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『ビリーブ:未来への大逆転』 (映画メモ)

『ビリーブ:未来への大逆転』 (2018年、ミミ・レダー監督)

男性は働き、女性は家事をする」という考え方が根強かった1960年代の米国。男女同権を訴えるためにハーバード大学(とコロンビア大学)のロースクールで学び弁護士となったルース・ギンズバーグ(フェリシティ・ジョーンズ)の実話。

ちなみに、ロースクール卒業後、ルースは法律事務所に(差別のため)就職できず、(しょうがなく)ロースクールの教授になる

男女同権のきっかけとなる裁判を、税法専門弁護士の夫とともに戦うことになるのだが、裁判所の趣意書(控訴理由を記載して控訴裁判所に提出する書面)はすばらしいのに対し、判事とのやりとりがまるでダメなルース。

なぜか?

それは、裁判の経験がないからである。映画の見どころは、この経験不足をどのようにカバーして裁判に勝つかという点。

正しいだけじゃ勝てない」という言葉が印象に残った。

信念と技術。何かを成し遂げるためには、この2つが必要となることがわかった。










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