緑陰茶話   - みどりさんのシニアライフ -

エッセイとフォト

日々の発見と思いのあれこれなど

初夏の花

2020年05月30日 | 庭の植物
6月から様々な場所が解禁になりそうです。
お茶の教室も再開です。
でも密を避けるため、午前と午後に分けるそうです。

新型コロナウイルス、第2波、第3波も避けられそうにありません。
まるで「新世紀エヴァンゲリオン」の“使徒”みたい。
後1,2年はこの不安定な状態に耐えねばならないみたいです。
上手につき合っていくしかないです。

一方、庭はいよいよ初夏の賑やかさです。
植えたわけじゃないドクダミの花盛り。

これも植えたわけじゃないムラサキカタバミ。ムラサキカタバミは勝手に生えて花もきれいだから、庭の手入れをあまりしたくない人は生やして置くと良いと聞いたことがあります。

カラーは今年はこれで終わりみたいです。

茶花のキョウカノコ、綺麗な花を咲かせました。

去年買ったアジサイ、地植えにしたら花を付けました。

サツキツツジと手前はスカシユリ。

咲いたスカシユリ。

デイリリー(ヘメロカリス)。

今年初めて咲いたホタルブクロ。

庭中雑草でぼうぼうなのですが、緑がある方がいいかと放置です。(笑)



芦屋川散策

2020年05月26日 | お出かけ
夙川散策のリベンジで、友人と芦屋川散策にいってきました。
待ち合わせ場所は阪急芦屋川駅の改札を出たところ。

芦屋川駅は阪急神戸線で夙川の次にある駅です。
夙川は西宮市ですが芦屋川は芦屋市です。

芦屋と言えば戦前から芦屋夫人という言葉があるほど、上流で上品なお金持ちの住んでいる街というイメージがあります。
確かに、敷地内にテニスコートが2面あるような超高級住宅街として有名な六麓荘は、芦屋川駅の北東、山手にある街です。
でも、その割には阪急芦屋川駅はパッとしません。
お金持ちは電車を利用しないのか、そもそも芦屋川駅の乗降客が少ないのかもしれません。

駅を出て川まで行くと風見鶏のある建物。
1、2階は商業施設。上はマンションかしら。

この日は南側、海に向かって、芦屋川松風通りを歩きました。
芦屋川周辺は隣の夙川周辺とはまるで雰囲気が異なります。
夙川は河川敷が完全に公園化されていますが、芦屋川は街路樹があるだけで公園化はされていないのです。

川の様子も違います。
上流を臨む風景。山は六甲山脈です。
ちなみに芦屋川駅は六甲山への登山口に繋がっていて、登山客がよく乗り降りします。

夙川は周囲は一見緑豊かですが川は完全に三方護岸で、中洲なんてものもありません。
芦屋川もある程度は護岸されているのですが中洲があり、下流にいくに従い葭もたくさん生えています。

歩いていると、しきりとオオヨシキリの鳴き声が聞こえました。
ギヨシ ギヨシ ギョギョギョギョ って感じで鳴きます。
川の中の葭の中に巣を作っている様子ですが、姿は見ることができません。
姿と声はここで確認⇒ココ

私が少し前に買った野鳥時計ですが、時報にオオヨシキリの鳴き声もあって、声が聞こえると我が家の猫達の様子が変わります。
最初の頃は、すっ飛んで逃げたり・・・( ´艸`)
今も目をまん丸にして警戒態勢です。
我が家の猫達、芦屋川沿いには住めません。

芦屋川沿いに、JR線を越えてしばらく歩くと、とても立派な教会がありました。
カトリック芦屋教会です。

阪神線を越え、さらに歩くと公園があり、そこで持ってきたお弁当を食べました。
平日だったこともあり、人は少なかったです。

さらに海の方へと歩きました。
河口近く。



河口まで行くと、疲れたので帰りは阪急芦屋川駅までバスに乗って帰りました。

芦屋川沿いは夙川に比べるといささか趣きに欠けました。
でもウォーキングとして運動にはなりましたし、初めて歩く道だったので興味津々でした。

夙川散策

2020年05月22日 | お出かけ
まだ兵庫県の解除前のことです。
久しぶりに友人とお弁当を持って西宮市の夙川沿いを歩こうということになりました。

待ち合わせ場所は阪急電車の西宮北口駅構内、時計の上にカリヨンがあるところ。

座って待つことができます。

待ち合わせの時間がきても友人は来ませんでした。
スマホで連絡してみると日を間違えたみたいでした。
私が、ではなく、友人が、です。
その日は私一人で散策することになりました。

久しぶりにゆっくり写真を撮るつもりで南を向いて歩きました。
阪神間は三つの電車が山側から阪急、JR、阪神と並行して走っています。
夙川は川沿いが公園になっていて、桜の名所です。
もちろん今は葉桜。

