ももすけの日記

カラフルな春は花屋の店先に
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

青春18切符③ 湖北

2019年04月16日 17時01分41秒 | 旅行

青春18切符は5枚つづりです。おねいちゃんと2人で2日で4枚を使い、あと1枚残っていました。4月10日までの有効期限でした。

毎日予定がつまっているおかあさん、4月3日と10日が空いていました。10日ぐらいなら琵琶湖の桜も満開かも、と3日は郡山のお城祭りで花見をし、10日はどきどきしながら、18切符を手に電車に乗りました。

天気予報では雨で寒い、とは知っていたのでしたが、あれほどひどい寒さだとは予想できず風邪を引いてダウンしてしまい、いろんな予定をキャンセルしなければなりませんでしたが、でも、思い切って行って良かったと思います。思い切らないと、10日で締め切り、とならないと行けなかったと思います。

この日も10時ごろ大阪を出発、もしかして前回と同じ列車かも?なんていい加減。

湖西線近江塩津から北陸本線に乗り換え、木ノ本下車。バス停はありましたが、行き先もわからず、ちょうど停まってたタクシーに。地方のタクシーの運転手さんって、なんとなく人懐っこい人が多いように思う。石道寺までの途中、見覚えのあるところがいくつもあって懐かしい。

    何年ぶり?もう胸がどきどきしていました。

   この観音さまのお写真を友だちに見せて、「私の好きだった人の恋人なの、だから私の恋敵よ」と言ったら、「すごい恋敵ね!!」と驚愕、蔑み、賞賛、もろもろ混じった答えが返ってきたのでした。それにしても私の恋は50年も続くのに、この観音さまのお綺麗なこと。むしろ、以前お会いしたときよりお綺麗になられたような気がする。そんなことはありえないのだけれど。

しばらく昔の思い出にひたりながら独りの時間を楽しみました。

 お迎えのタクシーで木ノ本駅に向かう途中、あ、ここも来たことある、と木ノ本地蔵で下ろしてもらいました。この運転手さんは地元の人らしくて「木ノ本は北国街道の宿場町でいい町なのですよ」と言っていました。なんか、そういえばこの通りの本屋さんで本を買ってもらった記憶があります。

お地蔵さんにお参りして、歩いて木ノ本駅へ。運よく上りの列車が来て次の高月へはすぐに着きました。高月の駅から渡岸寺までは歩いていけます。駅隣の観光案内所で聞いて歩いていると、向こうから来たおばさんたちに「駅はどっちですか?」と聞かれ、自信を持って教えてあげることができました。方向音痴の私でも。また、車が停まった、と思ったらさっきのタクシーのおじさん、わざわざ窓を開けて「こっちに来たのですね!」と。

    国宝の渡岸寺の十一面観音さまはやはりお美しいでした。が、収蔵庫は私は好きではありません。横からも後ろからもお姿を見ることができるとは言うものの、やはりお堂でなければ手を合わす敬虔な気持ちになれないのです。拝観しているとき、ちょうど横に居合わせた方が思わず私に「まあ、前から見ると感じないのに後ろからだと、こんなにほっそりとしたお腰なさってるのね」と話しかけてこられたことも事実ではありますけれど。

そして高月の駅までもどってきたら、1時間に1本の列車が出たところだったので、来たときに立ち寄った観光案内所で地元の人たちとお話しながら暖かいココアをいただき、しいたけやら手作りの袋物など紙袋いっぱい買って帰りました。

風邪は引いてしまいましたが、恋人の恋人にも会えたし、久しぶりにブログを更新したり、たくさんの写真を整理する時間ができてよかったな、と思っています。

 

 


青春18切符 富山②

2019年04月16日 13時45分59秒 | 旅行

翌日は、また第3セクターで別料金支払うのはばかばかしいので、富山から高山経由にしました。同じホームの反対側からは金沢行きもありましたが。

8時18分を過ぎると午後3時くらいまで高山方面行き(長距離)が無いので少し早起きしました。

JR高山線は単線でディーゼルのようです。    いくつ目かの駅が「越中八尾」でした。高橋治の小説『風の盆恋歌』を読んで以来の憧れの地名でした。最近は有名になって、ものすごくにぎわっているらしいですが、「風の盆」以外のこの日は、駅のホームに人っ子一人いませんでした。なんでも真似したがりのおかあさんはすぐに酔芙蓉の苗木を見つけて植え、いまでは我が家の大木になっています。

この日は曇りでしたが、沿線の景色はのんびりしていて きれいなダムや  満開でよいお天気の日だったらさぞ見事だろうと思う駅を通過していきました。

岐阜ではまた掻き揚げそばのお昼       

大阪に着いて、デパートの入り口で駅弁祭りをしていたので姫路の駅弁を買って帰りました。おとうさんは美味しいと言って食べていました。うふふ。。

 


青春18切符 富山①

2019年04月16日 12時06分33秒 | 旅行

おねいちゃんが、ふと「富山の白えび天丼、って食べてみたい」と言ったので、おかあさんはすぐに、青春18切符で行くのもいいかもと思いつきました。

ケーキやパンをクッキングスクールで焼いては、ときどき家に持って帰ってお泊りするおねいちゃんですが、いつも疲れていてご飯を食べると寝転んでスマホ、はよお風呂に入りなさい、とおかあさんに言われてお風呂からベッド、翌日はお仕事へ、と、顔は見ていてもゆっくり話しもしていません。なので、ずっと乗ってるだけだからいい機会かも、とふたりで行くことに。

 3月29日、天王寺から環状線で大阪駅、待ち時間はこんな風景。

新快速は湖西線経由2時間ほどで敦賀に着きます! 福井は恐竜  

福井から金沢で乗り継いですいすいと予定通り富山には6時前に到着しました。

ところが、です!富山駅の改札で18切符を見せると、「これでは出られません、向こうで支払いしてください」と。そんな馬鹿な、富山はJRじゃない??

 確かに「あいの風 とやま鉄道」と。でも、乗換えでも別の改札を通るわけでもないし、まるで詐欺に会ったような気分、しかたなく別料金を払いましたけど。。

スマホの地図で案内してもらうといつも途中でわからなくなります。駅前すぐのはずのホテルにくるくる大回りして到着して、とにかく白えびを食べに街に出ました。

 まあ、めでたし、めでたし。

 


予約

2019年04月02日 19時49分31秒 | ひとりごと

郷古廉のヴァイオリンが好き。

ルックスも良い、というより、ルックスが好きといったほうが手っ取り早いかも。

去年も今年も兵庫芸文の会員先行予約でもチケットが取れず電話でいうと、キャンセルがでたらお知らせします、とのことだった。

きっとダメだろうと忘れていたのに、なんとさっき電話があった!

なんということ、4月7日は花の文化園のボランティア仲間とお食事会の約束してた。

うわーん、残念!!

彼女たちとは初めての食事会、予約もしてもらっている。

 

思い出した、西武トラベルのとき、奈良の「四季亭」に泊まろうと言い出したのは私だった。友人たちも一度は泊まってみたいと賛成、旅行社の特権で割引もあったし。

そこへ、彼から電話。

「ごめん、デートに」というと友人たちはあっさりと、いいよ。彼女たちはもともと乗り気ではなかったのかと思うほど、あっさり「四季亭」はキャンセルした。

 

何も予定がないとさびしいし、でも、こんなこともある。。