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③5月31日 高知で満面の笑みと出会う

2015年06月03日 | ライブ・公演・舞台

高知の方の気質は、情に厚いのでしょうか。高知出身の藤川球児は古巣阪神の高額なオファーを蹴り、月給10数万円と言われる地元高知のリーグへ。

球児のように情も厚いが、南国土佐の照りつける明るい陽光のように高知の方は陽気で明るく、屈託がなく、人が良いのに違いない。そう思わせる鰻屋さんでの出会いでした。

ジュリーが2011年の、ほぼタイガースの時に訪れたというお店。去年亡くなったジュリーファンのご主人が、この鰻屋さんに来ていらっしゃるという・・

いったいどんな方が席でお待ちなのか?
こんな私が後から顔を出していいものか?心の中では、まだ逡巡しながらも地元のJ友様に案内されて、大きくはないお店の2階を上がっていきました。お店は日曜のお昼時で、ほぼ満員の盛況でした。


2階に上がる途中、J友様がお店の人に「ジュリーのサインを貸してください」と気軽に頼み、気軽に店からサインを手渡されていた。えっ!?ジュリーのサインを直接手にしても構わないの??? なんと、おおらかな
上から二段目の真ん中の空いている場所↓ にサインがあったらしいです。


ジュリー達が2011年に食事をしたという部屋には亡きジュリーファンの御主人、そのお友達でジュリーファンの女性。大学生の息子さんに、顔なじみのJ友さんお二人。私を入れて、狭い部屋に計7人。
息子さんは、私と入れ替わりにお先に帰られました。昨日、ジュリーのお芝居を見たという息子さんは、とても楽しかったと感想を言われていたそうで、若いのにジュリーが良さがわかるなんて ほんとにいい息子さんだわ~!!

狭い部屋で、初対面のご主人を目の前にして 何とお悔やみを述べたらいいのか・・・
『初めまして・・』 『この度は残念なことでした』 えーっと『勝手に神戸新聞の記事ををブログにアップさせていただいて・・・ボソボソ』しどろもどろ、途中で何を言っているのかわからなくなってきて・・。
心からのお悔やみの一つも言えないとは・・ 困った


ところが

御主人は最初から初対面の人間に対して、満面の笑顔です。大変失礼ながら、最愛の奥様を亡くされた遺族というお立場の哀しみなどは、ここでは微塵も感じられませんでした。

私はこれまでの経験で、初対面の人間に対して全くの警戒心も見せず、笑顔で接することのできる人を、なかなか知りません。特に、中年の男性ともなると笑顔は尚更少ないのでは、いままでがそうでした。愛想笑いの一つもないのが普通でしょうが、ところが、こちらを一瞬でホッとさせるような、なんと明るい笑顔の方でしょう

そして、ご主人のお友達も大変楽しい方で、最初からうちとけて、前からの知り合いのように気軽に色々 おしゃべりをする事ができこのお店に、ジュリーのサインがあるのを見つけたのは私よ!』というわけで、私も硬くなっていたのは最初だけ、あとは美味しいうな重を食べながらの席になりました。

亡くなったJ友様は、ザ・タイガースは知らない世代で、私とはちょうど10歳年下の方だったという。ご主人が「裕子さんが今の朝ドラに出ているけど、裕子さんのファンでもあった」と、亡き奥様の思い出話を ふと思い出したようにされるが ちっとも席が湿っぽくはならないのです。ご主人もお友達も、お二人共 本当に気持ちの良い、潔いほどカラっとした楽しいお二人でした。ほんとに、日頃からの明るいお心持が偲ばれました。


鰻はこの頃、随分値上がりしていて、私は最近は長く食べていない。久しぶりに食べた、うな重。 ちょっと写メがボケました

私がたまに食べるスーパーのうなぎ蒲焼と違って、鰻が焼きたてで香ばしく、中はふっくら。鰻のタレは甘すぎず、辛すぎずちょうど良いです。普段より、かなりご飯の量が多いか?と思ったけど、完食!

