緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

感染症に罹る 😢

2021年08月28日 | 健康
感染症と言っても新型コロナウィルスではないです。
腸風邪です。

なぜかお腹の調子が悪くなり、激しい下痢。
いつもの病院に行くと「腸風邪です」と言われてしまいました。
今流行っていて、お盆明けくらいから同じ症状の患者さんが来られるようになったとか。
嘔吐や熱の症状はなく、あるのは腹痛と激しい下痢のみ。
医師によればノロウイルスやロタウィルスによるものではないとのこと。

流行っていると言うくらいだから何処かで感染したのでしょう。
でも何処で?
旅先?
夕食を食べた居酒屋は怪しかった。
でも、近江八幡でも流行っているの? ひょっとして全国的に流行してる?

旅行を除けば、感染するような場所は買い物に行ったスーパーくらいしかないです。
入る時はもちろんアルコール消毒するし、帰ったら手を洗うし・・・。
その合間を縫うようにして感染したとしか思えない。
腸風邪のウィルスの感染力はコロナの比ではないみたいだし。

医師は1週間くらい治らないと言ってたけど、私の場合、腸風邪は長引くことが多いのです。
40代の初めの頃に罹った時は真夏に1カ月以上下痢が続きました。
腸だけでなく胃までザーザーと水が流れるような音が聞こえるようになって、やっと医者に行くと医師は「風邪や」と一言。
クラビットだったか抗生物質を処方されて飲んだら1カ月続いた下痢が1日で治ってしまいました。
細菌性の腸風邪だったんでしょうね。

20年以上経った現在、病院に行っても下痢で抗生剤は処方してくれないです。
抗生剤は処方しないというルールになったみたいです。
でも、もう1週間近いのですが治ってないです。
処方されたのは整腸剤と腸内の水分調整の薬。
徐々に治すしかないみたいです。

家に2種類、1日分づつの抗生剤があるので、試しに飲んでみようかなとも思うのですが、変な飲み方してこじらせても恐いです。
ウィルス性だったら抗生剤は効きません。

ちなみに胃腸風邪の原因がウィルスか細菌か見分ける方法は、ネットによれば、高温多湿の夏場で嘔吐を伴わなければ細菌である可能性が高いみたいです。
だから40代で罹った時、医師は迷わず抗生剤を処方したのでしょうね。
今回も夏場で嘔吐は伴わず、細菌である可能性が高そう。
今回は、1週間経って治っていなければもう一度病院に行き、相談します。


水のある風景を巡る 2日目 近江八幡

2021年08月26日 | 旅行
二日目です。
ホテルを出立して車で向かったのは近江八幡の水郷巡りの船着場。
実を言うと、私は近江八幡の水郷巡りには以前にも行っているのです。

2018年に通っていたカメラ教室の修学旅行で、和船に乗っていました。⇒ここ
あの時は、水郷巡りといっても両側が蔵の古い街並みのお堀を巡るコースでした。
今回はヨシ原を巡るコースで、時間も80分という長いものでした。
コースは色々とあるようです。
どれが良いとも言えませんが、水の上で風に吹かれてノンビリとした気分を味わうのならヨシ原が良いでしょう。

私が座ったのは船の先頭の舳先の近くです。
最初は川のような場所を通ります。


しばらくして横を見るとこんな感じ。


ヨシが群生しています。


小雨が降っていましたが屋根付きの和舟でしたので濡れることはありませんでした。
水面に写り込む風景も楽しみます。








船頭さんからは私たちは珍しい光景を見ていると言われました。
水嵩が高く、ヨシが水に半分くらい隠れているとのことでした。
道理で淀川のヨシと比べ背が低いと思いました。
(この二日後には水嵩が増し過ぎて途中の橋をくぐれなくなり、水郷巡りは休業になっています。)






地面と水面が間近。


和船は私たちの舟一艘だけ。
コロナ禍でなく、観光シーズンだと、右も左も前も後ろも船だらけなんだそうです。
ガイドさんが「この水郷は川なのか池なのか湖の一部なのか」と船頭さんに聞いていましたが船頭さんは無言。
水郷は水郷のようでした。

