現在、日本市場で海外のバイクの中でも「圧倒的に売れてる」のはアメリカ製の「ハーレーダヴィットソン」です。
もう、ここ十数年変わらない人気を博しており、その勢いは他社を寄せ付けないほどです。
とにかく圧倒的なんですよね。(笑)
元々、大型バイクの需要はここから始まったと言ってもいいので、
ある種、必然なのかもしれません。
ここまでハーレーに特化して日本人に人気が高いのは、日本人がアメリカに対して「憧れが強い」ことを表してる気がしますが、
逆にそのアメリカに目を向けると意外にハーレーが、ダントツで売れてる訳ではなく、
ホンダやズズキ、カワサキの売れ行きが好調だったりします。
特に人気が高いのが、1.000ccクラスと600ccクラスの「SS」。
アメリカでは、ハーレーって年配者が乗るものになってて、日本車は若い世代に人気が高いようなんですよね。
中でも黒人系、スパニッシュ系アメリカ人に人気で、
一時期、社会問題にもなった曲芸乗りをするハイウエィー暴走族などにその様子が伺えます。
日本車は高性能で速く、彼らにはもってこいのバイクとなってるようなんですね。
もちろん、ちゃんとした人たちにも人気が高く、普通に街乗りや峠を攻めることを目的としてる人も大勢います。
この結果で、アメリカ人が「バイクの性能を楽しみたい」と考える人が多くいることが分かります。
でも不思議ですよね。
日本人はアメリカ車を好む、そしてアメリカ人は日本車を好む。
もしかすると、それぞれ「外車を好む気質」は同じなのかもしれません。
ただし、日本でハーレーを購入するとなるとアメリカで買うよりとても高額なものになっています。
逆にアメリカでの日本車は、そこそこ安く売られています。
ここは大きく違うところですね。
また、日本車と言っても逆輸入車の場合は直接北米で売られているので、
ハーレーのような「輸入車」という概とは違うこともあります。
とにかく、アメリカ人は日本車を選び、日本人はアメリカ車を選ぶ。
そうゆう現象があることは間違いないんですよね!(笑)