【桝形城】ますがたじょう
【別名】砥石城・本城
【構造】山城
【築城者】村上義清
【築城年代】不明
【指定史跡】県指定史跡
【場所】長野県上田市上野 地図
桝形城は、砥石城祉一群のひとつで砥石城・本城・桝形城・米山城で構成され、
全体を砥石城と呼んでいます。
15550年(天文19年)の武田信玄と村上善清の戦いで、信玄の「砥石崩れ」が有名です。
また、時代によって「桝形城」と「本城」の場所の呼び方が入れ替わるのも特徴です。
本城からのつづきです。
本城主郭北の虎口から堀切を横目に桝形城へと向かう道です。
矢竹
矢竹は節が低く節間もまっすぐなところから矢(矢柄)に用いられ、
自然に生えるだけでなく栽培もされる。
この辺一帯に繁っている矢竹も、砥石城内に植えられていたものの名残ではないか、とみられている。
ここに限らず、中世の城跡や城館に矢竹が生えている例は多い。
現地案内板より
黒砂の山で整備されているので歩きやすくはなっていますが、滑りやすいです。
今は紅葉の季節とあってそれだけで目に飛び込んでくる季節感が心地良いです。
この日は山城サミット開催日でもあったため、途中で一行とすれ違いました。
虎口
桝形城の主郭虎口が見えて来ました。
ここは急斜面になっていて、しかも滑りやすいのでロープが設置されています。
主郭
西側には、かなり低くなってしまっていますが土塁が残っています。
砥石城北端の要害(砦)入口から折れ曲がっており、
桝形状になっているところから、この名がおこったものとみられる。
なお、ここが砥石城の最高地点であるところから
ここが「本城」とされていた時期もあった。
真田氏の本拠、真田町の本原・長方面が一望に見渡せる。
現地案内板より
堀切
主郭から更に北端は堀切られて先端は物見状になっています。
土橋
堀切には土橋が架けられています。
馬出
馬出状の小郭があります。
ここでの眺望の良さは馬出というよりは物見のようです。
眺望
眼下には真田町が良く見え、正面には真田の本城が見えます。
金剛寺峠へ
この先には、更に菊畑城があったという説があっるようですが、よくわからないので
道が下へ向って続いていることを確認して、ここで引き返すことにしました。
小郭から見た桝形城の主郭です。
堀切と堀切を渡る土橋が良く見えます。
道中すれ違った方に、「お花ですか?」と聞かれたので、
「いいえ、お城です!」という会話を交わしたのですが、やはり独り歩きのおばちゃんからは
城跡に居ても城を巡っているようには見えないのだろう…。
それでも花というキーワードにふと足元を見ると…花が咲いていました。
しかし、花の名前はまったくわかりません^^;
金黄花
ネットで調べたら、有毒植物!!
きれいでかわいい、山を歩いているとよく見掛ける花のように思えたのですが意外でした。
太郎山系
隣には更に高い山が見えます。
今日はあっちの山にも多くの人が歩いているんだろうなあと尾根に人影が無いかと
目を凝らしてみましたが、見えるはずもなかったのですが
あちらから見たら、こちらを見下ろせる状況だったんだろうなと想像します。
虎口
桝形城主郭の内側から見た虎口です。
大堀切
虎口から大堀切を見下ろしたところです。
かなりの急勾配です。
途中浅くなってしまった堀切を経て、本城へ至る。
久しぶりの山城で、かなり疲れた(この程度で)のですが砥石城だけで
三つの城が一度に見られるお得感のある城跡です。
整備されていて歩きやすいながらも、難所もありで達成感もあって楽しかったです。
でもここでヒーヒー言ってるうちは太郎山系縦走はまだまだ先な気がします(^-^;
いつかは行きますよ…
令和2年10月31日登城
今回の参考本
【別名】砥石城・本城
【構造】山城
【築城者】村上義清
【築城年代】不明
【指定史跡】県指定史跡
【場所】長野県上田市上野 地図
桝形城は、砥石城祉一群のひとつで砥石城・本城・桝形城・米山城で構成され、
全体を砥石城と呼んでいます。
15550年(天文19年)の武田信玄と村上善清の戦いで、信玄の「砥石崩れ」が有名です。
また、時代によって「桝形城」と「本城」の場所の呼び方が入れ替わるのも特徴です。
本城からのつづきです。
本城主郭北の虎口から堀切を横目に桝形城へと向かう道です。
矢竹
矢竹は節が低く節間もまっすぐなところから矢(矢柄)に用いられ、
自然に生えるだけでなく栽培もされる。
この辺一帯に繁っている矢竹も、砥石城内に植えられていたものの名残ではないか、とみられている。
ここに限らず、中世の城跡や城館に矢竹が生えている例は多い。
現地案内板より
黒砂の山で整備されているので歩きやすくはなっていますが、滑りやすいです。
今は紅葉の季節とあってそれだけで目に飛び込んでくる季節感が心地良いです。
この日は山城サミット開催日でもあったため、途中で一行とすれ違いました。
虎口
桝形城の主郭虎口が見えて来ました。
ここは急斜面になっていて、しかも滑りやすいのでロープが設置されています。
主郭
西側には、かなり低くなってしまっていますが土塁が残っています。
砥石城北端の要害(砦)入口から折れ曲がっており、
桝形状になっているところから、この名がおこったものとみられる。
なお、ここが砥石城の最高地点であるところから
ここが「本城」とされていた時期もあった。
真田氏の本拠、真田町の本原・長方面が一望に見渡せる。
現地案内板より
堀切
主郭から更に北端は堀切られて先端は物見状になっています。
土橋
堀切には土橋が架けられています。
馬出
馬出状の小郭があります。
ここでの眺望の良さは馬出というよりは物見のようです。
眺望
眼下には真田町が良く見え、正面には真田の本城が見えます。
金剛寺峠へ
この先には、更に菊畑城があったという説があっるようですが、よくわからないので
道が下へ向って続いていることを確認して、ここで引き返すことにしました。
小郭から見た桝形城の主郭です。
堀切と堀切を渡る土橋が良く見えます。
道中すれ違った方に、「お花ですか?」と聞かれたので、
「いいえ、お城です!」という会話を交わしたのですが、やはり独り歩きのおばちゃんからは
城跡に居ても城を巡っているようには見えないのだろう…。
それでも花というキーワードにふと足元を見ると…花が咲いていました。
しかし、花の名前はまったくわかりません^^;
金黄花
ネットで調べたら、有毒植物!!
きれいでかわいい、山を歩いているとよく見掛ける花のように思えたのですが意外でした。
太郎山系
隣には更に高い山が見えます。
今日はあっちの山にも多くの人が歩いているんだろうなあと尾根に人影が無いかと
目を凝らしてみましたが、見えるはずもなかったのですが
あちらから見たら、こちらを見下ろせる状況だったんだろうなと想像します。
虎口
桝形城主郭の内側から見た虎口です。
大堀切
虎口から大堀切を見下ろしたところです。
かなりの急勾配です。
途中浅くなってしまった堀切を経て、本城へ至る。
久しぶりの山城で、かなり疲れた(この程度で)のですが砥石城だけで
三つの城が一度に見られるお得感のある城跡です。
整備されていて歩きやすいながらも、難所もありで達成感もあって楽しかったです。
でもここでヒーヒー言ってるうちは太郎山系縦走はまだまだ先な気がします(^-^;
いつかは行きますよ…
令和2年10月31日登城
今回の参考本