ワクチン接種（2回目）：8月下旬 注射周辺の肩の痛みと発熱、接種証明書で自粛緩和の区別を

　前日と前々日はテニスで大暴れ、シャワーを浴びてかかりつけ医に。経済の雑談をしつつ正午に完了。このあとは接種部位の周りが痛いかなくらいだった。

　翌日（日曜日）、図書館や買い回りに走り、お昼は田舎蕎麦大盛をおいしく食べて、シャワーを浴びて14時頃、休む、肩はトスが上げられないくらい痛い。だるい、扁桃腺炎みたいな感じだ、15時には体温が37.2℃（平熱は35.5℃）となり、頭痛、目が渇く、喉が渇く、気分が暗くなる。しょうがないので、本も読む気にならないため、高校野球をぼーっと見る。

夕方、青物と鰹の叩き（血合いを取り除き薄切り）におろしニンニクと大葉を添え、旭ポン酢で6.5勺のご飯とともに食べる。うまい。やっと36.8℃に下がり楽になる。

　3日目の朝は36.3℃で気分は改善、肩はまだ痛い。読書三昧

　4日目の朝、やっと平熱に、しかしだるい。黄色い痰が出て風邪の末期みたいだ。肩は上に伸ばすのに違和感がありテニスのトスは無理だ。と思ったら午後発熱で37.0℃ロキソニンで楽になる。

　5日目の朝、やっと平熱で気分がすっきり、肩は注射まわりの筋肉に違和感

　日曜日の20時に「0打」（開票開始と同時）で横浜市長に立憲推薦のIR反対派山中竹春が当選。きっと、読み下しとはぐらかしの係長みたいな総理大臣は眠れないだろう。落選の「友達」の小此木八郎に、菅は首相としてメールで「ご苦労さま」とのこと。目上からいうのが「ご苦労さま」、普通は「おつかれさま」だ。しかもメールでとは尊大な性格が伺える。

　選挙の後の政権に期待したいことは、これだけ苦労したワクチン2回打った証明書（接種後14日経過後）を門扉に貼り、かつ証明書を発行してくれると自粛の一部から解放してもらいたい。我が国のコロナの死者は1万5千人で、死亡者率は124人/百万人（世界平均　571人/百万人）に比べ約五分の一と低い。（　https://covid.gutas.net/world?c=7　）年間自殺者数は2万人/年（　https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R03/R02_jisatuno_joukyou.pdf

　）がコロナの影響か女性が急増している（　https://www.nippon-foundation.or.jp/journal/2021/55066　）2020年は男女合計で前年より900人増加した。自粛や派遣切りが影響と考えられ、自粛一方から経済対策・生活対策が求められる。参考までに交通事故（　https://news.yahoo.co.jp/byline/fuwaraizo/20210105-00216093　）は、20年前年間9千人だった。利便性のために、事故を容認した社会ではなかったのか。

 

　また、コロナ感染者の医療体制も疑問だ、大阪ではベッド数も充足しているように思えるが東京での逼迫が目立つ。しかも、重症患者は東京（独自基準だが　https://web.sapmed.ac.jp/canmol/coronavirus/japan_severe.html?d=1&kw=%E5%85%A8%E5%9B%BD%2C%E5%8C%97%E6%B5%B7%E9%81%93%2C%E5%9F%BC%E7%8E%89%E7%9C%8C%2C%E5%8D%83%E8%91%89%E7%9C%8C%2C%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%2C%E7%A5%9E%E5%A5%88%E5%B7%9D%E7%9C%8C%2C%E6%84%9B%E7%9F%A5%E7%9C%8C%2C%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%BA%9C%2C%E5%A4%A7%E9%98%AA%E5%BA%9C%2C%E5%85%B5%E5%BA%AB%E7%9C%8C%2C%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E7%9C%8C%2C%E6%B2%96%E7%B8%84%E7%9C%8C　）が少ない。入院患者の年齢や基礎疾患の有無などの分析もなく、やみくもに「足りない」では戦略的対応ではない。政治か、地方政治か、医師会のバイアスがあるのだろうか。足りないなら仕組みを考えるのが政治だが頼りにならないため、民意での後押しが欲しい。

