もっちゃんの探歩三昧

歴史探訪や仏像鑑賞、友人との交友をタイムリーに投稿します

京都 広隆寺Ⅱ

2017年11月05日 | 歴史探歩

本殿は「上宮王院太子殿」で入母屋造杮葺なのだろうが、現在は銅板で覆われている。

 

秦河勝(はたのかわかつ)が聖徳太子を祀り建立とあるが、秦氏は絹織物を大陸からもたらしたと伝えられる。

 

太子殿の掲額は「以和為貴」草書文字は読めなくても、聖徳太子となれば想像がつく。
「和を以って 貴っとしとなす」優柔不断なオイラも好きな言葉です。

 

こちらは講堂の掲額で「大悲救世」と書いてあるようだ。字だけ見ているとまったく歯が立たない。。
文字通り「大きな情けが 世の中を助ける」の意味だろう。

 

朝日に苔が輝いて、質素な庭だがしばし足を留めさせる味深さがある。

 

56億7千万年後この世にあらわれて、末法の世界から衆生を救ってくださる弥勒菩薩。
霊宝殿に安置されており何時でも拝観可能。もちろん写真はNG

 

こちらも半跏思惟像(片方の足は地につけている)だが、「泣き弥勒」と言うそうな?

コメント
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