冬場にこんな話題をしても、ちょっと忘れてしまってるケースもありますが、
排気量が上がれば当然、エンジンの熱も大きくなりますよね。
特に「大型バイクあるある」ですが、夏場のツーリングって、最大のネックは「熱さとの戦い」だったりしますしね。(笑)
もちろん、車両それぞれに「ある程度の熱対策」は施せるようになっていますが、
どれ1つ完璧じゃない。
なので、どんなに外が暑くても皮のパンツ、もしくはゴツいズボンをはかなと、どうにも耐えられない状況です。
ボクが乗るビューエル「M2サイクロン」は空冷式で1200ccの排気量があるので、
ネイキッドでありながら、夏は「火傷するんじゃないか」って思うほど「熱い風が足元を攻撃してくる」時があります。
いや、「熱い」を通り越して「痛い」です。(笑)
また、フルカウル系に関してはピンポイントで熱が襲って来たり、
エンジンだけからではなく、フレームが高温になったりして、ニーグリップすら出来ない場合もありますよね。
それ対策としてフレームにカーボンカバーを付けてみたり、
エンジン下に熱が逃げ込むように、ダクトを配置したり、各々の対策を講じてる様です。
しかし、そこまで対策を施しても、やっぱり熱いには熱い…。(笑)
そんな中、ある車両で驚いた経験があります。
それは、新型のカワサキ「ZZR1400」です。
オートバイショップで週末アルバイトしてた時に経験したのですが、真夏にも関わらず、ほとんど熱くない。
修理で入ってきたお客様のオートバイだったのですが、慣らし試乗で近所を10kmほど走ったのですが全然です。
調べて見ると、どうも、アンダーカウルの下から熱風が逃げてる様に設計されてるのか、
身体に熱が襲ってこないんですよね。
とは言え、多少は熱さを感じもするのですが、他の大型フルカウル系に比べれば全く問題ない。
あれは驚きました。(笑)
まあ、そんな例外のオートバイもありますが、基本的にはどれも熱いと考えて間違いないです。
大型フルカウル系は特にそう思います。
設計構造上、仕方ないのかも知れませんが、それでも、あの熱さ…、もう少し何とかならないものでしょうかねぇ!(笑)