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『さよなら、人類』(映画メモ)

『さよなら、人類』(2014年、ロイ・アンダーソン監督)

シュールで前衛的な映画。

吸血鬼の牙、歯抜けおじさんのお面、笑い袋といった「面白グッズ」を売る2人組の冴えない中年セールスマン、サム(ニルス・ウェストブロム)とヨナタン(ホルガー・アンダーソン)が主人公。

細切れの短い場面が折り重なって編集されているのだが、ストーリーというストーリーはない

強いて言えば「人間の愚かさ」を描いているともいえる。

印象に残ったのは、サムとヨナタンの友情らしきもの。

喧嘩をしては仲直りし、つかず離れずの二人にとって、お互いはかけがえのない存在なのだ。

人生における「親友」の大切さが伝わってきた。



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