今のボクの愛車、ビューエル「M2サイクロン-99年式」についてですが、
魅力は何と言ってもハーレーのエンジンを搭載したヨーロピアンテイストのスポーツバイクであることです。
ハーレーは好きで、それなりに「ワインディングも楽しみたい」って人には持ってこいのオートバイです。
まぁ、いくらハーレーシリーズのなかで、スポーツ仕様ですと言っても、あのアメリカンスタイルである限り、
どうしてもワインディングでの走りは、一般的なスポーツバイクに比べ低い次元で「限界」が来ます。
それに比べれば、ビューエルはエンジン以外かなりスポーツバイクにふられているので、
コーナリング性能に関しては、間違いなくハーレーより優れていると言えます。
ただ、これを行ってしまうと身も蓋もないのですが、とは言え、所詮ハーレーエンジンはハーレーエンジンです。(笑)
大昔からあまり変わらない、V型2気筒OHVで、中間排気量の1.200cc、キャブは何故か2気筒に対してシングル…。
排気量こそ、スポーツスターの「XL」から引用されたビューエルチューンのエンジンですが、
決して高性能ではない。(笑)
とてもじゃないけど、国産の大型SSやネイキッドバイクには、どう足掻いても劣ります。
もちろんそれなりにバンクもしますが、マスの中心化された割りに車体が起き上がろうとする力が強く働き、
アールの長いコーナーがとても苦手です。
また、低速でのトルクが太いのが逆に運転を難しくしてる感もあります。
分かりやすく言えば、スロットル操作が繊細で、上手くキープしていないと車体がギクシャクするんですよね。
振動も激しいですし、加速が唐突なので、気持ちよくスムースに吹け上がらない感じです。
それが理由か、正直、運転が以前より下手になった気さえします。(笑)
まぁ、それだけ言ってしまえば、どんな感じか想像がつくと思うのですが、総評すると高性能じゃないって事です。
ビューエルでもちろんスポーツ走行は可能ですが、限界はとても低いと考えた方がいいです。
ただし、ハーレーよりは確実にマシです、後はどこまでの性能を求めるかは、オーナーになった人次第ですが、
飛ばす事に関して言えば、決して優れているとは言い切れませんが、
独特の「持ち味がある」事は間違いないです。
走りに関してはそんな感じ、良し悪しに関しては、そこの好みが合うかどうか次第って気がしますね!(笑)