むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

大津城(滋賀県)

2020年01月09日 | 百名城以外の城
大津城おおつじょう
別名
構造湖城(平城)
築城者浅野長政
築城年代1586年(天正14年)
指定史跡
場所大津市浜大津5 地図
城郭検定出題あり

大津城は、織田信長が明知光秀に築かせた坂本城を廃城とし、築かれました。
大津城と坂本城の城下町には共通の町名が存在しており、このことから
坂本城の城下が大津城下に移転していることがわかります。
徳川家康により廃城となると、大津城は解体され、膳所城の部材となり、
天守は彦根城へと移されたと伝わります。



地下駐車場

散策するようであれば、本丸にある地下駐車場が利用できます。
近くには、地下駐車場以外にもパーキング(有料)があるので駐車するには困りません。


城址碑

城址碑は歩道橋の下にあります。
この辺りが本丸になります。


大津城縄張推定復元図

これを見ると城域はすべて近代的な街並で埋め尽くされています。
遺構が残っているとは思えない…。


本丸

本丸から琵琶湖側を見ています。
本丸は琵琶湖に接していて、琵琶湖中に島のように浮かび
現在見えている通路から先の方は琵琶湖の中でした。


二の丸

駅がある方面が二の丸、三の丸と本丸を囲むように
巡っていました。



どちらを向いても、城址っぽい風景は望めないのでただただ
歩道橋の上から周囲を眺めるだけになってしまいました。


伊予丸

伊予丸があった方面を見ています。
伊予丸も堀が巡る独立した曲輪でした。
また、外堀の水を取り込んでいる場所があり、今でも外堀の名残を見ることが出来ます。


かまどベンチ

公園にあった「かまどベンチ」なるもの。
単にかまど型のデザインのベンチだと思いきや、調べてみると本物のかまどでした。
防災用として設置されているようで、災害時にちゃんと機能する仕組みになっているようです。
見た目も良いし、これは良いアイディアですね。


完全に市街地化して、表面には遺構が見えない。
この光景を見ると、城址碑しかないんだろうなあと思っていましたが
市街地を歩きまわると、その地名でここが堀中だったとか
要所には石碑や案内看板があったりもするので、時間があれば古地図を基に
散策してみると良いのかもしれないですね。



北国街道と脇往還―街道が生んだ風景と文化
市立長浜城歴史博物館
市立長浜城歴史博物館

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