monmon photo
日頃撮影した写真の記録。鉄道中心に。

個人的な範囲以外での画像の無断使用を禁じます。
 



北斗星撃沈後は、撤収し函館を目指します。下道を行くのも億劫だったので、平日ですが高速を奮発して西へ向かうと、函館には北斗星よりかなり先行して到着していたので函館駅でお見送りすることに。
早朝からの活動で疲れていたことや、翌日の撮影地の賑わいが分からなかったため、函館駅ではまなすを撮る事はせずに、撮影地入りする事にしました。

11時半過ぎに着くと、撮影地入口の駐車スペース先に来ていた車は1台のみ。横のスペースに車を押し込み、周囲は真っ暗で何もわからないのでとにかく明るくなるまで仮眠して過ごします。エンジンをかけなくとも、窓を開けて虫の攻撃にあわなくとも過ごせるちょうど良い気候。あっという間に寝てしまい、周囲が薄明るくなる3時すぎに目が覚めると、車の数が増えていました。

周りが見渡せるようになってきたため、三脚を持って撮影地へ向かいます。明らかに人々が通ったために出来たであろう草分け道を素直に進むと線路に沿った一段高いところに達し、そのまっま線路に沿って進むと、目印の大きな松へ到着。その先のふみ跡がある最前線まで進み三脚を仮置き。昨日北船岡であった撮影者の方から、松の影が線路にのびるので、前へ出た方が良いとアドバイスをもらっていたのです。現地は一番乗りであったため、いろいろ角度を変えながら微調整。そうしているうちに2番手の到着。私がごそごそ動く音で目を覚まして慌てて起きてきたのかもしれません。

場所が確保できると、まだまだ時間があるので車に戻って仮眠。本当は朝食といきたいところでしたが、函館市内での調達を怠り、函館江差道を降りてみたところコンビニなんて全く見当たらず食料到達できぬまま現地に到達して仕舞っていたのでした。昨日のみ残しのお茶で飢えを凌いで、もう少し明るくなるのを待ちます。
日の出の時間をとうに過ぎていますが、空は水平線近くから雲の覆われなかなか明るくなってきません。天気予報通りの展開で今朝の撮影も日差しに恵まれそうにありません。通過する貨物で試し撮りをするため機材のセットにかかります。全パン抜きは自信なく、無難に中パンでセット。前パンを上げてくるため切れないように慎重に構図をセットします。前走りの貨物で試し撮りをしますが、金太郎で前パンを上げない状態では、あまりいい練習台にはなりません。これも春まででここを走らなくなるので貴重なカットになってしまいます。玉突きで新鶴見のPF運用が置き換わるなんて話がありますがどうなのでしょうか。


上下ともダイヤ通りに通過し、カシオペアは定刻に姿を現しました。このストレートの撮影者は前後合せて10名強。天気予報が悪く、カシオペアである事から少なめだったのかもしれません。
結局上げ上げの露出は下げられることなく通過。ザラザラの仕上がりです。
この日先頭に立った20号機の帯は剥げ剥げ…。何とかしてあげられないものなのでしょうか。日本を代表する豪華寝台特急を牽くに当たり、機能面では問題ないのでしょうが、ちょっとどうかと思います。乗っている者には見えないし、夜間・トンネル主体だしなどと言い訳が聞こえてきそうですが、ならなぜHMつけて走るんだ?と逆に返したくなりますね。もう終わりの見えている機関車に最低限のメンテナンスで十分という考えでしょうが、現場のこの列車に対する誇りというか、そういったものが感じられない姿で残念です。
サブ機は白い空が大きく入ってしまいますが、縦構図で撮ってみました。やっぱり横がいいですね。


2015.08.07. 釜谷 - 渡島当別 8009レ
Nikon D700 AiAF NIKKOR ED 80-200/2.8D
Nikon D7200 AiAF NIKKOR ED 80-400/4.5-5.6D

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


« 撃沈!北舟岡... 追いかけて大... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。