ももすけの日記

カラフルな春は花屋の店先に
ああ面白かったと言って死ねたらいいな

信じる

2022年05月15日 22時13分22秒 | ひとりごと

娘は昨日、5月14日で46歳になった。

夫が地方に出張している間、夫の実家に長男(当時1歳5か月)と2人で帰っていた。

とても良いお天気の暖かい日だった。お昼ごろに陣痛が来て、舅の運転で当時の国立病院に連れて行ってもらった。姑も息子も一緒に、まず病室に入る。

陣痛が始まって、ベッドで痛そうな顔をすると息子は心配して、「ママ、ママ!」と、私の手を握ってくれた、のを覚えている。

彼の出産のときは私の姉が付き添ってくれた。私は母が45歳の時の子供なので、当時75歳、あっ、今の私の年だ!その姉が、娘たちが大きくなり、パートに出るようになって、夫の実家で出産の日を待っていたのだった。長男の時はすでに破水していて、その上微弱陣痛で、かなり長い時間がかかったように思ったが、それでも2,3時間はそれほど長くないと後で知る。その上、最初のことで、どうなるかわからない不安とで余計に長く感じた。その日も、覚悟していたのだったが、病室から分娩室に入ると、先生が「はい、息んで!」

あっという間のお産だった。なんだ、こんなに楽なら、後何人でも産めるわ~!と。

3780gの大きな赤ちゃんだった。その頃は生まれるまで男か女かわからない。女の子が欲しかったから、私は嬉しかった。

あれから46年。

不登校、看護専門学校も介護専門学校も、中退。紆余曲折、未だに。数日前、4年余り勤めた介護の職場をクビになって、まだまだ不安定。

しかし、信じるしかない。

しあわせになってほしいと願う。

生まれてきて良かった、と思ってほしい。