中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

牛たん炭焼 利久@川崎 ★★☆☆☆

2021-10-27 12:01:00 | 和食

利久
確かに牛タンの専門店ですが、


牛タンという食材一つで

これでもか!

これでもか!!

これでもか!!!

とスケールを広げ

メニュー開発しちゃうこの姿勢(なんか牛たんじゃないのも混ざってるけど…)


恐れ入谷の鬼子母神(←今日はコレを言いたかっただけ)


牛たん定食(3枚6切)
を注文しましたが、


むう、


味は確かに美味しいけど、なんか冷めてる。。。★★☆☆☆ 牛たんは熱々を食べたいもんで(←牛たんに限らないけど)、鉄板で出すとか出来ないんだろうか。


メインメニューのブラッシュアップよりも、メニューを産めよ増やせよなこの姿勢。


本当に



恐れ入谷の鬼子母神(←コレ言いたいだけ)

焼肉 龍苑@川崎新町 ★★★★★

2021-10-26 09:50:00 | 韓国料理(含む焼肉)

フィリコ「キングキャップ エンジェルウイングセット」
「神戸ウォーター布引の水」がボトリングされている720mlのこちらの水。お値段15,000円なり。このクラスになると水が人を選びます。



クライヴクリスチャン「皇帝陛下の香水」
5カラットのダイヤモンド、18カラットの純金が入ったその名通り、皇帝陛下をイメージしたこちらの香水。お値段1300万円なり。このクラスになると香水が人を選びます。


ハインツマン「クリスタルピアノ」
その名の通り本物のクリスタルが使われたこちらのピアノ。お値段3億5,500万円なり。このクラスになるとピアノが人を選びます。



ルイ・モネ「メテオリス コレクション」
文字盤に希少な隕石が埋め込まれているこちらの時計。お値段5億円なり。このクラスになると時計が人を選びます。


そして、




焼肉「龍苑」
こちらのクラスになると焼肉屋が人を選びます。理由は最後に書くとして、まずはお食事の内容をご紹介いたしましょう。


その前にかんぱ〜い!


タン塩
ぶひー!噂に違わない分厚さ・デカさ


早速炙りましていただきます。


うっま★★★★★
分厚くデッカいので普通のタン塩よりもその旨味と食感を楽しみ倒すコトができます。ネギ塩ダレも振り抜いたニンニク具合と味の濃さでめっちゃ酒が進みます。


カルビ・ハラミ・ロース
「上」もありましたが、取り敢えず並みで行こうや、とこちらを注文。


ロースは
赤身の部分と脂身の部分のバランスが非常に良く美味★★★★★


カルビは

口に入れた瞬間にドバドバーと脂身の旨さ全開★★★★☆


ハラミは

柔らかに柔らか、ジューシーにジューシー★★★★★ こりゃ並みで十分だ、うん(←自分に言い聞かせてる)


ミックス
こりゃホルモンも美味そうだってコトでこちらを注文


狙い通りどれも美味いです★★★★★

特にこちらのセンマイと

ハツは群を抜いた美味さでビックリ!


そりゃボトルもいれちゃうわ

チョレギ
肉と酒だけだとアレですので、お野菜部門としてこちらを注文。「チョレギ」とありますが一般的な塩ダレではなく、胡麻ベースの甘めなタレがかかってます。コレはコレで有り★★★★☆ 「小」ですが2人だったら充分過ぎる量です。