ジュリーが食べたのは、天然うなぎの為 要予約です。5800円とか。このお店の方もとても話しやすく気さくで、ジュリーのことなどをお話してくださったそうで、ジュリーは2011年のほぼタイガースの時に、「沢田です」と直接予約電話をかけてきて、本人が現れて、やっと沢田研二だとわかったそうです。

そして、ただ座ってパクパク食べ続ける私の前に、次々料理が運ばれてくるんですが、私は頼んでいませんが。ジュリーの食した同じものを、ファンなら食べたいだろうと、気をきかせてくださっているのでした。ジュリーも食べたという、珍味穴子の稚魚「のれそれ」。初めて食べました。ツルンとして思ったより柔らかい、生姜醤油で。



これもジュリーが注文したという「塩かつおのたたき」
塩の味がついている、柑橘を絞ってサッパリと食べる。普段食べる、かつおのたたきより ひと切れが倍くらいの大きさで、厚みも倍の肉厚。とてもボリュームがありました。生のスライスしたニンニク添え。ニンニクは残念だけど、このあと観劇があるから、遠慮しました。    
                  
2階には3部屋有り、床の間のある一番良い部屋だと思う。
四畳半程度の、窓のある変形の角部屋。

ジュリーが座ったのは、床の間の右側だそうです。 

    

ジュリーのサインは、ビニール袋に入っていたのだが私が写メしようとしたら、J友様が、遠慮なくバリバリとビニール袋から出しました。
私「ビニール袋から出してもいいの?私に気を遣わなくても構わないですよ」
J友様「いいのいいの、ビニールに入っていると写すと光るでしょ」
「また、ビニール袋に入れたらいいんだから」

ほんとに、なーんとおおらかな~ 恐縮至極です



裏面に日付が

喜んで写メをしていたらご主人が、さっとサインを取り上げて、手に持ってニッコリと一言『一緒に撮してください!』
私「え?いいんですか?ブログに遠慮なくアップしますよ~(笑)」
御主人「お願いします」
な、な~んとおおらかな というわけでご主人のOKのもと、
満面の笑みを遠慮なくアップします。ボケててすいませんm(__)m


ほんとになんと明朗快活、ほがらかで前向きな ご一家なんでしょうか。若くして亡くなった奥様が、この陽気で明るい楽しいご家族に見守られて、いかに幸せだったのかということが、容易に想像ができました。
誰もが早い別れをしたくはなかったでしょうが、精一杯 お互いを思いやったのであろう、優しいご家族の姿が見えて、亡くなったJ友様のお人柄も忍ばれました。
ジュリーの曲に送られて、旅立たれたという幸せなJ友様、この私にも そんなジュリーに包まれた最期を家族は用意してくれるでしょうか?
そこはかなりギモンが・・・あかんな

何はともあれ、とても素敵なご家族のお姿に、私まで気持ちがホッコリと暖かくなったのでした。良い出会いを案内してくださった、高知のJ友様に有難うございましたと心からの感謝をしたいと思います。
帰り際に、再度 ほんとにブログに載せてもかまわないのですね?と
ご主人に念を押しましたがOKでした

高知のJ友様が
『彼女はジュリ友さんの中でこれからも生き続けます(^^)
うな泰さん、彼女が入院中、あのサイン病室に飾れるよう
貸してくれててんですよ~』

なんて、気の良い優しい鰻屋さん。
ますます高知の人の温かさに触れた思いがしました。亡くなったJ友様は、これからもジュリーファンの心の中に生き続けることができるのですね。

南国土佐の人々は まっこと暖かかったぜよ!

       ジュリ~♪

とっても美味しかったお土産・・・瑞々しくてフレッシュでした!