夙川は閑静な住宅街の中にあって、大きな川ではありません。

川の東側を歩きました。
舗装された道と土のままの道が平行して続きます。

舗装された道はアオシスロードと名付けられていてジョギングする人やウォーキングする人が使います。平日でしたので人出は少なかったです。
私は土の道の方を歩きました。

この場所は、季節が冬から春の初めくらいまでならバードウォッチングを楽しめる場所でもあります。
でも今は大した野鳥はいません。

歩いていると何度も子雀が出てきました。
もちろん違う子雀です。
この子は砂の上でペタンと座っていました。





子雀さん達はまだ人が恐くありません。
だから、ずいぶん近いところまでやってくるのです。

他に目立つのはムクドリくらい。

野の花も咲いてます。

明らかに人工的に植えられた花もありますが少ないです。

こんな道もあったりして。
立派な木。

阪神の香露園の駅です。

お昼になったので一人でお弁当を食べました。

帰りは土の道から離れました。
お地蔵様発見。
これも地蔵堂。
なぜかお地蔵様が多いです。

下流から上流を臨んだところ。
電車はJRです。

川を渡って西側、神戸寄りの河川敷を歩きます。

阪急夙川駅の近くには片鉾池という池があったので、そこに行ってみました。
昔、そこでバンの子を見たことがあったのです。
バンはいませんでしたがアオサギのご夫婦が子育ての真っ最中でした。
アップすると。
抱卵中みたいで、すっかりお母さんお父さんしてました。

阪急の夙川駅です。背後に見えるのは甲山です。

この日の散策はこれで終わり。
夜、友人と電話で、日をきっちり決めて芦屋川沿いを歩こうという話になりました。
というわけで次回は芦屋川散策です。

トリアージされました

2020年05月16日 | 健康
先日のことです。
35年ぶりくらいに38度を超える熱がでました。
私はあまり熱が出ない体質で、平熱が36度台前半、インフルエンザにかかっても37度に届かないことがほとんど。
前に38度を超えたのはアラサーの頃、扁桃腺炎にかかった時でした。

その日は朝から腹痛と頭痛がありました。
それでもスーパーに買い出しに行き、昼食用にお寿司を買ったのですが、お昼にそれを食べても全然美味しくない。
味が分からないわけではなかったのですが、とにかく美味しくない。
胃も痛いのでした。

昼からは下痢したり頭痛やめまいもあって寝ていました。
夕方、起きてフラフラするので熱を計ると38度2分でした。
真っ先に思ったのは『ヒェ~~!! 私、コロナかも』ということ。
思い当たることは何もなかったのですが。
その日はお風呂に入って早い目に寝ました。

翌日、食欲もなく、熱を計ると36度6分、私にしては高い方。
日曜で、いつもなら家中の掃除をするのですが、その日は一日中寝ていました。
でも腹痛、下痢は治まらず。
夜には熱は36度4分、平熱といっていい状態になっていました。

月曜日、熱はさらに下がって36度とか35度9分とか。
どうやら私の最近の平熱に戻ったみたいです。
でも腹痛と下痢、胃痛は相変わらず。
この日は歯医者の予約があったのですがキャンセルしました。

私は亜鉛不足と鉄不足で薬を飲んでいるのですが、その薬が切れかかっていました。
でも、熱があったのに病院に行っていいのか・・・・。
亜鉛や鉄の薬なんて、あわてて飲まなくてもいいんですけどね。

電話もせずに行って、クリニックの窓口で「熱が出て」なんていうと、相手も困るだろうから、とりあえず電話して、行っていいか聞いてみることにしました。
クリニックの返答は、市の相談窓口に電話して普通のクリニックに行って下さいと言われたなら来てくださいとのことでした。
そして市の電話番号も教えてくれました。

ところがその電話が繋がらない。
何十回かけ直しても繋がらない。
時間を空けて掛け直しても繋がらない。
番号を間違えたのかと思いネットで調べました。

すると市のコロナ関係の電話相談の窓口は4つありました。
おおまかには二種に分かれていて、一つはコロナに関係する様々な給付金等の相談を受け付ける電話で、その中で事業者向けと個人向けに分かれています。
もう一方は健康相談の窓口で、それも二つに分かれています。
一つは健康相談でも接触者・帰国者がかける窓口。
そして最後の一つはそれ以外の人向けの健康相談窓口で、私が教えられたのは最後のそれでした。

電話番号は間違っていなかったので、もう一度何十回かかけてみましたが、やはり繋がらない。
困りました。
この調子なら私はコロナ終息まで、いつまでたっても病院を受診することができません。
仕方なく、県の方の帰国者・接触者の相談窓口の電話にかけました。
すると1回ですぐに繋がりました。
私が自分の症状を話すと「胃腸の方の症状が主ですから一般のクリニックに行ってください」ということでした。

そこで翌日クリニックに行ったのですが、トリアージされました。
つまり別室に通されて診療を受けたのです。
帰ってから診療明細をみると、しっかり「院内トリアージ実施料」が徴収されてました。

