Good Frlend!(motovlog)

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オートマで走るホンダ・NC750S。(番外編vol.980)

2016-08-12 09:01:03 | 日記

基本構造としては大型スクーターと言っていいホンダ「NC750S」です。

メーカー資料では「ATモード」で走れ大型バイクとなっていますが、

基本が「AT」で逆に「MTモード」が付いてるスクーターバイクと言えます。

分かりやすく言えば、エンジンやトランスミッションはスクーターなのにバイクのスタイルをした乗り物ですね。

また、とてもシンプルな作りでコストパフォーマンスにも優れており、

ロングツーリングを主体に開発されたバイクでもあります。

走りより乗り心地を重視したサスペンションや、巨大な収納スペース、グリップヒーターなど、

高級なスクーターに標準される装備が備わっており、超ツーリング向きです。

エンジンは水冷式4スト並列2気筒OHC4バルブで排気量が745cc。

最高出力は54psで電子式6段変速(デュアル・クラッチ・トランスミッション)を搭載しており、

電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)との組み合わせです。

ガソリンタンク容量は14リットルで市街地での平均燃費が約28km。

1回の給油で走れる航続距離は約392kmという計算になりますから、

かなり燃費が良いですね。

タイヤサイズはフロント120/70ZR17M/C(58W)、リア160/60ZR17M/C(69W)。

排気量に対して多少パワーは控えめですが、

その分乗りやすく取り回しもラクなものに仕上がっています。

新車価格は基本ベースが690,120円(税込)、ABS付きで740,880円(税込)。

最近では当たり前に100万円を超える車両が多い大型バイクにあって、

ヤマハ「MT-07」同様にお安いです。

2台の素性はかなり違いますが、同じコンセプトのバイクと言えますね。

現在、世界一を誇るホンダといえども、売れないバイクは徐々にカタログ落ちしています。

新しいスタイルを目指して作られたこの「NC750S」ですが、

実際はあまり売れていません。

ビッグスクーターも好きでバイクが好きな人に向けられたバイクですが、

大ヒットにはつながらなかったようです。

需要の多さはどこにあるのか?メーカーとしても模索してることが伺えるのですが、

チャレンジ精神は素晴らしいものがあると思います。

手軽な大型バイクとして、もっと売れてもいいと思うのですがなかなか難しいですね!(笑)







コメント (2)
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