「本当に 愛しているのは・・・」
知らない声が 香苗の 頭の中で、 リフレインしている。
「本当に 私が 愛しているのは・・・。」
何度も聞こえてくる 理由は きっと 将人が 運命の人では ない ということだろう。
食べ物の好みも 違う。
趣味も 違う。
遊び方も 違う。
好きな 音楽も 違う。
好きな 映画のジャンルも 違う。
なんとなく 始まった恋は
なんとなく なりゆきまかせで、
なんとなく 1年半 続いている。
今日は、 会社の帰りに 新宿で、 なんとなく デートの予定だ。
♪そんな香苗が 今日どこへ行こうか
なんとなく 考えながら 食べた お弁当♪
☆サトイモの 煮物
☆ほたての あられ焼き
☆シイタケの 甘辛煮
☆しゅうまいの ベーコン巻
冷凍のしゅうまいを 短めにチンします。
しゅうまいに ベーコンを 巻いて、 フライパンで、かりっと焼きます。
↑ベーコンの 塩けが おいしです。
☆甘い卵焼き
☆トマト
ただ、 将人と 一緒に いる理由は
笑うところが 同じ・・・。
テレビを 見ながら おもしろい と思っていると
将人も 笑っている。
その瞬間が 嬉しいし、
私の 話も ちゃんと 理解してくれている。
これって、 なににも 代えがたいものかもしれない・・・
そう 思いながら、香苗と将司は、
ゲームセンターで、UFOキャッチャーしたあと、 ルミネ・ザ・吉本へ行ったそうです。
「本当 おもしろかったね~
あそこ 笑えたよね~」
笑いのつぼが 一緒って かなり 大事・・・
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