白菜キムチ
浅漬け仕様のキムチ。白菜の芯の甘さがフルーツみたい★★★★☆ 箸休めに最適です。

ありゃりゃりゃ、ボトル飲みきっちゃった。ってここからはハイボール。


トーフチゲ
我らにしては珍しく焼肉屋でチゲを注文。何の出汁かは酒で痺れた脳味噌では判別出来ませんでしたが、美味かったのは判別できました。


ふぅー食った飲んだ!コレで2人でお会計14,000円なり。有りですね〜。


さて、それでは冒頭の「店が人を選ぶ理由」でありますが、先ずは立地の悪さ。川崎駅から歩くと30分近くになるため、皆さんタクシーで乗りつけて来られます(タクシーが店の前に連なる眺めはちょっと異様)。そして、そんな立地にも関わらず予約が出来ない!なので、開店2時間前くらいにタクシーで乗り付け、店先で名前を書いた後はその辺でブラブラしなくてはなりません。んで、極め付けは雰囲気。ほぼほぼ地元の社交場であり、よそ者は始めビックリします。ご店主と思われる方の独特な接客にも目を丸くします。しかし、だからと言って居心地が悪い訳でもなく、ご店主も相手を見てやってるって感じで嫌な思いをするコトはありませんでした。恐らく全ては、物事と人との相性ってコトでしょう。


でも、


豆腐に選ばれるのは、何か、イヤ。。。

天麩羅 うえじま@北品川

2021-10-20 15:21:00 | 和食
マスカラのまつげに ぽろりグレーの涙♫あなたの記憶 最後のわたしは みごとパンダ顔♫もうからかってくれるあなたは どこにもいないの?


ってコトで


うえじま
大変お世話になった大好きなパイセンから年末で会社を辞めるとの衝撃的な告白を受けましたので、事情聴取でやって参りました。


でも、まぁいつかこんな日が来ると覚悟はしてたんですよね。元々その道のプロだし(Wikipediaに名前と解説が載ってる人)、その道の主導者になるべく務めながら大学院通ってたし。


でもね、でもね



涙が溢れてくるじゃないっスかっ!!?
楽釜とかドディーヌとか思い出話されちゃうと、涙がジワっと出てきちゃうじゃないっスか!天丼の味、全然分からないじゃないっスか!もう一緒に馬鹿話は出来ないんスか?ふざけられないんスか?からかってくれないんスか?富山って遠過ぎるっスよ!



え、何?直近では来年一月に遠征でコッチ来て、それからもちょくちょく来るんスか⁈



………。



涙と天丼、返して。。。

のんき@溝の口 ★★★★☆

2021-10-19 15:23:00 | 焼き鳥・もつ焼き

酒は俺の点滴なの。

お酒の場のコトだから許して。


お酒ないとやってられないの。


俺が毎日飲むのはアルコール消毒なの。


まー、まー、出るわ出るわ、酒飲みの言い訳。本当に酒飲みって自分に甘い甘い。聞いていてイヤになりますね。


本日はそんな閉口する言い訳にもう一つ添えさせていただきます。



来週の静流のために練習に行こうぜ!!!
復帰戦とか言いながら、その前の週に繰り出してるという…。でも、練習だからノーカウントだよね☆



のんき
現在位置から最寄りの良さげなモツ焼き屋を検索したらヒット。その場で電話したら一席だけ空いてますってコトで駆け込みました。


うひー!半年ぶりの生ビール。堪んねーです。


豆もやしなむる
大好き豆もやし。ちょっぴりニンニクが効いていて導入にはもってこい★★★☆☆


もつ煮込み
この半年間、仕方なく家で作っていたもつ煮込み。まぁ、自分で作っても美味いんだけど、毎回だと自分の味付けに飽きるんだよね。さてさて、こちらのもつ煮込みはいかがかな、といただいてみると随分大人しい味付け★★★☆☆ もっとパンチのあるのが良かったなぁ。


レバテキ
コレは絶対に家で作れなかったヤーツ。口当たりはぷりんぷりん、とろんとろん。お味はレバーの甘い旨味にもって、ねぎ塩の強い塩気が相俟って美味い!★★★★☆


ホッピーも家では飲めなかったねー、とホッピー。



さて、ここからはお待ちかねのモツ焼き連続エネルギー弾。二段目の串を二本ずつお買い上げ。


すなわち


たん・たんもと

れば・しろたれ

のど

はつ・はつもと・かしら
ぜーんぶ美味いっス〜★★★★★ ずーっと食べたかったのは、コレこれ此れ〜。ポーションも大きくて、今オレもつ焼き食ってるな、という気持ちにさせてくれます。ありがたや〜