わざわざ、遠方で買ってきて下さったそうです。

    

      高知の皆様、本当に有難うございました。

 

 

みんなからのコメント コメントする

メルさん、お友達にも、大変失礼しました。お恥ずかしい・・・m(_ _)m
どうぞ、早合点を笑って許してやってくださいね~(^^ゞ
>「ま、いっか」 
いいですね~、そのさりげない おおらかさ☆彡
そういう、小さいことを気にしない、高知の方の気性がとっても素敵です。
ブログを読んで喜んで下さっている・・・ほんとですか?!
こちらこそ、どうも有難うございました。(^O^)

 

ananさん、今晩は(^^♪ ほんとに、南国高知の方々はみなさん、明るくておおらかな方達でした。
前日になって急に参加の初対面の私に、とても親切にしてくださって
恐縮しました。高知に行って良かったと思っています。

 

saoさん、こんばんは(^^)
あら、文章、全部お友達に変えてくださってますね(^^)
高知のみんなは、まっいいかと、笑ってました(^^ )
お友達いわく、いいのよ、いつものことだから、ブログ見て可笑しくて、すぐに、旦那に(写真の)電話したって、メールきました(^^ )
高知県民、おおらかですから(^^)ブログ読んで、みんな喜んでいますヽ(^o^)丿
ありがとうございます(^^)

 

saoさんおはようございます。
素晴らしく心温まる素敵な出逢いのお話と、貴重なお写真をたくさんありがとうございます。
ご主人様も息子さんも、とってもお優しい方ですね。
お優しい~笑顔のご主人様です。
anan

 

 

Rスズキさん、今晩は☆彡
コメントどうも有難うございます。思ったよりも遠い・・と後悔しながら行った高知でしたが
全く予期していなかった出会いに、感動しました。本当に、ジュリーがいなければ
こんな出会いは無かったことでしょう。ジュリーにも感謝です。

「悪い予感」がジュリーに戻られてたきっかけですか、ドラマチックです☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆
家族が「なぜ 死んだ」と嘆いてくれたらいいんですが、うちはどうかしら(=_=)
期待せずにいます。 

 

メルさん、高知では大変 お世話になりました。ご親切を忘れません。(^O^)

>うな泰さん、彼女が入院中、あのサイン病室に飾れるよう、貸してくれててんですよ。
何と、そうなんですか☆彡 ますます高知の方々の暖かさが心に染みます。
行く前は高知まで早まったと、かなり後悔していたのですが、うな泰さんでの
楽しい会食と、高知の舞台の舞台の素晴らしさに、本当にはるばる行って良かった、甲斐があったと思いました。
また是非お会いしたいです、心からのお礼を申上げます。

 

まあ、うなぎ屋さんで、なんて素晴らしい出会いがあったんでしょう。ジュリーがいなかったらこんな出会いもないでしょう。暖かい高知のご家族に心打たれました。私はただうなぎ食べに行っただけ・・・・。
わたしも最期の時はジュリーの歌で送ってもらおうかしら。ジュリーに戻ったきっかけの「悪い予感」でお願いします。「♪なぜ、死んだ!」ぴったりでしょう?

 

saoさん、こんばんは(^^)高知まで来てくださってありがとうございました(^^) 行ってよかった!と言っていただいて凄く嬉しいですヽ(^o^)丿 回を重ねてパワーアップしたキャストのみなさん、大楽と思って遠くから集まってくれたジュリ友さん、そして初めて音楽劇というものを観る地元のみんなの熱気が、あの至福の時間を作ってくれてのかなと思います\(^o^)/ うな泰でのお食事会も楽しかったです(^^) 雅子ちゃんもあの部屋で、笑ってたはずです!!
ジュリーに触れるときは、必ず雅子ちゃんのこと思うから、彼女はジュリ友さんの中でこれからも生き続けます(^^) うな泰さん、彼女が入院中、あのサイン病室に飾れるよう、貸してくれててんですよ~

saoさん、ほんだら(ジュリーお気に入りの土佐弁?)また会えるがを、楽しみにしちゅうきね(^^)

 

 




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