ボクが初めてサーキットを走ったのは、今から「3年半ほど前」のことです。
きっかけは昔のバイク仲間に「なんとなく誘われた」ことから始まりました。
しかし当時、ボクはサーキットを走らせれるようなバイクを持っていなかったので、
最初の1回だけはその友達の乗らなくなったバイク(2010年式-カワサキZX-6R-レーサー仕様)を借りて走りました。
場所は地元にある岡山国際サーキット。
とにかく初めてだったので「走行会の仕組み」がよくわからず、
初めてサーキットを走る初心者のための「マイペース・クラス」にエントリーして走りました。
友達から、力まず最初から飛ばさないようにと注意されていたので、
最初はかなりゆっくり走ったのですが、徐々に血潮が叫び始め、ついつい頑張って走りました。
で、初めてのサーキットの感想はすごく「感動的」だったということです。(笑)
コースの道幅は広く、峠と違いとても走りやすい!ってね。
ただ、周りのバイクに対しての対応がよくわからなくて、とにかく抜くのは難しい。
そうゆうトレーニングって、それまでしたことがなかったですからね。
昔を思い出し峠を走っていた時の感覚で走ったのですが、他のバイクを抜くことはホント難しかったです。
話は続きますが、2回目以降はもう少し「上のクラス」で走り、
その楽しさからすっかりハマってしまい、結局その友達が乗らなくなった「2010年式-カワサキZX-6R-レーサー仕様」を買うことに。
ツナギやヘルメット、グローブから予備パーツまで全て合わせてジャスト50万円。
何も持ってなかったボクにとっては、超お買い得でした。(笑)
「2010年式-カワサキZX-6R-レーサー仕様」が愛車となったので、そこからは思いっきり飛ばして走ることになるのですが、
国際サーキットの最初の壁となるのが、1周のタイムが「2分」を切ること。
なんどもチャレンジして半年ほどでその壁をクリアすることが出来るようになり、
さらに「1分50秒台」を切ることにも成功、でもって「1分30秒台」にまで突入しエキスパートの仲間入りを果たすことに。
ボクも1年ほどでそこまで成長したのですが、一見すごいように思えますが、これはあくまで「走行会でのタイムアタック」です。
混走する状況やバトルとなると話は一変します。(笑)
一発のタイムを出すより、いろんなシチュエーションで、そつなく走り回ることが出来ないといけないんですよね。
本当に上手な人は全てにおいて優れており感心させられます。
ボクにはそれが出来ない訳です。
状況によってタイムはまちまちで、安定しない。
瞬時のことに対応しやすい電子制御の付いたバイクに乗れば多少、解決するかもしれないと言われ、
ボク自身も何とかしたいと考え、2台目に「2015年式-カワサキZX-6R-モリワキステージ2レーサー仕様」を思い切って購入します。
そこからさらに1年ほど頑張ってサーキットに通ったのですが、
結果的にはそれ以上、上達することはありませんでした。(笑)
今年の春になって、ある事情からバイクを売ることになり、ボクのサーキット時代は突然終わりを告げることになります。
まぁ、大きな怪我をしなかったし、年齢も年齢だしちょうど良い引き際だったのかもしれません。
お金もかかりますし、短い期間でしたがしっかり楽しめました。
次、もし行くことがあるとしたら、今度は普段乗ってるバイクでゆっくり走るかもしれません。
本当にサーキットを走ることは楽しいですからね!(笑)