とはいえ、サイドメニューも浮気したいな、というコトで


チョレギサラダ
ちょっと甘めのチョレギドレッシングで調子がちょっと狂いますが、生野菜効果で舌は充分リフレッシュできます。


がつにんにく
ニンニキーに味付けされたコッテリがつにスライスオニオンの鮮烈さが化学反応を起こして美味いです★★★★☆


フライドぽてと
こんなのどこでも味に差はつかないのですが、何だか頼んじゃう。何だか好んじゃう。そんなイモ兄ちゃんです★★★☆☆


しろたれがやはり名物だけあって美味い。タレの焦げたとこ最高!ってコトで最後にお代わり。


ふい〜、食った飲んだ〜。良い練習になりました!んじゃ、これから家に帰って自主練しますか(^^)練習はまだまだ続くのでありました。。。

静流@代々木公園 ★★★★★

2021-10-18 07:35:00 | 和食
「その電話がかかってきた時、この何ヶ月間の全ては夢だったかのような錯覚を覚えた」


作家・北村薫は小説の中で主人公にこう言わせましたが、私も同じ心持ちです。


静流
長い長〜い禁酒法の暗黒時代が明けて、復帰戦に選んだのは勿論こちらのお店。お店の前に立つと変わらないふんわり優しい佇まい。


この半年間、酒が飲めないとは言え、ずっと無礼を続けてきたため、何となく後ろめたい様な、バツの悪い様なでちょっと身を固くして行ったのですが、大将ご夫婦は恨み言を言うでもなく、素敵なユーモアで迎えてくだり、緊張が一瞬で解けました。そう、この半年は悪い夢だったかのような錯覚です。


さてさて、そうしたら始めましょうか。最初は半年前までもそーだった様に、おビールをいただきます。おツレと一本ずつ、だいだいエールと国産桃バイツェンをいただきました。


さー、ここからは目眩く美味しいお料理とお酒の世界。付け出しは柿と水菜の白和え。お酒の立ち上がりは、こちらのラピスちゃん。とっておきを最初に出していただきました。


お料理もとっておきが続きます。鮑の炊いたのと自家製カラスミ、真イカと何とかいう白身の魚の刺身に雲丹の塩漬け。お酒もガンガン参ります。


すとーん、と落ちてく様な美味さの緑ちゃん。


ずっと意味ありげにカウンターに置いてあったこちらは何とかいう瓜だそうでこの後で供されました。ザーサイかと思った、と言ったら大将に笑われました。


松茸さま。どんな風に料られるのかな⁉︎と楽しみにしてましたら


お椀でしたー。しかも、鱧と南瓜、栗、ズワイガニのしんじょ、といった秋全開な椀。なお、こちらの店は写真NGですが、この椀だけはOKとのコトでパチリ。

怒涛のひやおろし。秋ですなぁ。


香り茸。知ってるー、凄い希少なヤツー。調理前に香りを嗅がせていただきましたが、なるほど、とんでもなく香り立ちます。椎茸の10倍、と言った感じ。さて、この香り茸はどんなお料理になるのかしら


って、



ブラックアウト
まさかまさかの記憶がございません。子持ち鮎の焼き物が出てきたのは覚えてる。でも、そこからの記憶ナッシング。でも、それもそのはず


焼酎飲み散らかしてるー!!!この日は隣の席に酒飲みの常連さんがいらしていて、大将、この常連さんと我々をぶつけたら面白かろうと席を隣同士にしたとのコト。ちょっとそんなんいらないからー。調子に乗っちゃうからー。互いに煽り合って大変なコトになっちゃうからー(現に記憶が飛ぶほど飲んだ)


焼酎ロックガンガンやった後にまたお酒に回帰したようです。


全然覚えてないー。
折角の復帰戦だったのに見事にノーゲム。しかも、おツレの話だと来月もこの常連さんと日にちを合わせて予約してしまったとのコト。あー、馬鹿バカばか!


全ては夢だったらいいのにな。