　安倍元首相は民主党政権を「悪夢」と呼んだが、アベノミクスと菅政権は経済（日銀を使った打ち出の小槌）、倫理（モリ・カケ、桜など利権と官僚恫喝）、コロナ禍に対する戦略のなさ、はぐらかし、悪循環で自滅（安倍の腹痛、菅などは、陛下の横で立たない、広島で読み飛ばし、長崎で遅刻し、今や目はうつろで精神の安定を疑う、その反面自分の再選のみ考えているようだ）がある。平成から令和の安倍・菅の長期政権における政治・経済・倫理の「厄災」として記憶されるべきだ。

　大学生も、教育の「質」が下がっている。この1年半対面で教えあう授業ができていない。「キャンパス・ライフの喪失」といえよう。職員、教授など全部ワクチンを2回打ち授業の正常化と、安全なお店でのコンパの開催の容認を行えばよい。

　学生時代に人と人の付き合いの体験なしでは社会人に送り出せない。

　再度いう、ワクチン2度接種の証明書などでの自粛の緩和が、ワクチン反対派への働き替けと、世の中正常化に必要だ

Slurp（京都 三条東洞院）：お昼のセットの天然塩らぁ麺は一番好み、ご飯を入れて満腹

　3種類：醤油、豚骨白湯、天然塩の順で食べたが、塩が最も良かった。

　具などは同じだが、柚子の香りがとても良い。麵も同じだが、ぱっつんだがうまみの無い細麵だ。自家製麵にできないのだろうか。

　唐揚げとご飯のセットにして、余ったご飯は雑炊にして食べるとお腹一杯。近くの優光のチャーシュー丼セットとほぼ同じ値段。こちらの方が唐揚げであり満腹になる。

　セットなしで、さっと湯通しした野菜などトッピングできると女性にうけるのでは

晴れて、孫とベランダを楽しむ

　やっと晴れた。雲の動きが早く、東山の緑が濃い。湿度も落ちて28℃と快適で、早速、ベランダの人工芝にバスタオルを敷いて孫と遊ぶ。風があたり、空が高いのが良いようで機嫌が良い。

　ミルクを飲ませるのに、胡坐をかいて孫を落としこんだ形にする。始めは楽だったが、だんだん足がしびれてくる。

　その後、荊妻が干すバスタオルに感心が行く。丁度、ディズニーのキャラクターだ。回転する小物干しに数枚かけて干すと、寝転がったところからちょうど手が届く。30分程、熱心に見ながら触っている。大きなバスタオルの風車だ。

　テニスの後でもあり、お絵描き用の椅子でも持って来て孫の横で一杯やればよかったと思う。（ベランダに物を置くと子供が動かし手すりから落下の危険には注意、使ったら仕舞う）光あふれる夏の涼しい午後。だんだん、ベランダに南からの光が差し込むようになっている。秋は近い

末廣（京都 寺町二条）：京風箱すしに稲荷1貫は古風

　古いお店で、京風箱すし（1,350円税別）に稲荷1貫（120円税別）で1,587円。

　箱鮨は、箱（玉子と海老）2貫、穴子のおぼろ（5貫）、鯛（2貫　大葉が入っている）が小さいので夏の疲れた胃に丁度良い。真ん中に干瓢かなにかを挟んでいる。

　柔らか目で味付けは薄め。稲荷は濃いめで油もあまり抜いていない。具は五目でこれが一番よかった。

　古風なお味でほんわりするが、物足りなさもある

大雨の災害は同じ場所を繰り返す、都市のあり方と自動車依存の見直しを

　数年ごとの洪水、内水氾濫（　https://dil.bosai.go.jp/workshop/01kouza_kiso/11naisui.html#:~:text=%E5%B9%B3%E5%9D%A6%E3%81%AA%E5%9C%9F%E5%9C%B0%E3%81%AB%E5%BC%B7%E3%81%84,%E3%81%AF%E5%8C%BA%E5%88%A5%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%8E　）も同じエリアで繰り返されている。

