都市と楽しみ

都市計画と経済学を京都で考えています。論文や講演も。楽しみは食べ歩き、テニス、庭園絵画作成・鑑賞、オーディオと自転車

川木商店(金沢 近江町市場):泥鰌の蒲焼は吉田健一を思い出す

2018-10-31 03:06:44 | 食べ歩き

 近江市場の角に3店の泥鰌の蒲焼が並ぶ。荊妻の意見もありこちらにする。どこも、国産で炭火焼きをうたう。

 一本120円で5本から持ち帰り。泥鰌の蒲焼を知ったのは学生時代の「食食食(あさめし、ひるめし、ばんめし)」での吉田健一のエッセイだ。

 3つほど身がささり、あっけないほど小さい。その分タレ多く、鰻をとんかつとすると串カツみたいな位置付けだ。家に帰り、暖めてから山椒をかけるとさらにうまく、金沢の味が舞い上がる。

 酔っ払いでもどしどし食べられる

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素人夫婦が初めての淀競馬場まで、飲む打つ買うを体験

2018-10-30 03:12:01 | 都市経営

 まずは、三条から京阪で橋本駅へ、降りてすぐ橋本( https://kuruwa.photo/kyoto/hashimoto/ )で色街を研究。歩くがすっと終わる。かつての色街も台風で被害を受けている。しかも京街道沿いの短い街区。銭湯もあり、親切な爺さんが夏目雅子の映画の話をご解説。

 それにしても色街建築としては新しめで2階の手すりの奥にガラスがあるから大正以降の建築だと思う。赤線禁止になるまで、門前町の精進落としとしてか、伏見とともに三十石船( https://www.kyoto-wel.com/yomoyama/yomoyama10/059/059.htm )か京街道( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%AC%E8%A1%97%E9%81%93_(%E5%A4%A7%E5%9D%82%E8%A1%97%E9%81%93) ) の色街としてか栄えたのであろう。京街道がカギの字に曲がっているのが面白い。

 時間もあるので、ゆっくり石清水八幡宮まで。結構な坂。途中の竹林は台風で荒れている。岩清水八幡宮は七五三で賑わう。台風被害の多い裏参道を降りて頓宮の食べ物イベントに。地元が多い。その前の安居橋(あんごばし)は太鼓橋であるが、斜橋になっている。不思議だ。対岸の蔵と良い景色だ。

 油座( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%B1%B1%E5%B4%8E%E6%B2%B9%E5%BA%A7 )があった大山崎まで歩くのも良いかなと思ったが、京阪で競馬の菊花賞というのがあると聞いて一度行ってみようと歩いた。三川合流の背割り堤( https://www.yodogawa-park.go.jp/sansen/ )にはローディ(自転車)とウォーキングが多い。途中の積み藁の形は集合してあり面白かった。

 京都競馬場は入場料200円、なかで、すじ煮込み(450円)とレモン・ハイ(400円)で気分は博徒。芝生と子供の遊び場があり、若い夫婦が多い。競馬新聞を読んで母親と予想を言い交す小学生もいて「教育は環境なり」と思った。孟母三遷を思い浮かべた。

 日本全国の唐揚げキッチン・カーなど並び、菊花賞お弁当は2千円!施設内の食べ物はとても高いと思った。

 初めて馬の走るのを見たが、圧巻だった。その後、均しの車など段取りが良い。荊妻はテレビでよくある馬券投げはないのかと言うが、確かになかった。

 一日で、飲む(レモン・ハイ)、打つ(ところに入場)、買う(ところを見学)して、またも2万歩。

 シャワーを浴びて一休み

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澤ノ屋(金沢 東茶屋町):特上海鮮丼と炙りのど黒丼は楽しくうまい

2018-10-29 03:05:33 | 食べ歩き

 ひがし茶屋街の向かいにある。どう見ても場末の食堂みたいな内装と愛想のなさそうなおねいさん(ツンデレであった)微かに魚の臭い。

 子供と荊妻は事前予約の炙りのど黒丼、当方は特上海鮮丼(2,160円)にした。ご飯が暖かい酢飯でつややか。上にのるのは、鰺、かんぱち、いくら、ウニ、烏賊、バイガイ、トロ、のど黒炙り、鯛、鮪、ねぎとろ、玉子、蟹の身、蟹の足、蛸、サーモン、がぎっしり。真ん中に甘海老。

