緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

庭の植物 最近の雑感

2023年05月30日 | 庭の植物
梅雨に入ったようですが、庭が花盛りです。

何年かぶりで咲いた睡蓮。


梅雨の定番、紫陽花。


デイリリー(ヘメロカリス)。








勝手に繁茂するドクダミ。





家庭園芸の講座で同じ班の人からいただいたイチゴの苗。
育てたら実が生って凄く美味しかった。




ランナーが伸びてきて、うまく育てると来年用の苗が作れそう。
このイチゴ、美味しいから、来年は苗をもっと植えてイチゴをたくさん収穫できたら嬉しい。



          


私が悩んでも仕方ないのだけども、日本の将来が不安です。
今の政治を巡る社会状況、かつてなく無茶苦茶です。

私は男子新体操の情報が欲しくてTwitterをしているのだけど、男子新体操は嫌な気分になるようなツィートは皆無だから良いのです。
ただ私にもその発言が気になるというか、見方が参考になる思想家の方がいて、その人もフォローしているのだけど、それが問題。

その人が何かツィートするとそれに対し悪意と偏見に満ちたツィートが返される・・・。
その人が誰かのツィートをリツイートしても同様。
いわゆるネトウヨのしわざなのですが、読んでいると心を病みそうになります。

目的がそのツィートのテーマを深めるものではなく、しばしば意図的?に事実誤認したまま醜悪な否定を行っているからです。
馬鹿な人はそれを本気にするかもしれない。

実際、その種の言説を好きな人はTwitterがなかった昔からたくさんいたし。
時にはその人の家族まで引っ張り出して「家族もロクなもんじゃない。そういう奴なんだよ、こいつは」みたいな書き方をする。

いわゆるネトウヨの方々のツィートを読んでいると、アンテナを高く広く張って情報や知識を得、その上で物事を深く考える姿勢自体に憎悪の念を持っているのではないかと思わせられます。
背景の理解や事実確認みたいなメンドクサイことはやりたくない、自分の都合の良いように事実を歪曲する。
政治や社会問題についてそれをやっちゃうと日本は限りなく凋落するしかないです。

Twitterみたいなsnsの世界は特殊だと言われればそれまでです。
でも自分の親がいつの間にかYouTubeの陰謀論を信じ込んで、話の通じない別人になっていたなんてことも実際にはあるみたいです。
TwitterもYouTubeも巻き込まれちゃいけないものですね。
私は精神衛生を考えてTwitterは読むのは控えるつもりです。

さて、Twitterって何? と言わんばかりなのが我が家のお猫様。
玄関先の土間でゴロンゴロンは止めてほしいんだけど、ここが気持ちいいんだそうです。









大阪能楽大連吟、無事終了

2023年05月26日 | 謡曲
5月14日、四天王寺五智光院にて、大阪能楽大連吟が開催され、無事終了しました。

今年はコロナの影響もなく、お客様の人数制限もありませんでした。
演目は、最初にプロの能楽師による「清経」後、全員が謡う「高砂」でした。
「清経」は地味で、来てもらった友人が「ウトウトした」と言ってました。
「高砂」の方は迫力あったと思います。

私も3回目だと少しは慣れました。
公演終了後に打ち上げがあるので、洋服で来て四天王寺の中で着物に着替えました。

着物は帯結びだけ手伝ってもらいました。
手伝ってもらったのは、同じ出演者の女性で、髪をきれいにセットした、物腰や話し方が柔らかな、北新地のママさんかなと思うような素敵な女性でした。
帯はいつもの私のとは違う、大きめのふっくらしたお太鼓に結ばれました。

着替えたらランチです。

これこそお茶席の点心にしたら良さそうな上品なお弁当です。
お味は良かったです。

後は控室で時間待ちです。
窓から四天王寺内の庭園が見えました。




井戸が気になります。

本番が終わって、お客様がお帰りになって五智光院で集合写真。


その後はお楽しみの打ち上げです。
皆で阿倍野まで行き、アベノハルカス14階のハワイ料理店で歓談しました。

窓からは大阪の景色が一望できます。

はるか向こうに見えるのは生駒の山々?

お話を伺っていると、皆さん色々と異なる興味と背景をもって大阪能楽大連吟に参加されているみたいです。
私同様、何度目かの参加の人も多くいました。

大阪能楽大連吟、一年の内、半年足らずの稽古と本番。
それでも私にとっては節目のイベントとして意味があります。
来年もまた参加したいです。

緑内障の点眼薬で皮膚アレルギー?

