Good Frlend!(motovlog)

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オートバイ、割り切りとトータルバランス。(番外編vol.2674)

2020-04-04 13:22:03 | 日記

オートバイはそもそも「趣味」の領域のものですから、利便性や快適性を優先するものではない気もしますが、

国産「大型SS」などを見ると最近は低速でもトルクを出す方向で、一昔前のモデルより乗りやすくなっています。

これは「一般のユーザーにも乗ってもらいたい」という考えで、間違いないと思います。

逆に、海外メーカーのドゥカティのパニガーレなどは逆に「割り切ってる」感があって、低速をあえて捨ててる設定になっています。

なので、街乗りは運転がかなり大変だけど、高速域はとても速い。

要は速いバイクは高回転域で最高のパフォーマンスを発揮するために、

エンジン特性上、どうしてもその分、低速トルクを殺さざる得ない事になる訳ですが、

国産はそれより「トータルバランス」を優先してるという事です。

もちろん最近の電子制御や、インジェクションの精度がよくなってる事で、

上手い設定を確立してる部分もあります。

まぁ、エンジン特性に特化した話になっていますが、

ボクが言いたいのは、例えばクルマの場合、鼻からスポーツカーとして見たとき、

2人乗りになっても構わないという「割り切り」みたいなものが、ある程度オートバイにあっても仕方ないんじゃないかとう話です。

もちろんトータルバランスも大切で、万能的に乗れるオートバイが優れているとも言えますが、

ボク個人の見解としては、特に「SS」に関して、乗りやすさも重要ですが、もっと割り切っても良いじゃないかって勝手に思う訳です。

ただ、これに関して1台だけ違ってるバイクがあって、今回新しく登場したホンダ「CBR100RR-R」は、しっかり割りきましたねぇ!(笑)

相当、速い様ですし、かなり設定も明確なものなってる感じです。

そもそも、この手のオートバイは販売的に大きな需要は話題ほど見込めません。

鼻から乗る人が限定されがちだからです。

ならば、もっと割り切って「パフォーマンスの高いもの」にしちゃえば良いのにって思うんですよね。

ある意味、試乗して「乗りにくい」と感じられれば、一般人のユーザーは必然的に減る傾向になります。

それは安全性を考えれば、仕方ないと理解し、

サーキットや、レースを意識した方にだけ乗ってもらえれば良いって事です。

それもメーカー側からすれば大きな「割り切り」ですけどね。(笑)



コメント
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