なぜ、白米を食べるの？「一物全体の法則」＝「糠」：「米」が人を健「康」に、「白米」：「粕」＝カス
今一度、「一物（いちもつ）全体の法則」を考えてみませんか。
五穀豊穣の実りの秋がやってきました。
五穀の一つが米。日本人の主食になって久しい米です。
魚沼産さんのコシヒカリの新米ほど美味しいものは他にはありません。
まれにしか手に入りませんが、今年も食べてえなぁ・・・。
でも、これは白米の話です。白米を食べるようになった歴史は新しく、日本中がそうなったのは明治になってからで、それまでは雑穀混じりの玄米食でした。これが体に一番良いのですし、米は玄米が理想的です。米の栄養を丸ごと全部いただけるからです。
玄米は、大きく３つに分けられます。外側の糠と胚芽と内側の白米。
栄養の主成分は、一言で言えば、糠に脂肪、胚芽にミネラル、白米に炭水化物ということになります。「糠」は、「米」の中で人を健「康」にしてくれる部分ですし、「白米」は、「粕」の字のとおり、カスでして、カロリーがあるだけで栄養が無いのです。
大昔に漢字を作った人は、栄養学者でもあったのです。
玄米が嫌われるには、糠に特有の臭いです。
加えて、おかしな栄養学者がいて、糠には農薬が凝集されているとか、栄養吸収を阻害する物質があって、白米でなきゃだめだと言います。
たしかに、農薬は白米に比べれば糠に多いですが、食品全体から見れば、野菜より１桁も２桁も少なく、誤差の範囲です。
また、フィチン酸によるミネラル吸収阻害があるようですが、糠に多く含まれる食物繊維によって大量の便が出て、腸内環境が大幅に改善され、その結果、ミネラル吸収が良くなり、かつ、免疫力がアップします。
（ただし、炊飯方法に問題があります。→「玄米VS白米論争」 をご覧ください。）
いずれにしても、食べられる所はその全部を食べなさいという、「一物全体の法則」に従うべきですよね。栄養バランスから、そうなります。
でも、玄米はまずいから食べたくない。そこで、妥協策として、うちでは胚芽米を食べています。これに、麦なり、雑穀を少々混ぜ込みます。白米のような美味しさはありませんが、代わりに香ばしさが出てきて、美味しく食べられます。
それと、炊き方に一工夫いります。少し硬飯に炊き上げて、熱いうちに食べることです。なお、冷やご飯は貯めておいて、チャーハン、カレーライスに使い、臭いを隠すのです。
１０年来こうしたご飯を食べ、胚芽米は近所のスーパーで買っていたのですが、経営者が代わって大手スーパーになったら、残念ながら置いていません。スーパー銀座となっている我が岐南町なのですが、他の４スーパーにもなし。やむを得ず、米屋さんにお願いして配達して頂くことにしました。
胚芽米は素晴らしいと思うのですが、皆さん、あんまり食べていないんですねえ。これじゃ、ミネラル不足になっちゃうのでがねえ・・・
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血圧を気にする年になりまして、検索しておりましたら、
こちらにたどりつきました。
そしたら、ものすごーく、参考になることばかりのブログ。
今後も、参考にさせていただきます。
胚芽米・・生協の胚芽米（胚芽精米）は無洗米ですが、
もちもちして旨いです。
主人が職場の健康診断で「糖尿予備軍」という結果が
出てしまいまして、放っておいたら完全な糖尿病になってしまう。
なってしまったら、カロリー計算やら塩分やら・・と
面倒なことになるので、今のうちに手をうっておかないと・・・ということで、朝食のパン食を改め、ご飯食にし、
また、お弁当を持参するようにしました。
その際に胚芽精米と麦を２：１と「ばくばく」の雑穀を混ぜて炊いております。
お弁当のおかずにもなるように、日頃から「きんぴらごぼう」や切干大根の煮物」や「卯の花」「こんにゃく」など、
とにかく食物繊維の多いおかずを作るようにしています。
因みに、塩分は気にせず、好みの味付けです。
おかげで、ここ2～3年の健康診断での結果は視力以外は「異常無し」でした。
胚芽精米・麦は、かなり効果あるのではないかと思うんです。
恥ずかしい話しですが、私も便通がとても良なり、見とれるくらいの色・形になりました（笑）
今後とも、ご夫婦ともに健康生活をエンジョイなさってください。
できることなら、朝食を抜き、そして昼食もごく軽く済ます、といった食生活になさると、血圧も血糖値も気にしなくてよくなりますよ。