畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

コクシジウム症

2008-05-10 19:50:20 | ニワトリ
5月10日 

朝から降り始めた雨は、午後から雨脚が強まり降り続く。肌寒い。
今日も雛が死んだ。もう10羽を超えた。
今年の雛の成育は順調で、5月に入ると40羽近くが夜に止まり木に止まって寝るようになった。例年より1月近く早いと、連れ合いは喜んでいた。ところが、6日、「コクシが出た。餌食いが悪く、ぼんやりしている鳥が多い」。7日、3羽死ぬ。8日、9日と続き、10羽を超えた。「まだ出そう。明日薬をもらってくる」。
コクシジウム症は平飼の養鶏では付き物。毎年、数羽は死んでいる。腸に寄生する胞子虫類が原因だそうだ。大地から離し、バタリーで飼育するとほとんどひどく感染することは無い。平飼でも、コクシに罹りやすい40日齢頃から、しばらくバタリーで育てるやり方もある。
私たちは、終生平飼を選んでいる。コクシジウム対策は、赤土、クン炭、梅酢などを餌や水に混ぜて与えることで、体力をつけ、罹っても回復し免疫が出来るようにと思っている。
ここ何年かは、数羽の死亡はあったが、ほぼ思いどうりにいっていた。しかし、今年は、一割を越える死亡だ。大打撃だ。薬に頼らざるを得ないのかもしれない。
順調さに油断して、観察にゆるみがあったのか?

借りているハウス  耕し、ネットを張、キュウリ、ツルインゲンを定植。
コメント
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