 玉子、蟹の身、蟹の足、サーモンはアレルギーと好みでないため交換。炙りのど黒を大根おろしと共にもらう。これはねっとりして脂が中和されて軽くしてありうまい。のど黒は脂が特色だがいやらしいとも感じるが炙りと大根おろし、下味の工夫がある。

 海鮮丼は蛸とバイガイが一番で、次にトロ、ねぎとろが良い。かんぱちと鰺はエッジが効いて新鮮だが旨味を感じなかった。あら汁はのど黒が大量で脂がいっぱい。甘海老の頭も入る。濃厚というより脂っぽいため荊妻に。

 山葵の卸方が丁寧でねっとり、量は少な目だが子供のも貰って楽しんだ。醤油は普通でもっと香りのあるのが良いと思った。恵比寿ビールがうまかったがお酒も一杯楽しむとさらに良かったかもしれない。

 ご飯も多く、3人とも食べきれなかったのが残念。出来れば山葵と生姜を増量できるとありがたい。

 金沢はお昼も楽しく、お安い

 

 

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エチケットカッターER-G50を買う

2018-10-28 02:23:18 | 世情

 貯まっているヨドバシのポイントで買い、2,070円に単三電池は別。最近伸びる鼻毛をカットする、でないと人前で抜くことになる。洗えるのが良い。

40年前、千円で買った手動式もあるが、歯が切れない。やはり電動は楽で、よく刈れ、しかも流すのが簡単だ。シェーバーもパナソニックが確か「水洗い可」の嚆矢では。83年に買ったT字型単二電池のシェーバーは未だに動く。

ちゃんとするのに便利が一番、しかも刈るのも洗うのも簡単でこれは逸品

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福仙楼(大阪 北浜):カレー焼きそばがやや大盛、苦しい

2018-10-27 02:14:27 | 食べ歩き

 小雨模様でもあり早めに行くと、口開け。カレー焼きそば(510円)は10分ほどかかり、1人前のみの仕上がりで、ちょっと大盛。麺より野菜と肉、海老が多く食べるのに時間がかかる。胡椒をたんまりかけてもあまり変化がない。ウスター・ソースをたっぷりのほうが、酸味が加わり面白い味に。

 時たま食べたくなる、隣のニューハマヤともに隠れた北浜での郷愁の味

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都市計画学会関西支部 第2回フィールドワーク 「花街・先斗町の変遷」に参加

2018-10-26 02:21:03 | 都市計画

 先斗町まちづくり協議会 神戸副会長の対談と街案内で無料、有意義だった( http://www.cpij-kansai.jp/contents/committee/get_file.cgi?id=214&fn=1 )

まず、鴨川の変遷( http://www.pref.kyoto.jp/kyotodoboku/documents/kamoseibi-1.pdf )は理解の前提となる良い資料だ。関連して下記の資料を読んでおくと良い。

鴨川( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B4%A8%E5%B7%9D_(%E6%B7%80%E5%B7%9D%E6%B0%B4%E7%B3%BB) )

高瀬川( https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/nenpyou/htmlsheet/toshi22.html )

先斗町( https://www.ponto-chou.com/history/ )

禊川(みそそぎがわ https://kyotofukoh.jp/report148.html  )

 講演の内容は:

先斗町の形成 鴨川と高瀬川の間の三角地帯が発祥とのこと

先斗町の発達は、高瀬川の船運と鴨川の治水にともなう河岸と堤防工事で東側に拡大したと思われる。その証拠として、先斗町西側の道路境界石は蛇行しているが、東側は新提改修のためか直線になっている。

①高瀬川(1614)→人足相手の料理屋(生簀料理と鴨や鶉の鶏料理→今でも口取りに入っている)

②寛文新提(1663)→鴨川側水茶屋(1712)3間位。京都坊目誌( http://www.pref.kyoto.jp/dezi/data/62.html )には「東側が栄える」との記述がある。

③昭和10年鴨川洪水(1935)後改修→鴨川岸の3間の通路と後に市から払い下げ東側の拡張、禊川の開削と床の設置

 色街としての公許は安政6年(1859年 明治の前)で 芸妓(畳)のみ娼妓(布団)はなし、但し不見転もいたようだ。この頃、上下木屋町は席貸や茶屋、旅館などは不明とのこと。二条新地( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E6%9D%A1%E6%96%B0%E5%9C%B0 )の出稼ぎ地として公許ともある。当時、他の五花街(島原含む)は娼妓が居たということだ。

