むぎの城さんぽ

日本100名城&続日本100名城を巡っています。
近頃は山城歩きもエンジョイしてます!

十王山烽火台(群馬県)

2020年07月08日 | 百名城以外の城
十王山烽火台じゅうおうざんのろしだい
別名
構造山城
築城者富岡氏?
築城年代不明
指定史跡
場所富岡市下黒岩136 地図

富岡城は下野国の結城氏が敗戦し富岡で富岡氏を称し隠れていた城ではないかと伝えられています。
富岡氏は後に邑楽郡大泉町の小泉城へ移ったと伝わります。
十王山烽火台は、その富岡城の物見台であったと考えられています。




十王山烽火台北側下の畑です。
車で来る場合は北側の車道か、ここから北東400mにある富岡城方面からの車道に
なりますが、車道はとても狭く、すれ違いは困難な道です。


十王山

ここは、富岡市街地を一望出来る公園となっています。
南側の麓から登山道がありかなりきつい道のりですが、遊歩道になっているので
ここが市街地からの正規の十王山登山道となり、この場所に至ります。


烽火台

尾根の東端にある円墳のような小高い所が十王山です。
頂上には石祠が二座あります。


眺望

春になると桜でいっぱいになり、お花見をしようと人が集まります。



富岡城から尾根伝いに縦走する遊歩道が続いています。
遊歩道として整備されましたが、現在は公園内だけ整備されています。



十王山から西に向い遊歩道を散策しています。



いつも桜の咲く時期にやって来ます。



城山公園西側の高台にやってきました。
実は十王山の烽火台よりも、こちらの方が眺めが良く、平坦面も広いです。


城山頂上

富岡市内が見渡せる展望台になっています。


案内看板

世界遺産「富岡製糸場」の紹介ががっつり紹介されています。
ちなみに富岡製糸場のある場所は富岡陣屋が置かれていた場所です。



自然の地形を生かした堀のようにも思えたのですが…西側につては何の記述もなく
古くからある山道であることしか見えていません。



星川流域と高田川流域を繋ぐ山道のひとつに過ぎないのでしょうか…。



城山公園西の端部までやって来ました。
上から覗くと堀切がされているように見えるので近くまで行ってみようと思います。



尾根は一旦ここで区切られています。
遊歩道の整備がされているのもここまでです。



人の手によって堀切られたようにしか見えないのですが、十王山から西側に関しては触れられていません。
十王山烽火台小幡氏の烽火台の伝承があったことしかわかりません。


桜が咲く時期になると、お弁当を持ってやって来るのですが、南側の麓から歩いた時には
きつかったので、下から歩いたのは一度だけ。
いつもは北側の集落から車で乗り入れるのですが道はとても狭いです。
この日は別のルートからと思い、富岡城のある東方面から畑のある道を軽自動車で
進入してみたのですが、道幅は軽自動車サイズでこんなところは誰も通らないだろうと
油断していたら、地元の地主さん?が藪払いに来たようで行き合うことに。
幸いすれ違いが出来たのですが相手の方も通行する車がいると思わなかったという感じでした。
こちらは車でおすすめ出来るルートではありませんが、富岡城とセットで歩くとすれば
鉄塔から鉄塔を目指す(写真はないですが)今回のルートになるかと思います。


平成26年4月5日登城
平成30年4月1日再登城
令和2年4月4日再登城


今回の参考本



世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産群建築ガイド
クリエーター情報なし
上毛新聞社

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