この場合のトリアージの意味はコレです。
クリニックの中で、移動経路まで明確に分けられていたわけではなかったです。
でも一応、熱のある患者は別対応だったみたいです。
陰圧室ではなく、カーテンで区切られた一角、開いた窓からの風がビュービュー吹き込む場所でした。
新型コロナウイルス対応でオンライン診療とか、厚労省は新規に様々な策を出しているみたいなのです。
一般病院の「院内トリアージ実施料」の可もその一つのようです。

私の病気は感染性の胃腸炎だったみたいで(要するに変なもん食った?)、医師によれば長い人で1週間くらい続くとか。
医師は聴診器で私のお腹を診て「お腹が冷たい。まだ相当にゴロゴロ音がする」と言いました。
「菌がいるのだろうけれど、それがコロナかどうかは分からない」とも。
整腸剤等、胃腸の調子を整える薬をもらって、翌日くらいには治りました。

今回のことで色々と考えました。
なにより市の相談窓口の電話が繋がらないのは酷くないかと。
私の場合、県に電話して繋がったからよかったけれど、真面目に市に電話をかけ続けていれば永久に繋がらなかったかもしれない。

東京の力士の方で、やはり電話をかけても繋がらず、結局悪化して救急車を呼ぶことになり、それも受け入れ先が見つからず・・・。
コロナで亡くなったというよりは、行政のやり方の不備で亡くなったと言えるのではないかと思います。

今時、帰国者とか接触者はあまりいないと思います。
クラスター対策の名残かもしれませんが、そんな区別をせずに相談を受け付けて欲しいし、なにより電話だけで受け付けるというアナログな対応もやめてほしい。
メールでの受付も可にして、その返答を行政の方からほしい。

NHKBSの世界のドキュメンタリーを見ていると、不安な症状が出た人は、他国では連絡はメールでやっています。
メールでのやりとりだと、発症者が電話での連絡を諦めるということもなくなるのに。
日本では電話が繋がらずに諦めて、悪化して救急車を呼んで、救急外来が大変なことになってと、やっていることがバカみたいです。

さらに必要なことは発熱外来の充実です。
新型コロナウイルスでなくても発熱する人はとても多い筈。
できる限り院内感染を防ぎ、一般のクリニックに負担をかけさせない為には、専門の発熱外来は必要不可欠ではないかしら。
東京では医師会が中心になってやっているようですが、兵庫県ではどうなのか。
結局「院内トリアージ」?

正直、私は自分がトリアージされるとは思っていませんでした。
最悪を考えて行動しなくてはならないとは思っていましたが、落ち着いて考えれば単に「お腹壊した」です。
この病気は、幸運にもそうでなければ心配したことを大袈裟なように思われるし、その一方で必要以上に警戒もされるのです。

前に私の友人がクラスターの発生した施設でボランティアをしていたことを書きました。⇒ココ
友人の場合は、それ以前に施設に行かなくなっていたので接触者にも当たらなかったのです。
ところが彼女はもう一つ、障がい者の作業所にもボランティアに行っていました。
その作業所の理事長から彼女に電話があり、作業所には来ないでくれと言われたとの事。
理由はクラスターの発生した施設でボランティアをしていたからです。

友人はとても怒っていて、もうあの作業所には行かないとまで言っていました。
言い方がかなり酷かったらしいのです。
「まるで人をばい菌みたいに言った」らしいです。
来るのなら陰性である証明書を持ってきてくれとも言われたらしいです。
そんなに簡単にPCR検査が受けられないのは誰だって知っていることです。
友人がクラスターの発生した施設に最後に行った時から1カ月以上は経っているのに。

事態はようやく出口が見え始めているのかもしれませんが、今は第2波、第3波に備えなくてはならない時です。
早くアナログにこだわるのは止めていただき、スピード感と合理性、なによりもサイエンスで備えてほしいものです。


物欲シリーズ 第2弾

2020年05月13日 | 買い物
物欲に駆られて買ったシリーズ第2弾です。


衣類スチーマーです。
ハンガーに掛けてシューとして皺をとるアレです。

パナソニックのお店のセールで買いました。
春のセールになるのかな。
いつもなら、近隣のバナソニックのお店が合同の会場を設営してのお買い物になるのですが、今年はそれはなし。
入っていたチラシを見て、いつも買っているパナソニックのお店に電話して買いました。
家の電気が急につかなくなった時とか、来てもらっているお店です。

衣類スチーマー、欲しかったのです。
着物の皺取りに苦労していましたので。
他にもアイロンを出すまでもない、ちょっとした衣類の皺取りにも使えます。

着物、絹だからスチーマーはダメなのでは? と思われそうですが、着物プログを見ていると、パナソニックの衣類スチーマーは使えると書いてありました。
確かにシルクもOKみたい。
ただし、絹の場合、押し付けないで、ハンガーに掛けた状態でないといけないみたい。
このスチーマー自体は通常のアイロンのようにも使えます。


もちろん、面積の大きい布類は普通のアイロンの方が楽です。

試しに古い皺のいった小袋帯で使ってみましたが、まずまず使えそうでした。
(その気になって買われる方は自己責任でお願いしますね。)
不便なところはコードレスではないところ。
相当に電力がいるのかも(笑)。