 この頃は娼妓の格が上であったため、先斗町には劣等感があったとのこと。三業地として、置屋は旧歌舞練場(木造で今の京極かねよの建物(3階は焼失)か)で真ん中あたりのハコヤだったとのこと。仕出しは木屋町から露地を通り配達した。

 お茶屋は100軒あったのが現在では20軒、看板規制と電柱の地下埋設は進行中。なお、建替えか焼失なら3項道路となり建物後退( https://ja.wikipedia.org/wiki/3%E9%A0%85%E9%81%93%E8%B7%AF )で引っ込んでしまうのが問題。

その他貴重な知見は:

・お茶屋は昔のキャバクラ

・先斗町は京ことばだが、祇園は花街ことばで江戸

・祇園色街の発展として建仁寺の上地をとりしきったのが一力の杉浦治郎衛門( http://www.ritsumei.ac.jp/acd/gr/gsce/ce/2010/my01.pdf )

・相続で街が変わる、独居老人の女将が多い、女の世界

・東西の路地は高瀬川の舟入と結びついている

・下水の整備は早かった→露地自体と奥の便所や通り庭、竃が東京台所に変わったのでは(当方)

 最近、連続して色街の研究が多い。色街は滅びの美しさがあり、たまに行くと面白いが観光用だと思う。しかし、街が小ぎれいになりすぎるのは良くない。闇や影が必要であり、色街もだ。定年退職で憧れの芸者遊びの一日旦那になれるなどのファンドを売ってはどうだろうか。月1万円でも20年でそこそこ溜まる。積立の間、ネットで芸や舞子から芸妓の成長を配信するとバーチャル旦那だ。現代の旦那という評価者と金主を育てる必要がある。

 楽しめたセミナーで、当方のみ色街研究で景観やインフラ系の都市計画主流派からは浮いていたかもしれない。

 色の道を行く

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紫蔵(京都 平野神社):丁寧な家系は、法蓮草がうまいが、塩っぱい、チャーシューがうまい

2018-10-25 02:13:18 | 食べ歩き

 絵を描き終えて13時過ぎに訪問、待ち無し。固め、薄目、脂無しにして法蓮草と海苔で850円。(チャーシューメンは売切れ)きれいな店舗に3人が働く

 スープはあっさりしているが旨味がある、が塩っぱめ。この後、喉がすごく乾いた。チャーシューは東池袋の大勝軒みたいで柔らかく、脂がなく、煮込んだもの。これはおいしい、チャーシューメンを次に食べよう。

 法蓮草は暖めているのか、スープの温度低下はあまりない。これでお腹が膨らんだところに、あふれる麺の量。海苔が活躍、ニンニクも入れるが豆板醤がなく一味も。胡椒も入れて味に刺激が、さらにすり胡麻を大量に入れるとうま味も増す。

 丁寧なお味だ、空いているならまた来ようと思った。あくた川のレア・チャーシューは今一つだが、ここのチャーシューはうまい

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初秋の金沢を味わい、歩く、3万歩で堪能

2018-10-24 02:17:01 | 趣味

 11月半ばの土曜、子供と荊妻と3人で金沢へ。7時半過ぎに京都を出発、2時間少しで10時前にサンダーバードは金沢着。2002年頃はN生命で福井・金沢・富山のビルを管掌していたが、当時は論文などで忙しく観光は全く思いつかなかった。兼六園のみ一周回ったのを覚えている。その前、83年にはT工務店の見習いで北陸一泊旅行に行った。この時は大友楼で会席をSさんと一緒に食べた覚えがある。

  閑話休題、お昼の海鮮丼やお菓子、大友楼の駅弁などの食べる楽しみと、名所めぐりの歩く観光を楽しんで3万歩。

 金沢駅は綺麗かつ巨大になり商業も充実した、全体を覆うドームとあまり好みでないが巨大な鼓門(設計 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BD%E6%B1%9F%E9%BE%8D%E4%B8%89 )などに驚く。 石川県庁や金沢大学の移転など中心部の空洞化、その反対に駅前再開発の進行、その先に北陸自動車道のICの設置などで駅周辺と駅の西側に都心が拡大している。旧市街と駅周辺の2極分化が見られる。

