【猿ヶ京関所】さるがきょうせきしょ
【別名】-
【街道名】三国街道
【設置】1631年(寛永8年)
【廃止】1869年(明治2年)
【指定史跡】県指定史跡
【場所】群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉 地図
三国街道は、佐渡街道とも呼ばれ五街道に次ぐ重要な街道のひとつです。
江戸と佐渡の連絡路にある越後諸大名の参勤交代や旅人の往来、
諸物資の輸送等、交通が頻繁になったことで関所を設けるようになりました。
最初は真田氏が支配していましたが、改易になると公領支配となり、後に
高野・片野・木村・戸部の四氏が代々関守を務めていました。
明治2年正月、明治政府の関所廃止が発令されると猿ヶ京関所も廃止されました。
駐車場
駐車場は無料で関所資料館の隣と裏にあります。
冠木門
駐車場脇からも出入り出来ますが、まずは正面の冠木門をくぐって入ります。
冠木門の脇に、なにやら紙芝居のようなものがあります。(紙ではありません)
これ、おもしろい!
実際に触って読んでみて下さい。
関所跡碑
冠木門から入ると、関所跡碑と案内看板があります。
案内看板
関所の説明が書いてあります。
やる気稲荷
猿ヶ京温泉では神仏へのお願いごとを「おがんしょかけ」といい、街道沿いの地蔵様にお参りをし、
願いが 成就すると地蔵様や神々にお供えをしてお参りをして「おがんしょばたし」をするという風習があります。
関所資料館で「猿ヶ京お願しょめぐりマップ」をもらい、スタンプラリーを楽しむことができます。
その、「おがんしょ巡り」の4番のやる気稲荷がこちらにあります。
関所資料館
趣のある建物の前にやって来ました。
ちなみに、この建物は番所ではなく番所の奥にあった役宅(現存)です。
旧庭園
いよいよ関所資料館へ…と思いきや、庭園が目についてしまったので
先に見に来てしまいました。
こじんまりしていて、中には樹齢約350年の高野槙が植わってました。
駕籠
関所資料館の縁側に展示されているのは、
身分の高い女性が乗る駕籠かと思ったら、庶民が乗る駕籠だそうです。
庶民も駕籠に乗れたんですね。
確かに飾りのないシンプルな造りです。
庭を散策して、それではいよいよ関所資料館の中に入ってみましょう!
玄関
入館料250円支払って、いざ!
物販
玄関を入ってはじめの部屋が茅葺天井の間です。
ここでのお目当て、猿ヶ京城の御城印がありました!
入ってすぐに飛びついたのですが、「慌てず、見学してから買いましょうね」と
旦那に諭され、帰りに買うことに。
古書
博物館にありそうな古書が、ここでは手に取って読むことが出来ます!
えっ?ほんとに触ってもいいのですか?
と聞き返したのですが持ち出しは出来ないが、ここで読むのはOKとのこと。
これにはびっくりです。
やはり、ここは群馬。
中にはこのような本もあります。
奥の間
展示物の撮影もOKです!
食事(メニュー)
天保11年7月18日に、佐渡金山奉行川路三左衛門赴任のため通行した際の食事。
左の膳が夕食、右の膳が朝食です。
北の間
天保13年の大日本道中細見図は、今で言う地図ですかね。
これがなかなか面白いというか興味深いというか。
私だったらこれだけ大雑把だとあっと言う間に迷子になるだろうなあ。
でも、見れば位置は大体合ってるからうんうんと頷けます。
昔の人はこれで旅するのだから方向音痴はいないのかなあと見入ってしまいました。
脇の間
関所の図
この図を見て気が付いたのですが、冠木門は裏門だったのですね。
表門じゃなかった^^;
※冠木門は実際の位置ではない
では、このまま門を出てまっすぐ猿ヶ京城へと行くとするか。
猿ヶ京は馴染があるのに、夜間に訪れることがほとんどなので
関所も城もあったことに気付いてませんでした。
最も、目的が違うことで来ているのでまったく念頭にありませんでした。
明るい時にあらためて訪れてみて、良い堀あるじゃ~んてびっくりした次第です。
御城印ブームに乗って、メリハリのある堀をぜひ見に来て下さいませ。
熱~い温泉もありますよ
令和2年6月20日訪問
【別名】-
【街道名】三国街道
【設置】1631年(寛永8年)
【廃止】1869年(明治2年)
【指定史跡】県指定史跡
【場所】群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉 地図
三国街道は、佐渡街道とも呼ばれ五街道に次ぐ重要な街道のひとつです。
江戸と佐渡の連絡路にある越後諸大名の参勤交代や旅人の往来、
諸物資の輸送等、交通が頻繁になったことで関所を設けるようになりました。
最初は真田氏が支配していましたが、改易になると公領支配となり、後に
高野・片野・木村・戸部の四氏が代々関守を務めていました。
明治2年正月、明治政府の関所廃止が発令されると猿ヶ京関所も廃止されました。
駐車場
駐車場は無料で関所資料館の隣と裏にあります。
冠木門
駐車場脇からも出入り出来ますが、まずは正面の冠木門をくぐって入ります。
冠木門の脇に、なにやら紙芝居のようなものがあります。(紙ではありません)
これ、おもしろい!
