高額で有名なハーレーダヴィットソンのバイク達ですが、
その中にあってお手頃価格で登場したのがこの「ストリート750」です。
新車価格は 国内販売で850,000円(税込)
それまでハーレーの中で一番安かった「883スポーツスター」が1.060.000円(税込)なので、
それを大きく凌ぐ安さということになります。
発売は2015年からで、思惑通り今のことろ日本でもなかなかの売れ具合のようです。
また「ストリート750」の最大特徴としては、とてもコンパクトであること。
車重も230kg以下とハーレにしては軽く女性でもなれれば、すんなり取り回すことが可能です。
また、鼓動や振動が少ない「Revolution X」の水冷式エンジンも気持ち良く加速するもので、
通常のものとは味付けが違う印象のようです。
フォルムは日本人からすれば、やはり「アメリカンスタイル」という感じに見えますが、
ハーレー社としては英国車風「カフェレーサー」というコンセプトのようです。
とにかくこの「ストリート750」が登場した背景には価格の問題がありました。
世間から聞こえてくる「ハーレーは高すぎる!」
これが開発の発端になってるようです。
「883スポーツスター」以上に手頃な価格で売れる「エントリーモデル」が必要になった訳ですね。
ハーレー社は意外と日本というマーケットを重視しています。
アメリカ国内やヨーロッパ圏より売れるからですが、
この「ストリート750」は、小柄な日本人のために作ったと言っても過言じゃないようです。
特に「35歳以上の女性」がターゲットと明確な戦略があり、
その手のユーザーが使い易いバイクという設計がなされているということです。
エンジンは水冷式4スト60度Vツインで排気量は749cc。
最高出力は不明で6速MT、ミクニ製シングルポートフューエルインジェクションとの組み合わせとなっています。
ガソリンタンク容量は13.1リットルで市街地での平均燃費が約18km。
1回の給油で走れる後続距離が約236kmという計算になります。
タイヤサイズはフロント100/80R17、リア140/75R15。
今後はこの「ストリート750」をカスタムする人も増えてくることを見越して、
多くの社外パーツも販売され始めています。
ボクがもしこの「ストリート750」をカスタムするなら、
ぐ〜んとヨーロッパ調のフォルムをしたネイキッドカスタムにしたいです。(笑)
とにかくハーレーにとっての新しい試みですが、今後どうなっていくのか?
楽しみですね!(笑)