 北鉄バスの無料券もあり、香林坊まで。バスは右と左回りで15分に一本くらい。ここから歩いて武家屋敷をめぐる。用水の景観と観光歩道が整備、西外惣構掘など興味が湧く。用水に降りる階段も綺麗だ、また、一部は用水を生かした、こじゃれたお店になっている。足軽資料館は初めてで、こういう階級の資料は貴重だ。外壁は押縁下見張りで風雪に耐える仕上げだ。京都の杉板縦張りとは正反対だ。便所は汲取り式だろうか。風雨を凌ぐガラスと隙間風のないアルミ・サッシュ、壁の断熱など今の住宅は贅沢だ。この薄い壁と隙間風では冬は服にくるまっているしかない。途中にお洒落なパン屋があった。( https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17006812/ )川沿いに柿が多く、写真で楽しんだ。

街中は築地塀で土のまま、瓦など挟んでいない。基礎の石垣が高めできれいに積んである。小路を歩くと和む。

 折り返して、鴨川に似た犀川を渡る。上流には堰が、川沿いの緑地・親水整備はあまりない。 

 にし茶屋街(ちゃやがい https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AB%E3%81%97%E8%8C%B6%E5%B1%8B%E8%A1%97 )は小さい。重要伝統的建造物群保存地区(寺町とひがし茶屋街などの4か所が指定)にはなっていない。1820年の公許では明治の50年程前にしか過ぎない。2階がのっそりして高い、独自の細かい出格子(弁柄の木虫籠)が景観を形成する。京都で言うと祇園白川あたり。

 西茶屋資料館( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E8%8C%B6%E5%B1%8B%E8%B3%87%E6%96%99%E9%A4%A8 )は近年の復元、いまひとつ。周辺はあまり見るべきものはないが、甘納豆の店と奥の土蔵など一見の価値がある。昔は、香林坊、片町、にし茶屋のルートに賑わがあったのだろう。

 

寺町の近くから、バスで犀川を下り、お城の前を通って浅野川を渡り、ひがし茶屋( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E3%81%B2%E3%81%8C%E3%81%97 ) へと浅野川を渡る。

 お昼は海鮮丼 澤ノ屋で楽しくおいしい。

 ひがし茶屋では、保存地区として(https://www4.city.kanazawa.lg.jp/11107/rekisimatizukuri/jyuudenkentiku2.html )志摩( http://www.ochaya-shima.com/ ) と、お茶屋美術館(旧中や http://www.ochaya-museum.com/ )で色々学んだ。もともと、1820年公許の前は八幡川に沿った区画だったが、ひがし茶屋は川を無視して暗渠化し道路を付け替え、周りに塀を回し冠木門を表と裏に設けたとある。平行に一、ニ、三、四番街が整備され背中合わせの建物となっている。どこかで見た町割りだと思ったら、飛田に似ている。奥には卯辰山が見えて景観と規模は東山を背にした祇園に似ている。

背中合わせのため仕出しなども表から入れたようだ。三業地であり、茶屋(明治には「上等貸座敷」とある)、置屋・検番、仕出しもあったとのこと。娼妓ではなく芸妓だったようだ。

 通りが広く、近代的な感じがする。建物も新しい。入口に階段と曲線の手すりがあり色街建築らしい。次の間があり、金屏風と地方の楽器が置いてある。

 志摩の中庭には何故か灯籠が3基もある。中や には水琴窟がある。入口は頑丈な木戸で潜り戸がついている。前から見ると2階がのっぺり高い。建具も2階の方が大きい。旧中やの2階の離れなど青の壁がモダンで床の間を枠どる木の磨きが映える。弁柄の色も対比となっている。もっとゆっくり見たかった。

 地下には石室(当時の冷蔵庫とのこと)と台所があり、仕出しの暖めなどに使ったのだろうか。 

 洋食屋や食堂もありハントンライスもあった。街並みは押縁下見張りの壁が特色で、影が面白い。なお出窓が多いが、空中越境を気にしないようだ。

 東側にある観音町は商店が多い。各戸にあるトウモロコシは門守と言い長谷山観音院( http://www7b.biglobe.ne.jp/~osyou/ )の「四万六千日」の縁起物。通りは参道でもあり、経田屋の穀物の名を書いた白い暖簾など独自の街並みがある。昔は平屋建てが多かったのだと解説の方から聞いた。 

