既に名車と呼んでも良いホンダ「CB400SF-スーパーフォア」は、
カワサキ「ゼファー400」から始まった「90年代ネイキッドバイク」で、
水冷式4スト並列4気筒を搭載した貴重なオートバイです。
初代モデルの登場は1992年からで、
現在でも新車で売られている(NC42型)は唯一の「90年代ネイキッドバイク」ですし、
いわゆる「400cc並列4気筒、最後のバイク」なんですよね。
かつてはヤマハやスズキ、カワサキからも多くの同じようなネイキッドバイクが存在していたのですが、
そのほとんどは2007年以降に始まった「新排気ガス規制」をクリアすることなく、
廃盤車となってしまっています。
昔を知るボクら世代からすれば「CB400SF-スーパーフォア」の存在自体が有り難いのですが、
大型バイクが主流の時代にあって、400ccという排気量がなかなか受け入れられにくくなっしまったことで、
人気こそありますが、飛ぶように売れるバイクでもなくなっています。
貴重な名車と言える「CB400SF-スーパーフォア」ですが、
新車はさすがに高く、最高峰モデルともなると400ccクラスでありながら100万円を超えてしまってます。
ここが「最大のネック」となっているようですね。
中古市場ではそこそこ売れているのですが、新車はそんなに売れていないのが実情。
この「CB400SF-スーパーフォア」の最大の特徴は高性能なエンジンで、
NC39型からホンダお得いの「HYPER VTEC」という可変バルブ機構を備えているところです。
このエンジンは本当に性能が高く、
コンピューターの書き換えと排気マフラーの交換だけで、
最高出力が70psあたりまで上げることが可能です。
さらにリミッターカットで最高速も200km近く出るエンジンへと進化させること出来るんですよね。
また足回りも優れており下手なコストパフォ−マンスの大型バイクより性能は上だったります。
400ccという中途半端な排気量を退ければとても優秀なバイクなのですが、
ボク個人のイメージでは、
どうも小柄で小太りの人が乗るとバイクの雰囲気が何となく丸く見えてしまうことです。
単体で見るとカッコイイのですが、人が乗ると丸い固まりのように見える。(笑)
何なんでしょうか?(笑)
あれこれ書きましたが、中型(普通)免許までのライダーにとっては、
優れた1台であり、クラス最高峰と言えるバイクなので、
これからも消えることなく長く売られて欲しいものです!(笑)