船の後ろの方にいて櫓を操る船頭さん。



次に訪れたのは草津市立水生植物園みずの森でした。
水辺の植物が集められています。詳しくはココ

まずは睡蓮を楽しみました。











次は蓮、でも蓮の花の季節は終わりかけていました。





大きな池の方に移動してオニバスを見ました。葉にトゲトゲがついていました。


次はオオオニバス。




白いのはオオオニバスの花です。
オオオニバス、葉を上から触ってみましたがブヨブヨした感じのものでした。

次は建物の中に入り、戸外では冬越しできない熱帯睡蓮の見学。











ずっと雨で、ここもあまり人がいませんでした。

この旅の最後は大津市本堅田、浮御堂近くにある季節限定の料亭「余花朗」での遅いランチでした。
「余花朗」は、造り酒屋「浪の音」が経営している料亭で、営業は6月~9月だけ、1日20人しか受け入れていないお店です。(予約必須) 詳しくはココ

私はアルコールはあまり頂けないのですが、このお店は日本酒を美味しく頂くためのお店のようでした。
ただ、滋賀県は蔓延防止措置期間中でしたので今回はアルコールは不可でした。
通常なら、色んな種類の日本酒を少しづつ飲むこともできるようで、左党にはたまらないお店なのかもしれません。

古い趣のある日本家屋で、庭は著名な作庭家である重森三玲の作とか。
テーブル席のお座敷も奥床しいものでした。
写真では分かりにくいのですが、座敷から琵琶湖も少し臨めます。


私たちが頂いたのは鰻御膳でしたが、最初に出てきたのは、やはり酒の肴ぽい料理です。




見ての通り、器も素晴らしいものでした。

鰻と吸い物です。吸い物の具は蜆でした。


お茶漬け。


デザートとコーヒー。


「浪の音」が作っているジンジャーエールも頂きました。


床の間には高浜虚子のお軸。


お店の方がお酒を提供できなかったことを申し訳なく思われて、各人に小瓶1本づつ日本酒のお土産を下さいました。

そんなわけで、お腹も気持ちも満たされました。
この後、近くにある「浪の音」の蔵元に寄り、お酒を買う人もいました。
後は一路大阪方面へ。

2日間、雨に降られましたが、水のある風景を巡る旅はこれで終わりました。


水のある風景を巡る 一日目 米原

2021年08月23日 | 旅行
今、旅行に行くのはもはや非国民のそしりを受けても仕方のない状況ですが、私は行ってきました。

ツアーだったのですが中止になるかと思えば催行でした。
客は一人参加の女性ばかり3人!!

募集は8人で最小催行人数は4人の筈だったのですが、なぜか催行。
ジャンボタクシーでガイドと運転手含めて5人です。

旅行に行く前に旅行社から2度電話がありました。
1度目は、すでにその時点で参加者は3人だったとのことですが、聞かれたのは人数が少ないのでマイクロバスではなくジャンボタクシーでもいいかということ。
2度目は蔓延防止措置で食事にお酒が出せないがそれでもいいかということ。
3人じゃあ今更行かないとも言えない・・・。

通常、ツアーでは大阪の梅田で集合なのですが、今回は自宅の最寄りの私鉄駅までジャンボタクシーが来てくれました。
帰りは自宅にもっと近く、最寄りのバス停まで送ってくれました。
要するに人混みを避けたバブル方式。

で、行き先ですが、水のある風景を求めて滋賀県です。
最初は米原の醒ヶ井宿。
私は全然知らなかったのですが、旅行後、茶道教室で旅行の話をしたところ、4人の内2人が醒ヶ井宿を知っていて、行ったこともあるということでした。

醒ヶ井宿は江戸時代、中山道の宿場町の一つで栄えた場所でした。詳しくはココ
街道に沿って水路があり、その清冽さが古来より名高かったとのこと。
水温も低く、夏ならば町に入っただけで涼気が感じられるのだそうです。
その涼気が今回のツアーの売りだったのですが、雨で気温がそもそも低く、特に涼しさを感じることもなかったです。

傘をさしての撮影で、皆に遅れないように流し撮りのように写真を撮りました。
街道の様子ですが、見ての通り、人っ子一人いません。





水路です。





この水路には梅花藻が群生していて、8月は花が咲いている時期ですが、とにかく連日の雨で水量が多く流れも早い。
ちゃんとした写真は撮れませんでした。




白いのが花です。
この水路には絶滅危惧種の魚、ハリヨ(針魚)も棲んでいますが見ることはできませんでした。

水路脇にはお地蔵さんらしきものも。


街道に沿って歴史的建造物も残されています。
昔の小学校です。




これは昔の郵便局の跡。

建築家、ヴォーリズの設計だそうです。
メンソレータムの近江兄弟社のあのヴォーリズです。
この辺りから近江一帯、ヴォーリズの活躍した場所でヴォーリズ関連の史跡が多いです。