　一例として、佐賀県大町町を「重ねる災害マップ」で地形と洪水を見ると（　https://disaportal.gsi.go.jp/maps/?ll=33.184663,130.138167&z=14&base=pale&ls=chikeiBunrui50000_multi%2C0.8%7Cseamless%7Ctameike_raster%2C0.8%7Cflood_l2_kaokutoukai_kagan%2C0.8%7Cflood_l2_kaokutoukai_hanran%2C0.8%7Cflood_l2_keizoku%2C0.8%7Cflood_list%2C0.8%7Cflood_l1%2C0.8%7Cflood_list_l2%2C0.75%7Cexperimental_landformclassification%7Cdisaster1&disp=00100000110&vs=c1j0l0u0　　）六角川が蛇行し、氾濫原や旧河道が分かる。このエリアでは洪水の危険が極めて高いと分かる。

　大町町は杵島炭鉱で栄え1941年には人口ピークの2.4万人とある（　http://www.town.omachi.saga.jp/hp/sightseeing/02_rekishi/00_channel_o_rekishi_index.html　）産業転換による人口減少やコンパクト・シティから考えると、防災投資が難しいエリアとなる。また、この近郊の佐賀市でも洪水が多発している。

　東京都では荒川（放水路）の両岸におけるリスクも高い。（　https://disaportal.gsi.go.jp/maps/?ll=35.670146,139.819471&z=13&base=pale&ls=chikeiBunrui50000_multi%2C0.8%7Cseamless%7Ctameike_raster%2C0.8%7Cflood_l2_kaokutoukai_kagan%2C0.8%7Cflood_l2_kaokutoukai_hanran%2C0.8%7Cflood_l2_keizoku%2C0.8%7Cflood_list%2C0.8%7Cflood_l1%2C0.8%7Cflood_list_l2%2C0.75%7Cexperimental_landformclassification%7Cdisaster1&disp=00100000110&vs=c1j0l0u0　）、江戸川区では避難場所が区内になく、残る打つ手は「分散避難」（　https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e007/bosaianzen/bosai/jijo/kouikihinan.html　）を考えるように公告している。

　さらに、京都では茶碗坂などで擁壁の崩壊など発生した。熱海の痛ましい土石流もあった。水も危ないが土（山や擁壁）も危険がある。海も高潮や津波のリスクがある。地震では発生確率や断層（　事例：京都花折断層　https://www.city.kyoto.lg.jp/gyozai/page/0000015490.html　）、地質なども調査する必要がある。

　住むところを選ぶ時には利便性も大事だが、リスクの観点もある。今後の住宅あまりと人口減少を考えると、自動車が要らない、歩いて、自転車で便利な「まちなか」を作っていくのが一番と思う。地方都市でも、「車が要らない」駅前の商業を住宅や学校・保育施設、公共施設（特に医療と介護）の集約など「反スプロール」（郊外移転の駅前回帰）が都市政策として欲しい。

　アメリカでは車で行くショッピング・センターがアマゾンに負けて廃墟化している。マイルド・ヤンキーがミニバンで集う郊外イオンの日々も変化しそうだ

三條尾張屋（京都 烏丸御池）：お昼の天ぷらそば定食は丁度良い量とお味

　六角から東洞院を上がった八百一本館の前にある。ご主人とは知合いで、娘さんが上野の藪で修行し継いでいる。

　近くにあり過ぎて、大晦日以外にあまり行かない。今日は雨でもあり久々に。丁寧にご主人からご挨拶があり近況を話す。

　天ぷらそば定食は、天ぷら（海老、さつまいも、海苔に青菜）そばとご飯、お揚げ（平野屋）が入った胡瓜揉み、青菜と大根の漬けもので千円。

　つゆは薄めの甘目だがうまみがある。蕎麦は細目の白めで柔らかい。そつがないお味で良い。ご飯は少な目で固め。蕎麦を先にすすって、ご飯の上に海老と海苔を乗せて即席天丼に。残した、つゆと漬物で堪能した