 浅野川の向こうには、京都の先斗町みたいな主計町茶屋街(かずえちょう https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%BB%E8%A8%88%E7%94%BA_(%E9%87%91%E6%B2%A2%E5%B8%82) )がある。公許のお茶屋ではないものの自然発生的な川沿い茶屋を形成している。3階建ても多く、アドリブが効いている街並みだ。御茶屋は廃業し、カフェやホテルになっている。検番らしき建物もあった。

 近江町市場( http://ohmicho-ichiba.com/portal/servlet/ohmicho.search?tm=125657172 )まで歩く。市場は、活気があり京都の錦市場のような観光地ではなく、大きな生鮮スーパーのようで生活と結びついている。それでも観光客相手の鮨など多い。名物、泥鰌の蒲焼を3店比較してから購う。うまいお土産になった。

 金沢21世紀美術館( https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%B2%A221%E4%B8%96%E7%B4%80%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8 )はSANAAの作。丸い公共空間を置いて、そこに各展示室が突き抜ける箱となっている造形。うまいし、センスが良い。屋外アートも子供が楽しめる気軽さ。地下を使い、高さを15ⅿに抑えた手法も周辺の景観に配慮している。

 兼六園( http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kenrokuen/point.html )は大名庭園で広大。瓢池と霞ヶ池で水を貯め、噴水と流れに利用するという土木計画。園内に御茶屋が多く、あんころ餅が名物のよう。

 傘は雪見型で広めの薄目、雪を冠るときれいに見えるからだろう。足は2本の有名な徽軫灯籠( ことじとうろう )や、こけしみたいなのとか凝っている。全体にあっさりモダンな形状。

 水辺のすすきが逆光にきれいに浮かんでいた。四季の花や雪景色がきれいなのだろうと思いをはせる。

バスを逃して、歩いて金沢駅まで。お城の裏側や近江市場、駅前の再開発などのんびり見て歩く楽しみ。

 金沢駅ではお土産と駅弁に。というもお目あてのおでん屋さんが長蛇の列で食べられず。

 帰りのサンダーバードは雄琴の手前で鹿と衝突し12分遅れる。雷鳥が鹿に勝つのは面白い。Google Mapで見ると水田近くまで森が伸びているところを走っていたのか。

 元気な子供は京都駅から歩くとのこと。荊妻と地下鉄で帰洛。さっそく泥鰌の蒲焼きで湯上りの一杯を楽しむ。

 充実した一日、仲良し一家は良いな

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深清鮓(堺 湊):10月の穴子もうまい、バッテラも良い

2018-10-23 02:11:53 | 食べ歩き

 いつもは8月の穴子鮓買出しを友人夫婦と計画し、8月後半が台風の関係で10月頭に延期になった。今回は、還暦の絵葉書もお渡しできて一安心。

 持ち帰り、上穴子鮓はとろけてうまい。ちょっと土臭い感じもした。穴子の箱はねっとりと詰がかかる。

 なんとも良かったのがバッテラで鯖のうま味とご飯のバランスと硬さが良い

 このうまさは堺まで行く価値がある、友人夫婦も感激していた

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CHANEL MATSURI 六角堂:赤がきれいだ

2018-10-22 02:15:24 | 京都

 近くでもあり荊妻と参加。境内と隣の池坊のビルで開催。赤がテーマでスーパー・ボールすくいもある。アジア系も多い。https://matsuri.chanel-beaute.jp/?utm_campaign=fb-jp-jp-bp-mu-matsuri&utm_source=yahoo&utm_medium=cpc

 名刹とシャネルが面白い、途中には子供が生まれた白鳥(「噛みます」と注意書が)、赤の提灯の中、おみくじやあてものが。最後は「女性だけ」試供品の小袋が。

 こういうコラボは洛中でいいな

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かん袋(堺 宿院):暑いなか氷くるみがうまい、持ち帰りもうまい

2018-10-21 02:31:52 | 食べ歩き

 1年ぶりに予約し友人夫婦と来店。

 店では氷くるみを食べる。餡の粘っこさ、白玉のもちもち、氷のしゃりしゃりがあわさる。

 先に白玉を食べて、餡と氷を混ぜるのが好きだ。

 持ち帰りは、飲んだ後の甘味として餡の粘りがねっとりしてなんとも官能的だ

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鳴滝の御室川にかかる城北橋と柿を描きました

2018-10-20 02:42:21 | 趣味

 前から狙っていた柿。愛宕山も入ると良いのだが手前の山に隠れる。北西を望むが、朝の陽に照り映えて柿と葉がきれいだ。

 