散策の途中、私が拾った了徳寺のお葉付銀杏の実。

葉に実が生っています。
こんなイチョウは稀にあるらしく、了徳寺のイチョウは日本に7本あるお葉付き銀杏の内の1本だそうです。

一回り巡って醒ヶ井駅の駅前にあるレストランで昼ご飯。
私はビワマス丼を注文。

副菜2品と汁物が付いていて、ビワマスがトロトロで、とにかく美味しかった。

このツアー、総勢5人の内、ガイドさんだけワクチン未接種。
未接種の理由は副反応が恐いからだそうです。
旅行業に携わっていてそれはないやろと思いました。
ガイドさん、運転手さんやツアー客から打った方が良いとしきりに言われてました。
よくしたもので、食事中もワクチン打っていない人が一番おしゃべりで不用心でした。

ランチの後は同じ米原市内の山室湿原へ。
醒ヶ井宿と違い、山室湿原を知っている人は少ないみたいです。
ほとんど平地にあって、近くを新幹線が走っています。
辺りは日本の農村という風景。
森の奥に湿原があります。

小さいながらも湿原なのでした。


ここもまた、私たち以外人っ子一人いません。
雨に濡れて歩き辛い木道を慎重に歩いて行きます。








サギソウが咲いていました。


ツルリンドウも。


連日の雨で湿原の水も多いようでした。
きちんと扉を閉め、湿原を後にします。


この日の最後は東近江市の「世界凧博物館東近江大凧会館」でした。
東近江、江戸時代より大凧を揚げる習慣があるらしく、世界の凧を集めた博物館もありました。
これはさすがに水のある風景とは言えません。

百畳の大きさの凧

それ以外にも凧がたくさん。




この後は宿がある近江八幡までバケツをひっくり返したような雨の中、車で移動。

宿はビジネスホテルのABホテル近江八幡で、夕食は提供されません。
どうするんだろうと思っていたらガイドさんは近くの居酒屋を探し出して予約していました。
そういう所だからアルコールもOK
でも若い人向きの雑な居酒屋の料理では食欲はありませんでした。
(蔓延防止措置で当初考えていたそこそこのレベルのレストラン・料亭は休業だったそうです。)

これは肉寿司。一つ食べて十分でした。

ホテルに帰ってテレビを見て、早々と就寝しました。


アガサ・クリスティーとLGBTQ

2021年08月12日 | 話題
スポーツ観戦にあまり興味のない私にとっては、オリンピックがやっと終わってくれましたって感じです(笑)。
ホッとしたと思ったら今度は高校野球。
そして、気が付けば医療崩壊寸前。

オリンピックの話題として興味深かったのは、今回のオリンピックでLGBTという言葉や存在がよく聞かれたこと。
それで思い出したのがイギリスの推理小説家、アガサ・クリスティーのことでした。
といってもアガサ・クリスティーがLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー)の内の何かだったというのではないです。
彼女の作品のことです。

アガサ・クリスティーの小説が、推理小説として世界でも超一級で、すこぶるつきに面白いということは推理小説ファンなら誰でも知っていることだと思います。
ですがここで私が言いたいのは、そういう推理小説としてのアイデアやトリックの話ではなく、アガサ・クリスティーの固定観念や既成概念にとらわれない、むしろそれを覆して利用する発想です。

たとえばアガサ・クリスティーの推理小説の探偵役として有名なのはエルキュール・ポワロとミス・マープル。
両者とも社会の中心にいる人物ではなく周縁に位置している人物です。

例えばポワロはベルギー人という設定です。
イギリス社会だけではなく、外国人はどの国でも不審者として見られがちです。
ポアロは外国人というだけでなく、常にお洒落に気を遣っていて、殆どキザなのに全然カッコよくなく、見た目は滑稽、要するに胡散臭い人物。なのに内実は名探偵というキャラ。

逆にクリスティの作品を読んでいると、犯人の傾向として、それこそ社会の中心にいて欲しいような好感の持てるイケメン男性の場合が多いのです。
この場合、読み手もまた犯人に自然な感じで好感を抱いてしまうところがクリスティの作家として凄いところ。

外国人に話を戻すと、クリスティの推理小説の中でも登場人物の一人が「私は外国人だから、それだけで犯人だと思われてしまう」と話す場面があるのですが、最終的にその人物が犯人でした。
(犯人にそういうセリフを言わせることで、読み手はその人物を犯人候補から外してしまうのですが。)
もちろん、その人物が犯人なのは外国人であることと何の関係もありません。
そんな風にクリスティの作品は巧みに人の先入観や既成概念を利用しつつ壊しています。

