはまぜそば系の宿命ですが、底の方に具が溜まり後の方が美味いです。星が燃え尽きる前により一層輝くのと一緒ですな。




こちらはおツレの「55坦々麺」。お店からのフレコミからは「タイ、中華、日本のハイブリッド」とありますが、どれどれ一口いただきます。






コレ美味ーーーい！★★★★☆
豆乳ベースのスープはまさかの魚介出汁が効いていて新感覚。しかし、その感覚は決してズレてないです。思いっきり日本寄りな気もしないでもないですが、コレ美味い！！




結局おツレの分のスープも飲み干しお腹いっぱいになってお店を出ます。まだまだ麺メニューが星の数ほどありますので、また今度来ようっと★ 今まで苦手だった星がちょっと好きになりました。



にほんブログ村

えん家@池袋 ★★★☆☆

35年前のディズニーランドのオープンの際、



一つだけ、稼働が間に合わなかったアトラクションがあります。



それは








スペースマウンテン
アトラクションの安全性を確認するためにダミー人形を乗せて何度も何度も試運転をするのですが




いくらやっても





前から2番目の左側の席の人形の首が無くなって戻ってくる。。。
ギャーーーーーー！！！



…というウソかホントか分からない都市伝説でありますが、こちらの都市伝説は本当でありましょう。




池袋にいるのは皆んな埼玉県民。。。








でしょーねっ！！！
つか、自分（埼玉県民）も学生の頃、買い物と言えば池袋でした。。。コレはまごうかたなき事実でございます。



そんな埼玉の属領であります池袋はウソかホントか東松山の流れから「やきとん」文化が根付いてるとかで、その都市伝説を確かめにやってきました。




えん家
池袋駅の北東に位置しますこちらのお店。駅から距離がありますが、店内は満席です。




店内に入り早速ビールで乾杯。




ちなみに生ビールのお値段は380円也。ビール飲みには嬉しい限りです。




さて、食い物を頼みましょか。目移りしちゃうお品の数々の中から




もつ煮込み
テッパンのヤツ



もつ一つひとつは小ぶりですが、お味が沁み込みんでようござんす★★★☆☆


さ、お次は



肉刺し盛り合わせ3種
すんげー盛りで来ちゃいました。コレで980円とは頭が下がります。んで、肝心の内容ですが




ハラミはジューシーにジューシー。良質のローストビーフみたいだし、



レバーはコレ本当にレバーか？ってくらいコリコリだし、



タンはサクサクで醤油でいただけばいくらでも入ります。この盛り合わせはマストです★★★★☆



野菜も食べなきゃらちかんぞ、ってコトでキャベツ。この付属の味噌がなめ味噌チックで美味★★★☆☆ コレだけでビール4杯飲める自信があります。



とか何とか言いながら焼酎にシフト。なんかの芋のロックです。



さぁ、焼酎も来たコトですし、本日のお目当てのやきとんといきましょうか。




串焼き盛り合わせ7種
まずはごま油で食わせる3種



次にそのままで食わせる2種



そして最後は山葵で食わせる2種です。うんうん、なるほど中々良い感じ★★★☆☆ 味に変化を付けて順に出すあたりが酒飲み心を分かっておられます。埼玉県民の慮りを感じますな。




そうそう、最後に皆様にご忠告をしてお別れです。間違っても11月24日にディズニーランド&シーに行ってはなりません。




埼玉県民が跋扈して降りますゆえ。
11月24日は埼玉県民の日です。。。



にほんブログ村

開楽@池袋 ★★★★★

あの衝撃から約1年…
ひっさしぶりに大和にやってきまして、あの顔と胴体とのバランスがおかしいピカチュウは無事かなぁ？と覗きにやってきましたら








ナンテコッタ。。。
顔と胴体とのバランスがおかしいキティちゃんに改造されておりました。。



あまりの衝撃に一人思わず店先で仰け反ってしまったのであります。。



んじゃ、本日はこの流れでもう一つ、衝撃的な仰け反り級の餃子をご覧に入れましょう。




開楽
前日の飲み会で何も食わずにひたすら酒を煽り、案の定当日は死ぬ程腹が空き、ガツンと腹に溜まるものを求めてやってきました。




メニューに穴が空く程に食い入るように見つめ、注文しましたのはパクチー餃子の定食。んで、モノがやってきたわけですが、




ナンテコッタ。。




デカい、デカ過ぎます。。ジャンボ餃子は天龍で以前いただきましたが、アレより数段太々しいデカさです。腹へリングな自分には願ったり叶ったり☆彡




この一見バジルソース的なパクチーソースにいただくのだそう。早速やってみます




持ち上げるのも一苦労。さて、どれどれ




ナンテコッタ★★★★★
旨い、旨過ぎます。齧り付いた瞬間にバシュッと溢れ出す豚肉とキャベツが織りなす旨味スープ、ただそれだけでは単調になりがちですが、そこをパクチーの鮮やかな香りが変化を付けて全く食べ飽きるコト無し。そして、何よりの手柄はこのデカさ。このデカさだからこそ皮の中で肉餡がいい具合に蒸し上がり、この旨味が精製されるのでありましょう。