　最近、カードなども使える

五山送り火を送る

　8時は六角堂の鐘も鳴る

　世の平安と、亡父、亡母を思い弔う。五山送り火は今年も簡略化で、大文字は真ん中の金尾（かなわ）の火床と端の５つのみ。

　「気」が舞っている感じがする。生暖かい湿った空気。

　この時期から朝夕がしのぎやすくなる、秋はもうそこに

タベルト（京都藤井大丸 地下）：8貫の握り盛合せは楽しめる

　8貫で798円。天然鮪、烏賊、鯛、白身（シマアジなど）、生の海老、いくらかトリガイ、鰹の叩きかサーモン、穴子（鰻の時も）

　お昼に買って、冷蔵庫に入れるが食べる1時間半程前に出して、上に保冷剤を置いておくとご飯が柔らかく楽しめる。

　家で漬けた新生姜や、野菜の副菜をたっぷりあわせる。夕陽の頃ゆっくりウォッカ・リッキーとともに楽しむ。

　最近、食が細くなったのかこれで丁度良い

盆の雨の時期、孫の面倒に集中

　だんだん重くなって7Kg近い。縦抱きをすると腕が疲れ、雨の運動にスクワットや腰のひねり運動をすると堪える。

　大体、3～4時間毎に、ミルク、縦抱きゲップ、オムツ替え、お遊び、ときどき昼寝が交互に来る。その合間、体重の割に表面積が大きいため発汗が多く水分補給も。

 

　育児とは手間がかかる。可愛いのはごく短時間で、その他は肉体・精神労働で休みなしというのは育児ノイローゼも分かる。育児とは奉仕であり、大人は奉仕された産物で、その恩返しが子育てかと「孫」にかかわるとしみじみ感じる。

　育児というのは確かに女性のキャリアの負担になると思った。育児はあまり男に向かない。繰り返しより、実験をしたくなる。男女の染色体の差は大きい。

　赤ん坊への対処も荊妻いわく「30年前と変わらん」とのこと、体力だけは30年分衰えたが、時間はある。

　晴れていると、緑のなかなど乳母車で行けるのだが連休の豪雨ではそれもかなわない。家の中や周りを歩くくらいだ。

　コロナは、東京はともかく京都も感染者急増だ。阪急に乗るのも、商業施設に行くのも躊躇する。何とも、鬱陶しいお盆だ。五山送り火は一部点火のみで大文字護摩木奉納は今年も見合わせ。

　大雨の中、桂川の渡月橋や鴨川の三条大橋あたりのライブカメラ映像も水位はそれほどでもないが濁流がすごい。暗い景色のなか観光客はもちろんいない。コロナ対策には良いかもしれないが、経済的にはがっかりなお盆だ

お食事処 まつもと（京都 五条）：お汁がうどん出汁みたいなすましに、常連が押してくる

　口開けを待っていると常連らしいビールを呑んだシルバー（缶を前のかごに入れている）が自転車でやってきて、後ろから早く入れと肩を押された。気分が悪い。

　日替わりは唐揚げで油っこい感じがして、お職のとんかつ定食（800円）にする。おばさんは愛想がよい。今日は味噌汁ではなくうどん出汁のようなすましでこれも暑い夏には良い。満腹になる。

　件の常連は食べ終わって混雑してきても店のスポーツ新聞を読みふける。「常連道」というのがあるとしたら、店で我が物顔をしない、いつものなどよく来ているのを誇示しない、店のことを考え新しいお客に席を譲るなどの配慮だ。

　なお、このコロナの時期、常連に頼る店であっても、常連が大声でお店の人と世間話をするなどは慎むべき「常連道」となろう

電動キックボードを許可するなら道路構造令を変え、自動車の速度制限を落とすのが前提

　電動キックボードの短距離利用や通勤の自転車同様の利用は、混乱を招くと考える。また、パリをはじめ都市内生活道路（基幹道路は除く）での自動車の速度制限（　https://www.asahi.com/articles/ASP792GTBP79UHBI002.html　）がある。