ここでクリスティファンにクイズを一つ。
上記 👆 の作品は何でしょう。
ヒントは、あとがきによれば、原題が日本語でいう“くがたち”だそうです。
くがたちとは、古代の裁判で行われていた無罪の人間が自分の無罪を証明する方法ですね。
疑われた人間は熱湯の中に手を入れて、火傷しなければ無罪、火傷したら有罪なわけです。
私は、くがたちは日本の古代だけで行われていたと思っていたのですが、ヨーロッパでも同様のことが行われていて、当然、その英語もあるんだそうです。


もう一人のミス・マープルはいわゆるオールドミスです。
欧米社会の古い価値観での女性の暗黙の序列では、オールドミスは底辺近くに位置付けられてきたそうです。(ミス・マープルものが出版された年代を考えるとオールドミスを蔑む眼差しは社会にまだ強く残っていた筈)
そのような女性を名探偵に位置付けただけでもクリスティは画期的です。

なかでも面白いのはミス・マープルと甥であるレイモンドとの関係です。
手元に本がないので記憶だけで書きますが、レイモンドは確かオックスフォード大学かケンブリッジ大学の出身で、要するにイギリス社会の中ではハイクラスの知識人という設定。
その意識も今でいうリベラルです。
さらに言うと叔母であるミス・マープルに対しても申し分なく愛情深くて絵にかいたような善良な人物です。

ただレイモンドは、自分では進歩的で、既成概念で物事を見ていないと思っているらしいのですが、それが見せかけであることがミス・マープルとのやり取りで読者には明らかにされてしまいます。
たとえばオールドミスであるミス・マープルのことを、同情すべき老人で、古い道徳観に縛られており、性に対して抑圧なビクトリア朝時代の生き残り、当然のように性的なことは何も知らず、その意識も古臭いと思い込んでいること。

中でも1964年に発表された「カリブ海の秘密」の冒頭では、その意識のすれ違いが極端なまでに描かれています。
その作品では、レイモンドは肺炎を患ったミス・マープルにカリブ海で療養するよう計らいます。
(それだけでもレイモンドがどれほど叔母さん思いなのか分かるのですが。)

ミス・マープルはロンドン近郊の農村セント・メアリ・ミードに一人で住んでおり、レイモンドはその村の生活が牧歌的だと思っています。
ですがミス・マープルはお得意の観察力と情報収集力で、その村の住人達が、罪のないものから犯罪的なものまで、都会の知識人であるレイモンドが見たことも聞いたこともないような性的な生活を楽しんでいることを知っているのでした。
むろん、そのことはビクトリア朝の慎み深さから、というより大人の常識で口にだすようなことはしません。

一方レイモンドはミス・マープルが安心してカリブ海に療養に行けるように、ミス・マープルが不在の間、信頼できる友人にミス・マープルの家に住んでもらうことにしているのですが、その友人がクィア(queer )であることは言いません。

クィアというのは、本来の“風変わりな”とか“奇妙な”という意味を離れて、当時のイギリスではおおむね同性愛者を指していました。(注、蔑称です)
そして友人が同性愛者であることをレイモンドが黙っているのは、ビクトリア朝の価値観を生きている(と自分が思いこんでいる)ミス・マープルにそんなことを言ってパニックでも起こされたくないからです。

この2人の意識のすれ違いの凄さ!!

そして、ここで使われたqueerのQこそLGBTQの最後のQの内の一つです。
(LGBTQのQには2つの意味があるのですが、詳しいことは⇒ここ)

私は「カリブ海の秘密」をずいぶん昔に読んだのですが、当時もその冒頭の部分にはちょっとびっくりでした。
ミス・マープルが知っているという村人達の性的な楽しみ・多様性は今のLGBTQのqueerに通底しているわけで、イギリスの田舎ってどんなんやーと思ってしまいます

「カリブ海の秘密」自体は本格ミステリーで冒頭の部分は枕でしかなく、本筋とは関係がない話です。
本筋とは関係ないのに、クリスティがそういったやり取りを書かずにいられなかったのは、もちろんLGBTQにクリスティが今風の理解を持っていたからではなく、当時のイギリスの知識人達に何らかの思うところがあったのではないかと推測します。