2023年05月23日 | 健康
1年くらい前から右目のまぶたが腫れぼったくなってきて、奥二重も消えた状態でした。
通っている眼科で訴えても「花粉症でしょ」って感じで抗アレルギーの点眼薬を処方されるだけ。

確かに花粉症の季節にはまぶたの腫れがひどくなり、痒みも出るのでそうなのかなと思っていました。
でも点眼薬では痒みは収まるのですが腫れは収まらない。
それに右目だけってなぜ?

ところが最近、左目にも異変が・・・。
目の上下に赤い筋ができて、それが凄く痒いのでした。
それに目の縁も痒くて気持ち悪い。
ここにきて、これは皮膚科に行くべきだなと考えました。

私が考えた可能性はガーデニングで植物か昆虫に接触し、そのアレルギー。
もう一つは緑内障の点眼薬。
でも、緑内障の点眼薬は長く使用しているものなので、今更そんな反応がでるのかなとも・・。
取り敢えず、以前、茶道仲間に教えて貰った皮膚科に行きました。

医師はあっさりと原因は緑内障の点眼薬だと言いました。
緑内障の点眼薬を注していて、私と同じような症状の人はたくさんいらっしゃるのだそうです。
治療法ですが、緑内障の点眼薬を止めるわけにはいきません。
問題は緑内障の点眼薬がまぶたや眼の縁、眼の周囲の皮膚についてしまうことなのだそうです。

それを防ぐにはどうするか、眼の縁なんて、点眼薬が付くことを防ぎようもないではないですか。
しかし先生は方法を教えてくれました。
眼科用のワセリンがあり、目薬を注す前にそれを目の周囲、特に眼の縁に塗るのだそうです。
もちろん目の周囲はベトベトになります。
それでもワセリンは水分をはじくので点眼薬が付くことを防げるのです。

ワセリンは予防策なのですが、現時点のまぶたの腫れや赤み、痒みも治さなくちゃねと言われました。
それで腫れた場所に塗るようにステロイドの軟膏を処方されました。
同時に飲み薬として抗アレルギー剤のセレスタミンが処方されました。
花粉症によく使われる薬です。
効果としてはセレスタミンの方が強いのだそうで、眠くなるので夜飲むように言われました。

結果ですが、治ってしまいました。
1年ぶりくらいで奥二重が戻ってきました。
我ながら長期間よくぞ放置していたものだと思います。

治ったことを2度目の受診時に報告したのですが、ただ気になったこともあります。
ステロイドの軟膏も、セレスタミン(これもステロイドが入っている)も、長期間使用することができない薬なのです。
使用を止めて、症状が戻ったらどうするのかです。

特に右目のまぶたの腫れは、緑内障の点眼薬が原因とも言い切れないのです。
というのも、点眼薬は両目に注していて、むしろ薬の種類としては左目の方が多いのです。
そんな話を医師にすると、医師曰く「可能性として大きいのは基礎化粧品」なのだそうです。
特に洗顔フォーム。

化粧品も右目だけというのは分かりません。
まぶたは皮膚が薄いので一番カブレたりしやすい場所ですが、私の右目のまぶたは特に弱いのか。
取り敢えずは様子見で、また腫れるようなら医師に薦められた基礎化粧品の使用を検討するつもりです。


春日大社の献茶祭に行ってきました。

2023年05月20日 | 茶道
イベントが立て込んで忙しい日々がようやく終わりました。
10日に行ったのが春日大社の献茶祭。

献茶祭というのは、神様にお茶を点てて差し上げるお祭りのこと。
1年に一度のことなのですが、コロナで数年ぶりだったらしい。
その日は順番で表千家の家元が点てられました。

本来ならばこの種のお茶会イベントは、今の茶道の先生の場合、何度でも連れて行ってくれるものだったのですが、ここ数年はコロナですべて中止だったのです。
茶道の先生でも、コロナ関係なく、稽古ばかりでどこにも連れて行ってくれない先生もたくさんおられるみたいです。
私とすれば、元気なうちに見聞を広げたいので声を掛けられるのは大歓迎でした。

その日は朝早くに起きて朝食を食べ、大急ぎで着物に着替え、一緒に行くMちゃんの車に駅前まで同乗させてもらいました。
着物着るの、どんだけ焦ったか。
焦れば焦るほど、上手く着られない
Mちゃんも同様だったらしく、家で大騒ぎしたらしい。