実際に触って読んでみて下さい。
関所跡碑
冠木門から入ると、関所跡碑と案内看板があります。
案内看板
関所の説明が書いてあります。
やる気稲荷
猿ヶ京温泉では神仏へのお願いごとを「おがんしょかけ」といい、街道沿いの地蔵様にお参りをし、
願いが 成就すると地蔵様や神々にお供えをしてお参りをして「おがんしょばたし」をするという風習があります。
関所資料館で「猿ヶ京お願しょめぐりマップ」をもらい、スタンプラリーを楽しむことができます。
その、「おがんしょ巡り」の4番のやる気稲荷がこちらにあります。
関所資料館
趣のある建物の前にやって来ました。
ちなみに、この建物は番所ではなく番所の奥にあった役宅(現存)です。
旧庭園
いよいよ関所資料館へ…と思いきや、庭園が目についてしまったので
先に見に来てしまいました。
こじんまりしていて、中には樹齢約350年の高野槙が植わってました。
駕籠
関所資料館の縁側に展示されているのは、
身分の高い女性が乗る駕籠かと思ったら、庶民が乗る駕籠だそうです。
庶民も駕籠に乗れたんですね。
確かに飾りのないシンプルな造りです。
庭を散策して、それではいよいよ関所資料館の中に入ってみましょう!
玄関
入館料250円支払って、いざ!
物販
玄関を入ってはじめの部屋が茅葺天井の間です。
ここでのお目当て、猿ヶ京城の御城印がありました!
入ってすぐに飛びついたのですが、「慌てず、見学してから買いましょうね」と
旦那に諭され、帰りに買うことに。
古書
博物館にありそうな古書が、ここでは手に取って読むことが出来ます!
えっ?ほんとに触ってもいいのですか?
と聞き返したのですが持ち出しは出来ないが、ここで読むのはOKとのこと。
これにはびっくりです。
やはり、ここは群馬。
中にはこのような本もあります。
奥の間
展示物の撮影もOKです!
食事(メニュー)
天保11年7月18日に、佐渡金山奉行川路三左衛門赴任のため通行した際の食事。
左の膳が夕食、右の膳が朝食です。
北の間
天保13年の大日本道中細見図は、今で言う地図ですかね。
これがなかなか面白いというか興味深いというか。
私だったらこれだけ大雑把だとあっと言う間に迷子になるだろうなあ。
でも、見れば位置は大体合ってるからうんうんと頷けます。
昔の人はこれで旅するのだから方向音痴はいないのかなあと見入ってしまいました。
脇の間
関所の図
この図を見て気が付いたのですが、冠木門は裏門だったのですね。
表門じゃなかった^^;
※冠木門は実際の位置ではない
では、このまま門を出てまっすぐ猿ヶ京城へと行くとするか。
猿ヶ京は馴染があるのに、夜間に訪れることがほとんどなので
関所も城もあったことに気付いてませんでした。
最も、目的が違うことで来ているのでまったく念頭にありませんでした。
明るい時にあらためて訪れてみて、良い堀あるじゃ~んてびっくりした次第です。
御城印ブームに乗って、メリハリのある堀をぜひ見に来て下さいませ。
熱~い温泉もありますよ
令和2年6月20日訪問