意識の上では善良であっても自分達以外の人々を何も知らないし分かっていないと思い込んでいる人達、そういう人達をミス・マープルを通して皮肉ってみたのかもしれないです。
日本でもそういうタイプのリベラルな知識人がいますから。

「カリブ海の秘密」は映像化も幾つか行われていますが、冒頭のやり取りが描かれているかどうかは私は知りません。



整形外科へ

2021年08月06日 | 健康
少し前にお試しで30分フィットネスに行った記事をupしました。⇒ここ
腰痛と足のシビレが酷くなったことを書きましたが、今一つ元の状態に戻らない。
放置していても治らないのかと思い、行きつけの整形外科に行きました。

コロナ禍で、その上酷暑なのに病院はいつも通り混んでました。
人で一杯の待合室で待っていると高齢男性二人の会話が聞こえました。
お互いの症状を言い合っているのですが、二人とも足のシビレが主訴。
片足全体がシビレているらしくて私よりずっと重症。
同病相憐れむ感じ。

先にレントゲンを撮ってもらい、院長先生と対面。
レントゲンを見ての先生の所見では、2013年に撮ったレントゲン写真と比較してもほとんど状態的には変わらないとのことでした。
ただ1カ所、以前に比べてモヤーっと写っている部位はあるとか。
骨の形がはっきり写っていないのは、やはり良くないらしい。
でも、それも大したことなくて、結局ストレッチくらいしか治療としてできることはないらしいのです。

痛みのきっかけとなった30分フィットネスの話もしたのですが、あれで具合が悪くなって受診する患者さんは結構いらっしゃるらしいのです。
先生、悪口はさすがに言いませんでしたが「慎重にせなあかんで慎重にな」と。
私「慎重にしてお試しで行ったんです・・・。(悪くなることもあると)知ってたら行かなかった」

流れ的には引きこもり生活で運動不足に陥り、解消するために30分フィットネスにお試しで行ったのに、それでますます腰の状態が悪化したというところ。
本当はウォーキングでもして筋肉を付ければ良いのですが、この酷暑では外歩きは15分が限度です。

先生「ビタミン剤、鎮痛剤、漢方薬くらいの薬は処方できるが、どうする?」
ビタミン剤はア×ナミンEXプラスを飲んでるというと「それはええな」つまり良い選択とのこと。

私はビタミン剤やサプリのような薬品は飲まないのですが、今回は例外。
確かに倦怠感とかは消えるのです。
昔、知人がQPコー×ゴールドを飲んで、体調は良くなったのですが太ってきたので止めたという話をしていました。
その時、その手の薬は効くんだなと思いましたが、敢えて飲むほどでもないと思いました。
ただ今回は腰痛を治したかったので買って飲んでました。

結局、処方してもらったのは漢方薬の牛車腎気丸エキス顆粒。
これは下半身を温め、下肢痛や腰痛、シビレに効くらしいです。
もう一つは鎮痛消炎剤のセレコキシブ錠。
この薬で、炎症で痛みを起こしている部分を取り敢えず鎮めてしまおうという目論見。

これで痛みとシビレが無くなればいいのですが、薬を飲んでいる間は痛みはきえるのですが、すでに胃の具合が悪くなってます。
それで止めたらどうなるのか。

                    

コロナも相まって、どこへも行くところが無くなったといっても茶道の稽古だけは続いています。


茶道の先生宅のお茶室のお軸。
水冷々風颯々(みずれいれいかぜさつさつ)と書いているそうです。

この言葉も禅語でたいへん清々しい雰囲気なのですが、実際は大汗状態でした。
先生のお宅まで自転車をビュンビュン走らせて10分くらいなのですが、気温は37度くらい。
走っている時はそれほどでもないのですが、自転車を降りた瞬間から汗が吹き出します。
滝のような大汗です。
お茶室はクーラーが効いていますが体のほてりが止まらない。

自分のお点前の順番が回ってきて、皆の前で畏まってお茶を点てていました。
点て終わって下がる時、ギョッとすることに気がつきました。
自分の汗で正座していた場所の畳が、色が変わるほど濡れていたのです。💦💦
ちょうど膝の部分です。

66歳になって初めて気が付きました、私は膝に汗をかく人みたいです。
大汗かきだから汗はよく拭きますが、たいてい首回りで、膝の汗なんて拭いたことなかったです。
次回からはスカートで膝を包み込むようにして座らないといけないみたいです。
かなりみっともないです。

ウォーキングが出来る秋になるのが待ち遠しいです。