こりゃ、5つは余裕でイケたな。食い終わってもまだ腹が減ってます。しょうがないので富士そばに寄って会社に帰りました。




ナンテコッタ。。。



にほんブログ村

くさやバー@池袋 ★★★☆☆

魚の絵を描きなさい。



と、言われると日本人の98%が















左向きの魚を描くそうですが、本当に左向きじゃないと気が済まないかどうかの実験にやってきましたのはこちらのお店





くさやバー
食いたいですが家で焼きますと、その後三日はカーテンやらの布物家財に後遺障害を負わせるコトになりますくさやをなんと専門に食わせるお店が出来たと聞いて、居ても立っても居られなくなりやってきました。




店内の様子は普通にオシャンなバー。ただ異様なのは黒板のくさや縛りのフードメニュー。純粋なくさやはその内の4種で、「生くさや」ってのがオススメとのコトでそちらを注文します。



お酒も当然ながら充実しております。その中から私は




ジョナリー
のロックを注文します。なんでしょ、焼酎とウィスキーと泡盛のいいとこ取りみたいなお味。こりゃ、いいわ。ちなみにジョナリーは八丈島の酒蔵に嫁いできたジョナリーさんの名前が由来してるとか。ラブリーストーリーです☆彡




こちらはおツレの一本釣り。25度とは思えないドシンとした重厚感があって、絶対にくさやに合うヤツです。




お通しはくさや2種にくさやチーズ。





こちらはむろ鯵。香りはふんわり程度で比較的クセは少ない感じです★★★☆☆



一方、こちらは飛び魚。むろ鯵とは逆のとんがった刺激があります。でも、まだまだ私の知っているくさやの刺激に比べると穏やか★★★☆☆



お通しの三つ目はくさやチーズ。スモークチーズの中にくさやのほぐし身が入ってます。スモークの香りが強くてくさやの良さが覆い隠されてしまってます★★☆☆☆ 入門編、と言ったトコでしょうか。



てな感じでチビチビやってましたら、店員さんからお招きをいただきました。



それがこちら




VIPルーム
そう、こちらのお店はくさやを注文すると順にこの VIPルームに通され、自分でくさやを焼くコトが出来るのです。




目の前で香りを放ちながらジワジワと焼かれるくさやは堪らなく愛おしく感じます。




焼き時間は15分。両面焼きグリルなのでひっくり返す必要はありません。楽チン♫。香りを肴にコエドビールをいただきます。




まだかな、まだかなぁ…




とココで思い出して、右向きで写真をパチリ。なるほど落ち着かないわ、コレ。




再び左向きに直して待つコト15分





熟成 生くさや
完成です！




一応ここでも右向きにしてみましたが、やはりなんか気持ち悪いです。つか、あーもう、辛抱堪らん！こんな下らない検証は止めていただきます。




ぶひー★★★★☆
これこれこれこれ！！この旨味です。干物とは段違いのこの重厚な旨味。香りもやはり焼き立ては強く、くさやを食ってる！！という強い満足感があります。そして、先程のコエドビールとの相性がめっぽい良いです。お互いのクセの強さを良い意味で消し合って、美味さに昇華させてます。こりゃ、良い！！！



満足してお店を後に。しかし、難を言えば VIPルームの回転が悪く、タイミングが悪いと恐らく2時間は（1組あたり：焼き15分＋食う時間最低15分）お預けを食う恐れがあります。我々は早い時間に入ったので30分程でお鉢が回ってきましたが、後から来た3人組は待ち時間にブーたれて途中でキャンセルしておりました。時間に余裕を持って注文した方が良さそうです。。



あ、ちなみに魚を左向きに描かない残り2%の方の中には




正面に描く方もいらっしゃるそうな。。。
かなりの天邪鬼なのではないかと邪推してしまうのであります。。



にほんブログ村

焼肉名菜 福寿@橋本 ★★☆☆☆

以前、会社の廊下をパイセンと歩いていたら、



出世に取り憑かれた多部署の出世頭が、これまた仕事が出来ると有名な部下を数名後ろに従え、





財前教授の総回診並みの迫力で闊歩するのをパイセンが見て





「勇者が賢者とパラディンと魔法剣士を引き連れてるみてぇだな」と仰るので、




「大丈夫！パイセンには僕がいます！」
と申し上げたところ










「オレのパーティに遊び人はいらねぇ」
と言われ、膝から崩れ落ちたのでございました。。。



しかし、確かに頼りない駄物を並べるくらいなら、なんか間違いないヤツを一つドンといただきたいですな。




福寿
何だかそー思ってしまうお店でした。




店内に入り周囲を見回すと焼肉屋に関わらず、皆さま焼肉メニューの類を頼まず、こちらのハーフ&ハーフをご注文されております。ここは自分も倣うコトにいたしましょう。



そして、




選べるハーフ&ハーフセット（ピビンパ &冷麺）
わー、色々引き連れて出て来ましたな。




しかーし、



お味が



一々



ことごとく



駄物。。。★★☆☆☆
特筆出来るものが全くありません。ナムル味、カクテキ味、冷麺味、ピビンバ味。味の体裁こそ整えていますが、頭数が多いだけで中身がありません。サミットの惣菜の寄せ集め、的な無機質感で食えば食う程寂しくなります。




あーあ、こんなコトだったら周りに流されずに間違いのない「焼肉」をいっときゃ良かった。



つか、今ふと思ったんですが、




遊び人って、賢者になるじゃんかっ⁉︎
パイセン、お声がかかるのをお待ちしております。。




にほんブログ村