10月最後の週は,様々な講師の方にご協力いただき,全ての学年で特色ある授業・活動を行いました。
10月25日(月)は,アイヌ文化アドバイザーの門別標さんと,吉村圭一郎さんが,3・5年生にアイヌ文化体験活動を行ってくださいました。
3年生はアイヌ紋様の切り絵,5年生はアイヌの生活を表すペーパークラフトを制作しました。
制作のほかに,たくさんの民具やアイヌの衣装に触れたり,アイヌのことばや歌を教えていただいたりなど,とても盛りだくさんの内容でした。
門別さん・吉村さんのわかりやすい説明と,実際に着物を着せていただくなどの貴重な体験に,3・5年生はみんな目を輝かせていました。
10月26日(火)は地域参観日。町内外からたくさんの方をお呼びして,参観された方も一緒に様々な講座を行いました。
1・2年生は,JAきたいぶき青年部の方10名が来校し,妹背牛町のお米づくりや農業の特色など,クイズを交えて楽しく教えていただきました。
3・5年生は,深川市立病院の助産師である佐藤亜矢子さんを講師に招き,「命の授業」を行いました。
男女の体の違いや,赤ちゃんが生まれる仕組みを図や模型を使って,わかりやすく説明し「かけがえのない命」について考える機会となりました。
4年生は北空知給食センターの栄養士である狩野香織さんを講師に招き,食育学習を行いました。
おやつの正しい食べ方や,箸の持ち方など,日頃の食生活について振り返ることができました。
6年生は,妹背牛町に昔から伝わる「しめ縄作り」の体験学習を行いました。
すげ草から編むという昔ながらのしめ縄の作り方を教えていただいたのは,妹背牛町に在住の進藤恵美子さん・廣澤愛子さん・川村敏子さん。
一緒につくっていただいたおかげで,6年生全員が正月用の立派なしめ縄を完成させ,自宅に持ち帰ることができました。
3~6年生は,情報モラル教室を行い,親子そろってネットの安全な使い方について学習しました。
講師を担当していただいたのは,MAKINO・ITソリューションの牧野修一さん。
ネットの安全な使い方についての講座を開いたり,企業等にITに関する専門的な助言をしたりする方です。
それぞれの講師の方のおかげで,ふだんの授業では体験できない貴重な学びを得ることができました。
学習を進行して下さった全ての講師の方が,口をそろえておっしゃっていただいたことがあります。それは講座を受けた子ども達のことです。
「妹背牛小学校の子ども達は,みんなしっかり話を聞きます。そして,こちらの問いかけに対する反応がとても良いので,教えている私たちも元気をもらいましたし、嬉しくなりました。」
特色ある体験授業を行えただけではなく,素直で元気な妹背牛小学校の子ども達の良さが,色々な方々に伝わったとても良い機会となりました。
これからも授業では,しっかり話を聞き,たくさん自分の考えを発表し,友達と考えを深めることで,さらに学習に対する意欲や自信を深めていきましょう。
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