前福井県議会議員 さとう正雄 福井県政に喝!

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地元の光陽中学の文化祭。三重県の共産党後援会のみなさんが原発ツアー。原発建設労働者の怖い話。

2011年09月12日 | Weblog
       昨日は地元の光陽中学の文化祭が福井市文化会館で開催されました。体育祭と連続なので、先生や生徒のみなさんも大変でしょうね。スライドの光陽中今昔では時代の変化を感じました。3年生の「みんなへのメッセージ」と2年生の「マイ・ライフ~名づけられた葉」だけしか鑑賞できませんでいたが、3年生のスピーチも、2年生の迫力ある劇と合唱もすばらしかった。

        元原発労働者の取材に同行する予定を変更して、敦賀へ。三重県の前県議の萩原さんを先頭に共産党後援会のみなさん80名が原発ツアー。私もお話しさせていただきました。
20万平米も海を埋め立てた敦賀3,4号機の建設予定地を観て、みなさん驚かれていましたね。
「埋め立て地で大丈夫なのですか」「敦賀市民のみなさんの反対の声はどうなんですか」「知事や市長の態度は」などなど質問されました。

        福島原発事故をうけてなお、福井県や敦賀市は原発増設計画を変えていない、というお話をするとみなさん驚かれます。
三重県では原発建設を阻止してきた歴史があります。三重県知事も「先人が原発をつくらなかったことに感謝したい」と述べたそうです。
いまの私たちの取り組みで、これからさらに数十年の長きにわたって危険な原発を敦賀市民、福井県民に押し付けることをやめさせることは、これから生まれくる世代への私たちの「歴史的使命」ではないでしょうか。

        夜は福井市にもどり地域訪問活動。どこでも原発ゼロ署名が広がります。
訪問先で、「近所の人が敦賀原発1号機の建設工事で働いていた。コンクリートの厚さが決められているが、下請け、孫請け、ひ孫請けと金が削られる中で、規定の厚さでない部分もある、と聞いた。その人は、核が入ったら二度と仕事には行かん、と言って、実際その後の原発の仕事は断っていた」とのお話をお聞きしました。
コンクリート構造物である心臓部が設計通りの強度がないとしたら・・・・・・。恐るべきことです。