駅前からは大きめの車に乗り換え、途中で一人拾って6人で一路奈良の春日大社へ。
先生の所で茶道を習っている男性が運転してくれたのですが、あまり経験したことないスピードで走りました。

駐車場に車を置き、本殿へと歩きます。

鹿を見るとなぜか興奮するMちゃん。



今回の写真はほぼスマホです。
同行した人とラインで共有したものもあります。
ですからいつもと写真の雰囲気が違うと思います。

春日大社の社殿の中を歩きます。
先生とMちゃんと私。


吊り下げられている金属製の灯籠など、たくさんあるのですが、先生によれば万灯籠の時には、すべてに明かりがともされるそうです。
万灯籠は年に何度かあるので、奈良観光に興味のある人はその時期に行くのもいいかも。

献茶祭では参加者は濃茶を一服、薄茶を二服、それと点心とよばれるお弁当をいただけます。
点心といっても内容は中華料理ではなく、柿の葉寿司でした。
三服のお茶はすべて別の場所でいただきます。
その度ごとにお道具を拝見したり掛け軸やお花を見たり。

もちろんメーンイベントは自分達がいただくお茶ではなく、献茶の儀式です。
私やMちゃんは初めてのことだったので、家元のお点前がよく見えるように一番前に座らされました。
その場面は撮影禁止でしたので写真はありません。
ただNHKが取材に来ていて、奈良のニュースとして家元はもちろんのこと、参加者の私達もアップで写っていました。
(YouTubeで確認しました。💦)

巫女さんの舞もありました。
これは準備中。

これは本番。


三服のお茶をいただく場所がすべて違うので、春日大社の中をずいぶんウロウロしました。
足元が悪く、着物だし、草履だし、おまけに緑内障で地面の遠近感が分からないし、危なっかしいのか「気をつけてくださいね」と何度も声をかけられながら歩きました。

点心は普段であれば建物の中でいただけるそうですが、今回はコロナのせいか持って帰る形になりました。
持って帰るといってもお腹がすくので、そばの万葉植物園の中でいただきました。

本来ならば藤の季節なのですが、今年は暖かくて藤はすべて終わっていました。
あるのはイチハツかアヤメか、よく分かりません。
黄色いのはキショウブ?




いただいた点心、量が多くて、3分の一は持って帰りました。

お天気も良く、良い見聞をさせていただいた一日でした。


キッチンリフォーム終了

2023年05月01日 | 日記
キッチンのリフォームがやっと終わりました。
出来上がった直後の状態。





工事で4日間キッチンが使えず、不便な思いをしました。
まるで震災の時みたいでした。

リフォームをきっかけに食器や鍋、古いタッパー、使わない小物類もずいぶん捨てました。
IHにしたので使えなくなった鍋もあります。
おかげで天井近くの収納部分には入れるものがなくなりました。
細かい収納は100均で収納ケースを買い、片付けていこうと考えています。

写真のキッチンカウンターの上には電子レンジやトースター、炊飯器など置いたので、そんなに広々とはしてません。
でも狭くもありません。

一万円札に羽が生えてずいぶん飛んでいきました。
このキッチン、私が施設に入る、もしくは死ぬまで使うつもりです。

               


先日、大阪能楽大連吟の人達と住吉大社にお参りにいきました。
大連吟では「高砂」が演じられるので、その舞台となる住吉大社に行ったわけです。

以下スマホで撮影。

集合場所です。


謡を奉納し、権禰宜さんの話を聞き、後は皆でチンチン電車に乗りランチへ。

チンチン電車に乗っているとやたら撮り鉄が・・・。

私達が乗った電車、路面電車としては日本で一番古いものだったみたいで、クラウドファンディングで修理代を集め、動かしていたみたい。
で、やたらカメラを向けられました。
私も降りてからスマホで撮りました。

阿倍野まで移動し、ランチをいただきました。
その時、参加者の一人に養蜂をされている人がいて、蜂蜜を4つ持ってきていました。
4つだけなので、くじ引きで蜂蜜が当たることに。
そして、なんと私が一つ当たりました。


この蜂蜜、日本ミツバチの蜂蜜なんだそうです。
日本で流通している蜂蜜はほとんど西洋ミツバチのそれで、日本ミツバチの蜂蜜は貴重みたいです。
パンに塗って食べましたがサッパリとして無茶苦茶美味しかったです。
蓋のラベルの数値は糖度だそうです。

私って、変なところで運が良い。