　さらに自家用車の保有率も低下傾向で、都心部マンションの駐車場の空きが目立つ。代替の自動車リースなどは伸びている。

　ドイツの街づくりを見ても（　https://blog.goo.ne.jp/n7yohshima/e/f64720d02d309fdbbb9659e3e5830e1f　）歩道、路側帯、自転車道、自動車道の構成を推奨している。現在、烏丸通の一部などで青いラインの自転車道としているが、実際は路側帯で自動車の駐停車が多いが取締りは見たことがない。（　https://escape.poo.tokyo/parking-car-on-the-bicycle-rane/　　）

　道路構造令を上記に従い変更し、歩道での自転車など禁止と自転車道の整備を図るのが良い。この場合、路側帯の幅を狭めるなど工夫が欲しい。

　なお、生活道路との間（20～30km制限エリア：ゾーン20、30と呼ばれる）との境界にはバンプ・ハンプ（　http://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/tnn/tnn0952pdf/ks095209.pdf　）など物理的な障害を設けるのが欧米では当たり前だ。（　https://thesis.ceri.go.jp/db/files/0005509050.pdf　）

　小手先の道路交通法の改正ではなく、道路法の見直しも必要だ

吉野家 四条東洞院店（京都）：朝牛セットで、朝から沈没

　40代の頃は呑んだ後、有楽町の駅前で牛丼を食べて京葉線の東京駅まで歩いたものだ。

　久々に朝の6時に朝牛セット（並　つゆ抜き）にお新香　459円にする。店内はこざっぱりで、コロナ対策にシールドがある。

　肉が柔らかく、味が濃く、脂も濃い。紅生姜を大量にかける。胃にずしんとくるのはアラカンの歳のせいか。

　紅生姜、お新香、味噌汁の塩分トリオでさらに苦しい。温かいお茶を貰って小休止

　若いころうまいと思ったがいまは無理だ。客層も20～30代が多い。

　あっさり、節道（　https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26032618/　）にすればよかった

パナソニック バリカン ヘアーカッターER-GF81-Sで散髪

　行きつけの梅田の散髪屋に「緊急事態宣言」もあり行けず。髪が伸びて暑苦しい。そこで、バリカンをアマゾンにて5,800円程で購入した。

　アタッチメントが色々、とにかく短いのが一番で荊妻と研究しながら新聞紙をひいてやってみる。簡単に終了、すそも短め、全体にすっきりした。バリカンは洗うのも簡単できれいになる。

　散髪も5,500円＋大阪への阪急（往復800円）を考えると時間も手間も仕上がりも割安だ。毛ぞりが無いがこれは丁寧なレザーで代替としよう。

　髭剃り、鼻毛、バリカンともパナソニックになった

Abats 奥村（京都 五条）：注文の多い店は、常連相手で、コロナ対策はダブル・スタンダード

　入口に「マスクを机に置くな」などの注意書きがある。店主は芳香剤のアレルギーらしく張り紙がある。注文の多い店だ。

　口開けに入る。一番奥。後客で常連がすぐに調理場の前に座り、マスクを外して大声で、女将さんと盛り上がり5分程話している。ちょっと感染が怖いため、出ようかと思っていたら、やっとマスクをかけた。コロナでも会話にはおおらかなようだ。

　しょうがないので着丼を食べ始める。

　冷やしつけ麺Laヴィシソワーズをご飯付きで1,000円、麵を先に、次に豚のひき肉を入れ、最後にカレー粉のかかったご飯を入る食べ方。麵には糸唐辛子とパクチーがひとつ。麵はつるつる太目だが粉のうま味がない。自家製麵のうえまちなどにはるかに及ばない。ヴィシソワーズはまあまあの味で、麵が多く飽きてくる。卓上には胡椒などカスターはない。鶏のチャーシュー2枚は味が無く凡庸。ひき肉を入れると、ひき肉の味と玉葱でどうにか食べ進む。カレーごはんを入れるとジャンクなお味で腹が膨れる。

　食べ終えて口の周りが汚れているのもあり持参のティシュで拭いて、食べ終えた茶碗に入れると女将から「ティシュを入れないで」と大声で言われた。聞くと、注意書きに書いてあるとのこと。これはこちらに非がある。

