もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

ホソバナコバイモ

2024年03月13日 | 山野草

菜種梅雨というのか、はっきりしない天気が続いていたが、ようやく日差しが差してきたある日、思い切って出掛けてみた。

 

広島市郊外の長閑な農村地帯でこの神社が目印。

 

やはり背丈10~20センチ程度の小さな植物、車からは確認が難しいので、この目印はありがたい。
立ち入り禁止の紐が張り巡らされていることから、花はまだ残っているようだ。

細花小貝母=ほそばなこばいも=ホソバナコバイモと書くようだ。
漢方では薬草として利用されたいる。

 

神社の境内というと鬱蒼とした森を連想しがちだが、年輪を重ねた杉の大木こそあるものの、ここは全体的に日が差して明るい傾斜地となっている。
この花には絶好の環境が残されていた。

 

釣り鐘型の花は下向きに咲いており、可憐そのもの。

 

ほんのわずかではあるが、このように横向きの花もあった。

 

いずれも乙女の恥じらいの如く俯き加減。

 

一帯全面が立ち入り禁止地域なので、花弁の内側は見ることが出来ず。

 

近くにはフキノトウも・・・

 

何気ない場所に咲く様に見えるが、地域の人方の懸命な保存努力で辛うじて生き残っている。

 

 

広島県では絶滅危惧種Ⅱ類に分類されているそうだ。

 

 

菜の花と同時期に開花すると記憶しておこう。

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