有名な中古バイク販売のユーチュバー「二宮祥平ホワイトベース」さんが、
最近の動画で「80年代の峠族」をかなりデスッていますが、
ボクなんか、そのど真ん中の世代です。(笑)
その動画では「二宮祥平ホワイトベース」さん曰く、
その時代のキチガイ若者ライダーが「今のバイクブームに迷惑をかけてる」みたいな話をしています。
また「昔は良かった」なんて言う自慢話好きなオヤジライダーにも嫌悪感を感じるようで…。
当時の行為が原因となり走れなくなった峠道のことや、今でも乱暴な運転をするオヤジライダーがいることなど、
後に続く世代にとって、いい迷惑だと言っています。
言われている世代のボクとしても、言いたいことはとても分かりますね。(笑)
80年代にあった峠族ブームは、今から考えると異常なものでしたからね。
遊びで命を賭けるなんて、確かにキチガイ行為だったかもしれません。
思えばボクも含めて「速い人が偉くてカッコ良い」ってみんな思ってましたし…。
これは間違いないことで、否定出来ません。
周りの迷惑をかえりみず、自分さえ楽しければ良かったんですよね。(笑)
正直、今でも「良い感じの峠」を走ってると自分を制御することが出来ず危険な走りをすることがあります。
昔ほど限界点を超えてはいませんが、危険な行為に変わりはありません。
また、ボクもよく「昔と今」を比べることもありますし、違う世代にそれを語ることもあります。
いわゆる「昔は良かった」って言うオヤジの自慢話です。(笑)
ボクは「二宮祥平ホワイトベース」さんの言ってる意味を理解したいと思っているので、
反省する部分は大いにあるのですが、
かつてタバコがどこでも吸えて容認されてたように、
今とは違うカタチでバイクも漫画や雑誌で「若い世代に悪影響を与えていた」こともいがめません。
メーカーも2ストレプリカのような、それ用にバイクを開発してた事情もありましたし、
今と違って「どうぞやってください」って感じでしたからね。
結局、当時の若者が悪かったのは、個人の問題だけじゃなくて世情的なものも大きく影響していた気がします。
みんなどこか、悪い何かに洗脳されていたんじゃないかな。
どんな趣味でもそうですが、それがまだ発展途上だとすると、やり方を間違えることはあります。
時間を戻すことが出来ませんが、良くなかったことは良くないと反省し、
今じゃ、ボクもすっかりオヤジですから今後、そんなことをしないように出来るだけ注意する必要はあると思いますね。(笑)