　しかし、口を拭くなら、マンション入り口のゴミ箱に入れろとのこと（見てみるとマンション住民専用で客は利用できない様子だが）口の周りを拭くティッシュが感染源となるなら、箸やレンゲはもっと危ないと思うが。また、残された廃棄の食材（唾液など感染リスクは高い）にティッシュが混じっても、大きな差異にならないと考えるが。

　どうしても、マスクやティッシュの廃棄にこだわるならなぜ、マスクやゴミ入れを準備しないのだろうか。顧客視線の欠如を感じる。

　味は、そこそこ、もてなしが疑問。常連向けの店で、再訪はない

オリンピック雑感（３）

　8月8日に無事閉幕。コロナの感染者も期間中に急増したが、オリンピックが国際的な感染にはならなかったようだ。

　色々見ごたえがあったが、女性の活躍が目立った。（　https://sports.nhk.or.jp/olympic/sports/medals/athletes/japan　）

　スケート・ボードの少女たちには驚いた。チャレンジの先輩を励ます助け合いでしみじみと良かった。

　自転車女子オムニアムで初の銀メダルの梶原悠未（24歳　筑波大（院））はもっと称賛されるべきだ。次も期待できる自転車の星だ。

　女子レスリング50Kg　須﨑優衣（22歳　早稲田https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A0%88%EF%A8%91%E5%84%AA%E8%A1%A3　）は、なんと伊調（　https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%AA%BF%E9%A6%A8　）が和服でプレゼンターとは驚いた。4試合全てテクニカルフォール勝ち（10点以上差、しかも無失点）と圧倒的強さであり伊調越えの5連覇を狙って欲しい。早稲田の星だ。

　ひこにゃん関連の滋賀の星、大橋悠依（25歳）のW金メダルは史上初でもあり、好感度も高くこれからも多方面に活躍して欲しい。

　さらに、どう見ても登れないような壁が舞台のスポーツ・クライミング女子複合決勝で野中と野口の踏ん張りには目を見張った。女子1500m田中希実（21歳　同志社）も決勝まで進み礼儀正さに感心し今後が期待される。

　卓球の卓球の3人娘の活躍と、男子トリオの要となっていたサングラス（丹羽と張本（素早い水谷への飛びつき）がかいがいしく拭いていた）水谷隼はリーダーシップと伊藤美誠との混合ダブルスの優勝も良かった。

　野球も優勝して良かったが、野球シーズン中であり有名な選手が出場していなかったのは残念。テニスも同じ。開催の意味を問う。女子ソフトボールも楽しめたが、野球との違いなど要点や位置付けが良く分からない。

　有力選手が、テニスやバドミントン、卓球という「ネットもの」などで早々に消えたのも残念だった。

　また、興味のある試合などでTV放映が無い場合はNHKのネットで見られてとても便利だった。TVはほんとにいるのかなと思ったくらいだ。（ラーメン行列の中スマホで見て、大声で盛り上がっていた若いのも見た）

　とまれ、アラカンは猛暑のなか自宅エアコンにて観戦し、感染防止になったのは良かった。

　開会式も閉会式も冗長で見せ場も無く、なんだか良く分からなかった。大竹しのぶはなんなのだ（昔の「にんじん」から歌と踊りがうまくなったが）、録画したが両方消した。CGのMoment Factory（　https://momentfactory.com/home　）の仕掛けは面白かった。

　なお、式辞で長いのは問題だ。團伊玖磨の「パイプのけむり」で「片足で立てる位の時間」と昔読んだ。元アスリートは原稿読み下しが好きらしい。人の目を見て話さないと言葉が伝わらないぞ

　費用がかさみ、人気は落ちて、それでも放映料で元が取れるIOCの仕組み、利権や不正もこれから正すのが将来のためだ。次のパリは都市遺産の活用で安上がりと都市活性化を狙っているようだが。

　オリンピックが終わるとパラリンピックもあるが、興味は政局に。うつろな目ではぐらかす遅刻と棒読み間違いさんはどうなるか