( http://www15.plala.or.jp/n7ohshima/drawing7.html )

 

10月の初旬でも柿が色づく。今年は秋が早いが、紅葉の葉先は枯れているのも多い。柿の葉が多く色づいている。柿の実は艶やかで個数も多い。

 御室川はコンクリートの護岸に苔が多い。その上にかかる城北橋はアーチが欄干にある。奥には、たなべ米穀店の角が見える。

 柿の木は、川にせり出し、不思議に道路側に柿が多い。強風でか枝が折れた歴史を感じる堂々として柿だ。

 8時から描きはじめ、12時半の4時間半。3時間は鉛筆とインキングに費やした。なお、画面構成のため周辺の木や家屋は省略している。お腹が空いて目と手が疲れた。

 帰りは、近くのI’sの親方に昨年還暦記念で作った絵葉書を届けるが昼休みでご不在、残念。久々に長文屋に寄り七味唐辛子の小唐と国産一味唐辛子を購う。ご主人と電動自転車で盛り上がる。

 疲れて帰洛、シャワーが心地よい、お昼寝

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れすとらん 浪花亭(堺 宿院):レトロな洋食を堪能、安い

2018-10-19 02:31:02 | 食べ歩き

 12時に入ると空いていたが続々と年配のお客が。東京からの友人夫婦3人でもあり色々食べようと、まずは、スープ(小)を各自、これがあっさりで懐かしいお味で胡椒を入れるとさらに良い。

 楽しみにしていたハヤシ・ライスはないとのこと。ハンバーグ1個とビフカツ、中瓶のビール2本で楽しむ。ハンバーグは懐かしのお味、ビフカツは肉が薄く、端はほとんど衣だけというレトロ仕様。ガルニの茹でキャベツカレー味が東京の夫婦に人気。珍しいしおいしいとのこと。

 エビフライと大盛カツカレーで仕上げる。さらっとしたカレーは懐かしのお味。エビフライはタルタル・ソースが丁寧でカレーにも付け合わせるとうまい。

 3人で堪能して3千3百円あまりで安さに驚嘆

 次は、ハヤシ・ライスだ

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渡月橋にみっふぃー桜キッチン・ベーカリーを見る

2018-10-18 02:34:30 | 都市開発

 荊妻と二人で昼過ぎから嵐山に。渡月橋の南側の欄干は破損。外人(半分欧米系、半分アジア系は着物が多い)ばかりで、ちょっと暑いからかアイス・クリームが多い。

 みっふぃー桜のお店は開店して間もない。パンと小物でARASHIYAMAと書いてありお土産に対応。キャラクター店の老舗で西京極の寺子屋の運営。値段がお手頃。ミッフィーを模ったパンは売切れ。

 数年前、ユトレヒトのミッフィー博物館に行ったのを思い出した。親切な店員にミッフィーの前で夫婦記念撮影。

 15時過ぎの太陽は、愛宕山や東山の稜線を際立たせる。いつもと違う立体感が楽しめる。ちょっと赤味がかるが装いの秋は始まりの時期。

 天龍寺の庭園拝観と思ったが、紅葉は日焼けや枯れているのが多く、行くなら秋の早朝に出直すことにする。

 観光地は賑わう

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葵(京都 烏丸):熟成カキフライはなんともうまいが塩っぱい

2018-10-17 02:30:14 | 食べ歩き

 本格的な秋はカキフライから。熟成とあり1,100円。見ていると、塩水らしきものに浸かっている牡蠣を電子レンジで温めている。衣をつけて、フライパンの油で揚げるが、長め。

 カラリとしたカキフライで長細い大き目が5個。醤油をたらして食らいつくとカリッとしていていつもよりうまい。しまった身で塩っぱめ、醤油は香りづけでよいと感じた。

 ガルニはキャベツとトマト、カレー味のパスタ(ウスター・ソースを足すとさらに良い)

 ご飯はお代わりしていたが、最近は1枚で充分。味噌汁は出汁が効いているようになったが、味噌の種類なのか塩っぱい。具は多くなった。

 日々、改良が進んでいる、しかしマスターの煙草はどうにかならんか

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